システムユーザーの登録

便利な機能

本処理で使用できる便利な機能は以下のとおりです。

1. パスワードレス認証・ワンタイムパスワード認証を設定するには

パスワードレス認証、ワンタイムパスワード認証を使用する場合には、「システムツール」-「パスワードレス認証の有効化」「ワンタイムパスワード認証の有効化」を実行しておく必要があります。

パスワードレス認証設定

(1)  パスワード認証設定の各項目を設定します。

  • 登録済みキー名:登録済みのキー名が表示されます。未登録の場合やキーを変更する場合には、[設定]ボタンをクリックします。

  • 利用区分:「利用する」「利用しない」から選択します。

  • 登録件数:登録済み件数が表示されます。

(2)  [設定]ボタンをクリックすると「パスワードレス認証設定」画面が表示されます。
認証キー名を入力します。同じコンピューター上で複数のPCAソフトを同じシステムユーザーでご利用の場合には、他のソフトで登録済みの認証キーを入力することで同じ認証を使用できます。
Windows Helloがご利用になれない環境の場合には「このコンピューター、OSアカウントではパスワードレス認証を利用しない」にチェックマークを付けます。

(3)  [登録]ボタンをクリックすると、お使いのOSで設定した認証方法(指紋認証・顔認証・PINによる認証)での確認画面が表示されますので、それぞれの方法で確認を行います。

(4)  確認に成功すると、メッセージが表示され、メイン画面に戻ります。

認証アプリケーション設定(ワンタイムパスワード認証)

(1)  認証アプリケーションの各項目を設定します。

  • 利用区分:「利用する」「利用しない」から選択します。

  • 秘密鍵:[自動生成]ボタンをクリックして自動で生成するか[手動で入力]ボタンをクリックして、「秘密鍵の入力」画面で秘密鍵を入力します。
    [自動生成]を推奨しています。[手動で入力]は同じシステムユーザーが複数のシステム領域で同じ設定を行う場合にご使用ください。

(2)  [登録]ボタンをクリックします。

(3)  「コードの確認」画面が表示されますので、認証アプリケーションでQRコードを読み取ります。
→認証アプリケーションに表示された認証コードを入力して、[OK]をクリックします。

(4)   [バックアップコード]ボタンをクリックすると、スマートフォンの紛失などに備えてバックアップコードを出力することができます。「保存先の選択」画面が表示されますので、安全な場所に保存してください。

  • バックアップコードは再生成可能ですが、再生成すると以前出力したバックアップコードは使用できなくなります。

 

新規でスマートフォンやタブレットを購入し、そちらでも認証アプリケーションを使用する場合には、[QRコードの表示]ボタンをクリックすると、QRコードが表示されます。認証アプリケーションでQRコードを読み取って認証設定を進めることができます。

 

2. システムユーザーを一括新規登録するには

以下に記載されていることが可能です。

  • 他の『PCA hyperシリーズ』で登録したシステムユーザーを『債権・債務管理オプション』のシステムユーザーとして登録

  • システムユーザー確認リスト」で作成した汎用データを読み込んでシステムユーザーとして登録

  • 一括登録

(1)  「一覧表示画面」でツールバーの[一括新規]ボタンをクリックします。

(2)  「一括新規登録の入力条件」画面が表示されます。

(3)  入力条件を以下から選択して、[決定]ボタンをクリックします。

  • 直接入力する:システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「独自認証」の場合、ユーザーIDなどを直接入力してシステムユーザーを一括登録します。

  • Windowsユーザーから選択する:システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「OS認証」の場合、ドメインユーザーやコンピュータユーザーを一括登録することができます。
    ドメイン、コンピュータを選択します。

  • 他のシリーズ製品で登録されたユーザーから選択する:他の『PCA hyperシリーズ』で登録されているシステムユーザーを一括登録します。

  • 汎用データから読み込む:汎用データからシステムユーザーを一括登録します。汎用データについて、以下の内容を設定します。

    • ファイルパス:汎用データが存在するフォルダ、ファイル名を指定します。ボタンをクリックして、ファイルが存在するフォルダを参照することもできます。

    • データ形式:汎用データの項目ごとの区切り文字を「1:カンマ区切り(CSV形式)」「2:タブ区切り」から選択します。

    • 文字コード:汎用データの文字コードを「0:自動判定」「1:Shift-JIS」「2:Unicode(UTF-16)」「3:Unicode(UTF-8)」から選択します。

(4)  「一括新規登録」画面が表示されますので、各項目を入力します。

手順(3)  で「直接入力する」以外を選択した場合は、その内容が表示されますので、必要に応じて内容を修正します。

(5)  登録するユーザーの「登録」欄にチェックマークを付けて、[一括登録]ボタンをクリックします。

(6)  一括登録を確認する画面が表示されますので、実行する場合は、[はい]ボタンをクリックします。

中止する場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。

(7)  システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「独自認証」の場合で、手順(3)  で「直接入力」「汎用データから読み込む」を選択すると、パスワードが自動作成されます。
「パスワード一覧ファイルの保存先の選択」画面が表示されますので、フォルダとファイル名を指定して、[保存]ボタンをクリックします。

  • この場合、一括登録したユーザーで『債権・債務管理オプション』にログオンする際は、自動作成されたパスワードの入力が必要になりますので、パスワードを確認しておいてください。
    ログオンすると、パスワードを変更する必要があります。

(8)  一括登録完了の画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

 

一括登録時にエラーが発生した場合は、「一括新規登録」画面の[結果ログ]ボタンでその内容を確認することができます。

3. Windowsユーザーを検索するには

ドメインユーザーやコンピュータユーザーを検索してシステムユーザーとして登録することができます。

(1)  「ユーザーID」欄の[Windowsユーザー検索]ボタンをクリックします。

(2)  「ドメインまたはコンピュータユーザーの選択」画面が表示されますので、画面上部でドメインかコンピュータを選択します。

(3)  選択したドメイン、コンピュータに登録されているユーザーが表示されますので、システムユーザーとして登録するユーザーを選択して、[設定]ボタンをクリックします。

(4)  ユーザー名等を設定し、ツールバーの[登録]ボタンをクリックします。