金額計算時の端数処理
「数量×単価」で売上金額や仕入金額を計算するときの円未満端数処理についての説明です。
見積金額・受注金額・売上金額・原価(商魂)、発注金額・仕入金額(商管)
マスター登録処理で得意先別・仕入先別に設定することができます。
(得意先の登録画面)

得意先マスター、仕入先マスターとも「金額端数」項目で設定します。
0:切捨て、1:切上げ、2:四捨五入
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※ 得意先に請求先が設定されていれば、請求先側で設定します。仕入先も同様に支払先側で設定します。
登録の手間を省く機能として「初期値の設定」があります。マスター登録の「初期設定」画面で、「金額端数」の初期値を登録しておきます。
マスターを追加する際に、この初期値が代入されます。

出荷金額・振替金額・在庫資料の在庫金額(商管)
『商管』の出荷伝票入力での出荷金額、振替伝票入力での振替金額、在庫資料の在庫金額計算では「会社基本情報の登録」で設定した「在庫金額計算時の円未満端数」が使われます。
「数量×原単価」で求められる原価の円未満端数処理は、「会社基本情報の登録」処理の「原価端数」で設定します。

0:得意先の金額端数
得意先マスターに設定された金額端数を使います。
1:主仕入先の金額端数
以下の優先順位で求めた金額端数を使って端数処理します。
(1) 商品の在庫マスターに設定された主仕入先の金額端数。
(2) 商品マスターに設定された主仕入先の金額端数。
(3) 得意先の金額端数。
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※ 『商管』を利用されていない場合、この選択肢はリストに表示されません。
2:切捨て 3:切上げ 4:四捨五入
指定された方法で端数処理します。
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※ 得意先に請求先が設定されていれば、請求先の「金額端数」を使います。仕入先も同様に支払先の「金額端数」を使います。