PCA AIエージェント利用ガイド【PCA Arch 財務経理】
『PCA Arch 財務経理 スタンダード』または『PCA Arch 財務経理 エンタープライズ』をご契約されている場合に、以下のデータを元にしたデータ活用をご利用いただけます。
2026 年 9 月現在、以下の 3 つのデータ取得に対応しています。
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年次予算実績比較表の集計データ
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部門別予算実績比較表の集計データ
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予算分析表の集計データ
業種別会計基準の場合は、ご利用いただけません。
実行権限
実行するには、以下を満たしている必要があります。
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『PCA Arch 財務経理』のご利用を開始している(システム領域・データ領域の作成が完了している)
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PCA Arch ポータルにログインしているユーザーが、『PCA Arch 財務経理』に、PCA ID 連携されたシステムユーザーとして登録されている
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実行したいデータ領域に領域ユーザーとして登録されている
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『PCA Arch 財務経理』の実行したいデータ領域の「セキュリティ」-「処理レベルの設定」で、取得したいデータに権限が付与されている
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年次予算実績比較表の集計データ:「予算実績」-「年次予算実績比較表」の「起動」権限が必要
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部門別予算実績比較表の集計データ:「予算実績」-「部門別予算実績比較表」の「起動」権限が必要
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予算分析表の集計データ:「予算実績」-「予算分析表」の「起動」権限が必要
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部門別予算実績比較表の集計データを取得したい場合は、実行したいデータ領域の「前準備」-「会社基本情報の登録」で「部門管理」に「全科目」または「損益計算書科目」が設定されている
前準備
PCA AIエージェント機能を利用する際の、実行対象となるデータ領域をあらかじめ設定しておくことができます。
設定しておくことで、AIアシスタントのチャットウィンドウでデータ領域を都度指定することなく実行できます。
操作対象のデータ領域が一定期間変わらない場合は、事前に設定しておくことをおすすめします。
実行対象となるデータ領域は、以下の手順で設定することができます。
(1) AIアシスタントのチャットウィンドウ左下部のグリッドボタンをクリックし、連携アプリ設定を開くボタンをクリックすると、設定メニューの「連携アプリ設定」画面に遷移します。
(2) 設定メニューの「連携アプリ設定」のPCAクラウドで、対象製品の操作対象のデータ領域をドロップダウンリストから選択します。 エラーメッセージが表示され、選択できない場合は、上記 実行権限 の条件を満たしているかをご確認ください。
データ領域名が表示されたら設定完了です。
実際には、ご利用中のPCAクラウド製品が表示されます。
(3) 設定後、AIアシスタントのチャットウィンドウ左下部のグリッドボタンをクリックすると、操作対象のデータ領域を確認することができます。
実際には、ご契約中のPCAクラウド製品が表示されます。
既定のデータ領域を選択することで、チャットウィンドウでデータ領域を都度指定することなく実行できるようになります。
既定以外のデータ領域に対して実行することも可能です。
その場合は、チャットウィンドウにデータ領域名(例:P20V01C999ACC0001、P20V01C999SACC0001)を明示的に指定して実行してください。 当期 や 前期、5期 のような指示はできません。
データ領域名を指定する必要があります。
ご利用可能な連携アプリ設定の確認についてはこちら
例)
P20V01C999ACC0001 の年次予算実績比較表を集計して
P20V01C999SACC0001 の予算分析表を分析して
集計条件
PCA AIエージェントからのデータの取得では、以下の集計条件に対応しています。
年次予算実績比較表
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項目名 |
内容 |
未指定の場合の初期値 |
プロンプト例 |
備考 |
|---|---|---|---|---|
|
開始仕訳区分 |
月初仕訳 |
月初仕訳 |
年次予算実績を月初仕訳から決算整理仕訳3で集計して |
終了仕訳区分より後の仕訳区分を指定した場合、正しく集計できません。 |
|
終了仕訳区分 |
月初仕訳 |
決算整理仕訳3 |
年次予算実績を月初仕訳から決算整理仕訳3で集計して |
開始仕訳区分より前の仕訳区分を指定した場合、正しく集計できません。 |
|
管理仕訳区分 |
管理仕訳1~管理仕訳10 |
財務 |
年次予算実績を管理仕訳1~管理仕訳3で集計して |
「財務」は固定で指定不要です。 |
|
予算区分 |
予算1~予算30 |
予算1 |
年次予算実績を予算2で集計して |
予算区分は名称を変更できますが、集計条件として対応していません。 |
|
部門または部門グループ |
コードまたは名称 |
指定なし |
東京本社と大阪支店の年次予算実績を比較して |
部門グループをコードで指定する場合、先頭に * を付加してください。 |
|
試算表パターン |
試算表パターン名 |
登録が最も古い試算表パターン |
試算表パターンが会社法対応の年次予算実績を3ヶ月毎に合算して |
試算表パターンが◯◯ と明示的に指定しないと試算表パターンと認識されません。 |
|
推移間隔 |
月度 |
月度 |
年次予算実績を四半期で集計して |
|
|
出力単位 |
そのまま出力 |
千円単位で切り捨て |
千円単位で四捨五入で年次予算実績を集計して |
|
|
0円の勘定科目行を結果に含めるか |
0円の勘定科目行を結果に含める |
0円の勘定科目行を結果に含めない |
年次予算実績を0円の勘定科目行を結果に含めて集計して |
部門別予算実績比較表
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項目名 |
内容 |
未指定の場合の初期値 |
プロンプト例 |
備考 |
|---|---|---|---|---|
|
開始仕訳区分 |
月初仕訳 |
月初仕訳 |
部門別予算実績を月初仕訳から決算整理仕訳3で集計して |
終了仕訳区分より後の仕訳区分を指定した場合、正しく集計できません。 |
|
終了仕訳区分 |
月初仕訳 |
決算整理仕訳3 |
部門別予算実績を月初仕訳から決算整理仕訳3で集計して |
開始仕訳区分より前の仕訳区分を指定した場合、正しく集計できません。 |
|
管理仕訳区分 |
管理仕訳1~管理仕訳10 |
財務 |
部門別予算実績を管理仕訳1~管理仕訳3で集計して |
「財務」は固定で指定不要です。 |
|
予算区分 |
予算1~予算30 |
予算1 |
部門別予算実績を予算2で集計して |
予算区分は名称を変更できますが、集計条件として対応していません。 |
|
試算表パターン |
試算表パターン名 |
登録が最も古い試算表パターン |
試算表パターンが会社法対応の部門別年次予算実績を3ヶ月毎に合算して |
試算表パターンが◯◯ と明示的に指定しないと試算表パターンと認識されません。 |
|
推移間隔 |
月度 |
月度 |
部門別予算実績を四半期で集計して |
|
|
出力単位 |
そのまま出力 |
千円単位で切り捨て |
千円単位で四捨五入で部門別予算実績を集計して |
|
|
0円の勘定科目行を結果に含めるか |
0円の勘定科目行を結果に含める |
0円の勘定科目行を結果に含めない |
部門別予算実績を0円の勘定科目行を結果に含めて集計して |
予算分析表
|
項目名 |
内容 |
未指定の場合の初期値 |
プロンプト例 |
備考 |
|---|---|---|---|---|
|
開始仕訳区分 |
月初仕訳 |
月初仕訳 |
予算分析表を月初仕訳から決算整理仕訳3で集計して |
終了仕訳区分より後の仕訳区分を指定した場合、正しく集計できません。 |
|
終了仕訳区分 |
月初仕訳 |
決算整理仕訳3 |
予算分析表を月初仕訳から決算整理仕訳3で集計して |
開始仕訳区分より前の仕訳区分を指定した場合、正しく集計できません。 |
|
管理仕訳区分 |
管理仕訳1~管理仕訳10 |
財務 |
予算分析表を管理仕訳1~管理仕訳3で集計して |
「財務」は固定で指定不要です。 |
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予算区分 |
予算1~予算30 |
予算1 |
予算分析表を予算2で集計して |
予算区分は名称を変更できますが、集計条件として対応していません。 |
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部門または部門グループ |
コードまたは名称 |
指定なし |
東京本社と大阪支店の予算分析表を比較して |
部門グループをコードで指定する場合、先頭に * を付加してください。 |
|
試算表パターン |
試算表パターン名 |
登録が最も古い試算表パターン |
試算表パターンが会社法対応の予算分析表の売上高行を表示して |
試算表パターンが◯◯ と明示的に指定しないと試算表パターンと認識されません。 |
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集計月度 |
1月~12月 |
実行時の月 |
4月度の予算分析表の分析をダッシュボードで出力して |
未指定の場合の初期値が「実行時の月」となるので、月度範囲によっては、実際の月と月度範囲の月度が異なる可能性があることをご留意ください。 |
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分析対象 |
予算 |
予算 |
予算および前年実績で予算分析表を集計して |
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|
出力単位 |
そのまま出力 |
千円単位で切り捨て |
千円単位で四捨五入で予算分析表を集計して |
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|
0円の勘定科目行を結果に含めるか |
0円の勘定科目行を結果に含める |
0円の勘定科目行を結果に含めない |
予算分析表を0円の勘定科目行を結果に含めて集計して |
|
|
累積に期首からの仕訳区分を含めるか |
累積に期首からの仕訳区分を含める |
累積に期首からの仕訳区分を含めない |
予算分析表を累積に期首からの仕訳区分を含めて集計して |
集計する条件は上記ですが、取得してきたデータから、AIを利用して上記以外の絞り込みを行うことも可能です。 AIを利用した絞り込みの場合は、必ずしも正しい結果とならない可能性があることはご留意ください。
例)
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年次予算実績の先頭5件の勘定科目行を出力して
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予算分析表の旅費交通費の補助科目行を分析して
実行時のエラー例
上記の実行条件・集計条件を満たしている場合でも、エラーが発生したり、意図しない集計結果となることがあります。
解決の手がかりとなるよくある原因をまとめましたので、お困りの際はまずこちらをご確認ください。
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データの種類 |
内容 |
原因 |
|---|---|---|
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年次予算実績比較表の集計データ |
項目の指定が不正 |
・開始仕訳区分と終了仕訳区分が逆に指定されている ・存在しない項目が指定されている |
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年次予算実績比較表の集計データ |
部門の条件が矛盾している |
・会社基本情報の部門管理が [管理しない] 場合に、部門または部門グループを指定して集計できない |
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年次予算実績比較表の集計データ |
部門の条件が矛盾している |
・部門または部門グループを指定した際に、対象の部門に参照ロックが設定されている場合に集計できない |
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年次予算実績比較表の集計データ |
部門グループの条件が矛盾している |
・部門グループに部門または部門グループが0件の場合に集計できない |
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部門別予算実績比較表の集計データ |
部門の条件が矛盾している |
・会社基本情報の部門管理が [管理しない] 場合に集計できない |
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部門別予算実績比較表の集計データ |
部門に参照ロックが設定されている |
・一件でも部門に参照ロックが設定されている場合に集計できない |
|
年次予算実績比較表の集計データ |
金額があるはずなのに「0」で出力される |
注意点
勘定科目に参照ロックが設定されている場合の帳票の集計結果について
勘定科目に参照ロックが設定されている場合でも、「年次予算実績比較表」「部門別予算実績比較表」「予算分析表」の集計は可能です。
参照ロックが設定された勘定科目を含む行は、セキュリティ保護のため以下のように出力されます。
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勘定科目名や集計項目名:アスタリスク( * )で出力されます。
-
数値項目:すべて「0」に補正して集計されます。
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行区分 |
科目/行名 |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
|---|---|---|---|---|---|
|
科目 |
************** |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
科目 |
非課税売上高 |
1000 |
1000 |
1000 |
1000 |
|
集計 |
**************************** |
0 |
0 |
0 |
0 |
集計対象の勘定科目に参照ロックが設定されている場合、数値項目が「0」に補正されて集計されるため、その集計結果を元に分析を行うと、正しい分析結果(合計値や比率など)が得られなくなります。 分析や資料作成にご利用の際は十分ご注意ください。
活用例
データを取得して、表示や分析、予測、インサイトの提示を行うことができます。
PCA AIエージェント機能の活用例については、以下をご参照ください。
※ 実行権限と前準備の確認が終わっていることを前提とします。
AIを利用している機能のため、同じプロンプトで実行しても同じような結果とならない場合があることをご留意ください。
活用例①:集計データの表示と加工
活用例②:集計データとファイル添付を組み合わせた分析
(1) 製品の「決算処理」-「決算書(報告式)」で出力したファイルを添付し、チャットウィンドウに以下を入力し、送信ボタンをクリックします。
予算分析表の集計データと添付のデータで分析して
以下のような結果が表示できます。
活用例③:当期と前期の集計データの比較
(1) チャットウィンドウに以下を入力し、送信ボタンをクリックします。
[P20V01C001SACC0005](前期)の予算実績と[P20V01C001SACC0006](当期)の予算実績を比較して分析して
以下のような結果が表示できます。
活用例④:会計のデータと給与のデータを組み合わせた分析
(1) チャットウィンドウに以下を入力し、送信ボタンをクリックします。
部門別予算実績比較表データと社員の配置人員数を組み合わせて、1人あたりの生産性(売上/人員数)を算出し、予算比で著しく生産性が低下している部門を特定して改善策を提示して
以下のような結果が表示できます。