チェーンストア伝票

チェーンストア伝票の印刷が可能です。

チェーンストア伝票の印刷は『フリーフォーマット』で設計した様式で行います。

以下の様式を初期提供しています。ここにない様式はご自分で設計することになります。

タイプ用、タイプ用1型、OCR用、ターンアラウンド1型/2型/3型

 

  • 『売上じまん/仕入じまん』のお客様

    『売上じまん/仕入じまん』には『フリーフォーマット』機能がありませんので、この機能を使われる場合は以下の事柄に注意してください。

    • 様式の変更はできませんので、PCAが提供する様式のまま印刷することになります。

    • 提供している様式では自社名を印刷できませんので、社名を刷り込んだ用紙をご用意していただくことになります。

1. 印刷までの手順

(1)  得意先マスター

「得意先の登録」で以下の項目を登録します。

社店コード、分類コード、伝票区分、取引先コード、売単価換算

「分類コード」と「伝票区分」は、売上伝票入力時にマスターの内容が初期表示され、訂正することも可能です。「社店コード」と「取引先コード」は、マスターに設定された内容で印字されます。伝票入力では訂正できません。

チェーンストア伝票に印字されるコードは入力したままの内容になります。

例)「652□□□」と入力した場合:前詰めで「652」と印字

「□□□652」と入力した場合:後ろ詰めで「652」と印字

「売単価換算」についての説明は、「売単価について」をご覧ください。

(2)  商品マスター

「商品の登録」で「規格・型番」「色」「サイズ」を登録します。

これらの項目は伝票入力で訂正することもできます。

(3)  得意先別単価マスター

伝票にチェーンストア側の商品コードを印字する場合、「得意先別単価の登録」で、「先方商品コード」を登録します。

  • 伝票の商品コード欄に印字するコードを、自社コードか先方コードかを『フリーフォーマット』の設計時に選択できます。

  • 「得意先別単価マスター」は本来、得意先別の単価を登録するものですが、得意先別の商品コードを設定するためにも使います。

(4)  売上伝票の入力

「分類コード」「伝票区分」をヘッダー部で入力します。

  • 得意先マスターの内容が最初に代入されます。

「規格・型番」「色」「サイズ」「売単価」「売価金額」を明細部で入力します。

  • 売単価には、商品マスターの標準価格が最初に代入されます(訂正可能です)。

 

  • 項目が表示(入力)されていない場合、「設定」-「入力項目の設定」で設定すれば表示できます。

(5)  伝票の印刷

「納品書の発行方法」の「納品書様式」で、『フリーフォーマット』で設計した様式を選択します。

  • 出力項目などの条件は、設計時に行います。

    念のため、一度『フリーフォーマット』で、設計を確認してください。

2. 売単価について

平成16年4月から実施された「消費税総額表示」において、「売単価」の印字方法(税抜価格で印字するか税込価格で印字するか)が、チェーンストア各社で異なります。

この章では上記事項に対する本ソフトの使用方法を説明しています。

  • 文中にある「原単価」とは、チェーンストア伝票における「原単価」のことです。

    『商魂』では「単価」に該当します。粗利益を求めるための「原単価」ではありません。

原単価、売単価の印字パターン

チェーンストア各社の説明では、印字方法が以下の3パターンあります(平成16年4月現在)。

パターン

原単価

売単価

パターンA

税抜

税抜

パターンB

税抜

税込

パターンC

税込

税込

売単価を決定する仕様

(1)  商品マスター

伝票入力時、売単価は商品マスターの標準価格を適用します。

したがって、商品マスターの「税込区分」が[税抜]なら税抜価格、[税込]なら税込価格となります。

(2)  得意先マスター

「税換算」と「売単価換算」によって、「原単価(単価)」と「売単価」を税抜価格・税込価格に換算することができます。

●税換算

税換算

換算方法

0:計算不要

換算しません。

1:税込計算

商品マスターが「税抜」価格なら「税込」価格に換算します。

2:税抜計算

商品マスターが「税込」価格なら「税抜」価格に換算します。

「原単価(単価)」と「売単価」の両方を換算することができます。

ただし、「売単価」は以下に説明する「売単価換算」によってさらに換算方法を変更できます。

 

●売単価換算

以下の選択肢があります。換算方法については「(3)売上伝票の入力」で説明します。

0:単価換算に準ずる

1:税込計算(切捨て)

2:税込計算(切上げ)

3:税込計算(四捨五入)

4:税抜計算(切捨て)

5:税抜計算(切上げ)

6:税抜計算(四捨五入)

(3)  売上伝票の入力

売上伝票入力時、売単価の税込/税抜換算を行います(見積伝票、受注伝票も同様です)。

商品マスターの「税込区分」(単価の持ち方)、得意先マスターの「税換算」「売単価換算」による売単価の換算仕様は以下の表になります。

商品マスター

の税込区分

得意先マスタ

ーの税換算

得意先マスターの売単価換算

単価換算に準ずる (0)

税込計算 (1,2,3)

税抜計算 (4,5,6)

税抜

0:計算不要

そのまま(税抜)

換算(税込)

<*2>

そのまま(税抜)

1:税込計算

換算(税込) <*1>

2:税抜計算

そのまま(税抜)

税込

0:計算不要

そのまま(税込)

そのまま(税込)

換算(税抜)

<*2>

1:税込計算

そのまま(税込)

2:税抜計算

換算(税抜) <*1>

 

  • 「そのまま」とは、換算せずに商品マスターの「標準価格」を「売単価」とします。

    この場合、売単価の小数以下桁数も「標準価格」と同様です。

     

  • 「単価換算に準ずる(0)」の場合、得意先マスターの「税換算」に従って「原単価(単価)」と同様に「売単価」を扱います。

    <*1>:換算する場合、まず消費税を求めその端数処理をしてから売単価を求めます。

    商品マスターの「単価小数桁」に合わせた位まで売単価を求めます。

  • 「税込計算(1,2,3)」「税抜計算(4,5,6)」の場合

    小数以下を端数処理して整数の「売単価」を求めます。<*2>

    税込計算の式:標準価格(税抜)×1.05(税率)して小数以下を端数処理。

    税抜計算の式:標準価格(税込)÷1.05(税率)して小数以下を端数処理。

     

    「売単価」を整数までしか換算しないのは、チェーンストア伝票の印字欄が整数部分しかないためです。また、「そのまま」と「単価換算に準ずる」場合の換算において、単価桁数に合わせた位までを売単価としているのは、チェーンストア伝票以外で売単価をお使いのお客様がいることを考慮しての仕様です。

 

【重要】

売単価の換算を行うのは、伝票入力での商品コード入力時に、商品マスターから単価を取得したときだけです。他の処理・機能でも単価や原価を換算することがありますが、そのときには売単価の換算を行わないことに留意してください。

例)「税区分の変更」で税抜を税込に変更しても売単価の値は変わりません。単価の税込区分を見て売単価も税込として扱いますので、値を変えたいときは伝票入力画面で訂正する必要があります。)

 

運用方法

チェーンストア(得意先)の通達内容により、得意先マスターの「税換算」「売単価換算」を設定して対応します。

  • 商品マスターの単価を税抜のままとするか、税込に設定し直すかはお客様の判断にお任せします。

 

●商品マスターの単価を「税抜」のまま運用する場合

印字パターン

得意先マスターの

税換算

得意先マスターの

売単価換算

 

原単価

売単価

パターンA

税抜

税抜

0:計算不要

単価換算に準ずる(0)

パターンB

税抜

税込

0:計算不要

税込計算(1,2,3)

パターンC

税込

税込

1:税込計算

税込計算(1,2,3)

 

●商品マスターの単価を「税込」に変更して運用する場合

印字パターン

得意先マスターの

税換算

得意先マスターの

売単価換算

 

原単価

売単価

パターンA

税抜

税抜

2:税抜計算

税抜計算(4,5,6)

パターンB

税抜

税込

2:税抜計算

税込計算(1,2,3)

パターンC

税込

税込

0:計算不要

単価換算に準ずる(0)