システムユーザーメール設定

操作手順

1. メール設定を行うには

(1)  【新規に追加する場合】

「一覧表示画面」左側のビューで、メール設定を行うシステムユーザーを選択して、ツールバーの[新規]ボタンをクリックします。

「一覧表示画面」左側のビューで「(すべてのデータ)」を選択した場合は、現在ログオン中のユーザーの設定を行います。

【登録されているメール設定を修正する場合】

修正するシステムユーザー、メール設定を選択し、ツールバーの[詳細]ボタンをクリックします。

  • 「ユーザーレベル」が「一般ユーザー」のシステムユーザーが本処理を起動した場合、システムユーザーの選択はできません。

(2)  「個別表示画面」が表示されますので、「基本設定」タブの以下の項目を入力します。

  • 設定名:全角50(半角100)文字以内で入力します。

  • メールアドレス:宛先になるアドレスを254文字以内で入力します。

    RFC違反メールアドレスは利用できません。

  • 「状態」欄には以下のいずれかが表示されます。

    • (準備中):メール設定はされているがメールアドレスの検証がされていない状態です。「2.メールアドレスを検証するには」の操作を実行してください。

    • (有効):メールを送信できる状態です。

    • (エラー):エラーによりメールが送信できない状態です。

  • 特殊な形式のメールアドレス(RFC違反アドレス)

    • 特殊な形式のメールアドレス(RFC違反アドレス)とは、標準仕様であるRFCで定められている仕様・要件に準拠しないアドレスです。

    • アットマーク(@)より前で、ピリオド ( . ) を先頭や末尾に使っていたり、記号が連続しているとRFC違反アドレスとみなされ、正常にメールが送信できない場合があります。

      • (例1)先頭ドット:.abcd@sample.jp

      • (例2)@直前ドット:abcd.@sample.jp

      • (例3)ドット等の連続記号:ab..cd@sample.jp

    • キャリアのメールアドレス(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@i.softbank.jp等のキャリアメール)が多く該当する場合があります。

(3)  「送信設定」タブの以下の項目を入力します。

  • 「PCAメールサービス」をお使いになる場合、以下の項目は設定不要です。なお、「システムユーザー管理設定」の「PCAメールサービスの使用」を「有効にする」に設定しておくことが必要です。

  • SMTPサーバー

    • サーバー名:SMTPのサーバー名を半角256文字以内で入力します。

    • 接続の保護:接続の保護方法を、ボタンをクリックして「暗号化なし」「SSL/TLS」「STARTTLS」から選択します。

    • ポート番号:「接続の保護」と対応するポート番号が表示されますが、変更も可能です。数字を直接入力するか、ボタンをクリックして入力します。

  • このサーバーは認証が必要:SMTPサーバーへの接続の際に認証が必要な場合に、チェックマークを付けて、以下の項目について、設定を行います。

    • 認証方法:認証方法を、ボタンをクリックして「自動選択」「平文パスワード認証(AUTH PLAIN)」「平文パスワード認証(AUTH LOGIN)」「暗号化パスワード認証(AUTH CRAM-MD5)」から選択します。

    • アカウント名:認証に使用するアカウント名を半角254文字以内で入力します。

    • パスワード:認証に使用するパスワードを半角20文字以内で入力します。

  • 最大同報数:メール1通あたりの宛先の最大数(宛先、CC、BCCの合計)を指定します。上限はサーバーによって異なるため、詳細は管理者にお問い合わせください。

(4)  設定した内容を登録する場合は、ツールバーの[登録]ボタンをクリックします。

入力前の状態に戻す場合は、ツールバーの[入力前]ボタンをクリックします。

(5)  登録を確認する画面が表示されます。登録を実行する場合は、[はい]ボタンをクリックします。実行を中止する場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。

(6)  パスワードを変更した場合は、確認入力画面が表示されますので、新しいパスワードを入力して、[変更]ボタンをクリックします。

 

2. メールアドレスを検証するには

(1)  検証するシステムユーザー、メール設定を選択し、ツールバーの[検証]ボタンをクリックします。

(2)  宛先と送信元が正しいことを確認して、[送信]ボタンをクリックします。

(3)  検証が始まります。検証が正常に終了したら宛先に確認メールが送信されます。

(4)  メールが届いているか確認し、メールに記載されているパスコードを入力して、[次へ]ボタンをクリックします。

  • パスコードの有効期限は送信後30分です。期限切れの場合など確認メールを再送する場合は、[パスコードを再送する]ボタンをクリックします。

(5)  検証完了画面が表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックします。

検証に失敗した場合は、メール設定等が正しいか確認してください。

 

3. メール設定を削除するには

(1)  「一覧表示画面」で削除するシステムユーザー、メール設定を選択するか、削除するメール設定を選択してツールバーの[詳細]ボタンをクリックします。

「一覧表示画面」では、[Ctrl][Shift]キーを使用することで、複数のメール設定を選択することができます。

(2)  ツールバーの[削除]ボタンを選択します。