伝票の保護と入力制限
6. 最低利益率割れチェック
『商魂』の伝票入力時に、設定した「最低利益率」を割った伝票をチェックします。
「会社基本情報の登録」の「最低利益率割れチェック」でチェック方法を指定します。
0:チェックしない |
最低利益率割れチェックをしません。 |
1:チェックする |
確認画面を表示しますが登録・更新はできます。 |
2:登録・更新できない |
その伝票の登録・更新はできません。 |
-
※ チェックは伝票合計で行います。
※ 「最低利益率 > 粗利益 ÷ 金額 × 100」の伝票が制限対象になります。
※ 諸雑費の明細しかない伝票は対象外とします。
※ 最低利益率を設定していない場合はこのチェックは行われません。
最低利益率割れチェックは以下の伝票入力で行われます。
見積伝票入力、受注伝票入力、売上伝票入力
以下の処理ではチェックを行っていません。運用面で考慮してください。
売上伝票の自動作成(受注)、売上伝票の自動作成(契約)、汎用データの受入、予約確認と本伝票作成
登録時のメッセージ
[登録]ボタンがクリックされて、伝票を登録する直前にチェックを行います。
「会社基本情報の登録」で[1:チェックする]と設定されているときは、“登録しようとする伝票は、<利益率割れ>となります。登録してもよろしいですか?”とメッセージを表示し続行の判断を促します。[はい]を選択すれば伝票を登録することができます。
[2:登録・更新できない]と設定されているときは、“登録しようとする伝票は、<利益率割れ>となります。基本情報の設定で制限されていて登録できません。”とメッセージが表示され登録できません。[OK]をクリックすると入力画面に戻ります。