伝票の保護と入力制限
7. 与信限度チェック
伝票入力時に、入力中の金額を含む売掛残高と与信限度額のチェックを行います。
「会社基本情報の登録」の「与信限度チェック」でチェック方法を指定します。
また、「警告ライン」に数字を入れることで、与信限度額の何パーセントを超えたときに警告画面を表示することもできます。
0:チェックしない |
与信限度額チェックをしません。警告ラインチェックもしません。 |
1:チェックする |
確認画面を表示しますが登録・更新はできます。 |
2:登録・更新できない |
その伝票の登録・更新はできません。 |
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※ 得意先マスターの「与信限度額」を登録していなければこのチェックは行われません。
※ 与信限度額と比較する“残高”は現時点の売掛残高です。受注残高や見積残高は含めていませんのでご留意ください。また、入金伝票の仮受金・前受金も残高の計算に含めていません。
見積伝票入力、受注伝票入力、売上伝票入力(伝区が掛売の伝票のときにチェックします)
以下の処理ではチェックを行っていません。運用面で考慮してください。
売上伝票の自動作成(受注)、売上伝票の自動作成(契約)、汎用データの受入、予約確認と本伝票作成
与信限度チェックの登録時メッセージ
[登録]ボタンがクリックされて、伝票を登録する直前にチェックを行います。
「会社基本情報の登録」で[1:チェックする]と設定されているときは取引限度額等と共に、“売上額が取引限度額を超えました。”とメッセージを表示し続行の判断を促します。[続行]を選択すれば伝票を登録することができます。

[与信限度額]:得意先マスターの内容です。
[売掛残高]:これから登録する伝票の売上高を除いた未収残高です。
[2:登録・更新できない]と設定されているときは、“売上額が取引限度額を超えました。基本情報の設定で制限されていて登録できません。”とメッセージが表示され登録できません。[OK]をクリックすると入力画面に戻ります。