導入事例
株式会社 ウンノハウス 様
給与明細のデジタル配信に特化したシンプルな『PCA Hub 給与明細』このシンプルさがもたらす大きなメリットとは?
給与明細を紙からデジタルに切り替えたい企業にとって、気になるのが「費用」「稼働までの時間と手間」「本当にスムーズな運用ができるのか」の点ではないだろうか。住宅メーカーである株式会社ウンノハウスが導入した『PCA Hub 給与明細』は、これらの不安をクリアにできる給与明細配信サービスだ。同社では給与業務を担当するのはたった1名の社員。今回の給与明細のデジタル化がもたらした効果は大きいと語る。
導入の狙いと効果
- 導入の狙い
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- 給与明細を紙で発行することに掛かる時間と手間を削減したい。
- 社員側がわかりやすく、操作しやすい給与明細配信サービスにしたい。
- コストはなるべく抑えたい。
- 導入の効果
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- デジタル配信によって、給与業務のプロセスを大きく削減する事ができ、1日分の時間的な余裕も生まれた。
- 機能を絞ったシンプルな給与明細配信サービスによって、社員側は迷わずスムーズに利用可能。
- 『PCA Hub 給与明細』は初期費用0円、月額55円/人~。給与明細の用紙代やプリンターのインク代もコストカット。
導入システム
- PCA給与 for SQL
- PCA Hub 給与明細
導入企業とプロフィール
株式会社 ウンノハウス
住所 | 山形県山形市大野目四丁目1番37号 |
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設立 | 昭和34年(1959)2月16日 |
資本金 | 2億5000万円 |
社員数 | 220名 |
URL | https://unnohouse.co.jp/ |
主業種 | 建設業 |
業務内容 | 建設業法による特定建設業、建築工事業ならびにこれに関する事業。宅地建物取引業法による宅地建物取引業者として、不動産に関する事業を、また木材の製材、加工、製造販売に関する事業、住宅設備機器の販売に関する事業、マンションの建設分譲、賃貸、管理、運営に関する事業。 |
経営理念 |
お客様に喜ばれ、信頼され、家づくりを通じ地域社会に奉仕します。 私たちは家づくりを通じ、地域に、社会に必要とされる企業を目指します。快適な住環境の実現という地場産業、心の産業を通して、地域社会に奉仕いたします。一人一人のお客様と、ご家族と、住まいを通じて喜びを共にし、信頼に応えるサービスを提供できる会社、社員であることに精進します。 |
経営方針 |
お客様満足度地域No.1を目指します。 私たちは、お客様にご満足頂くことこそが企業活動の根源と考え、私たちの喜びは、その上にあることと捉えます。常にご期待以上のサービスを心がけ、たくさんのお客様のそれぞれのオンリーワンに応え、ご納得頂き、感動して頂けることを目指します。企業という視点ではなく、お客様からの存在において、ナンバーワンの企業でありたいと思います。 |
導入前の運用と課題
220名超の給与明細を、1名の社員で出力・袋詰め
東北地方を代表する住宅メーカーである株式会社ウンノハウス。まるで美術館のような本社家屋が物語るように、デザイン性の高いこだわりの注文住宅など同社の住まいは広く人気を呼んでいる。山形市の本社以外に米沢市・仙台市・福島市にも支店を抱えており、従業員数は社員とパートタイム勤務を含めて220名を超える。住宅メーカーのため設計・営業・施工管理・商品開発と職種も多岐にわたっており、職種によって休暇も異なるなど、給与関連業務は決して簡単ではない企業だ。
それにも関わらず、総務部の中で給与を担当する社員は1名。複雑な給与体系を完全に把握し、社員の家族の成長もすべて記憶している総務部主任の鈴木美紀氏が給与業務を行っている。同社のシステム関連を担っている株式会社ハイパーソリューションの武田圭司氏は「鈴木さんがお一人で多くの総務業務を抱えておられる状況を、何とか手助けしたかった」と語る。
給与に関する業務のうち、大きな負担になっていたのが紙の給与明細の発行だった。
「社員とパートさんの支給日をずらしていたため、月に2回は給与明細の出力とその袋詰めの作業が発生しました。出力作業の最中に他の用事が入れば作業を中断し、その間は個人情報がもれないように明細を注意深く片付け、再開する際はまた明細を広げ、一枚一枚切り取り線から外して糊付け部分を接着し袋閉じの状態に。支店の分も本社で一括して出力しており、それぞれの支店に郵送するか、もしくは本社に来た支店の社員に託していました」(鈴木氏)
不動産業界では火曜・水曜が定休日となるケースが多く同社も同様だ。一方で金融機関は土日休みのため、不動産業界の総務業務は平日で動ける日数が決まってくる。銀行への手続きも給与明細の発行も、念のため早めのスケジュールを組んで対応していた。
「今振り返ると、給与計算や給与明細の発行などの業務の手間よりも、限られた時間内で給与処理を確実に完遂できるかどうかの緊張の方が大きかったかもしれません」(鈴木氏)
選定のポイント
給与明細の配信に特化したシンプルなシステムに
このような状況を改善するきっかけとなったのが、システム関連を担当している武田氏からの「給与明細をデジタル化する」という提案だった。当時の同社の総務業務の多忙さをよく知る武田氏としては、以下のような選定ポイントで同社に適した給与明細配信サービスを検討していた。
「まずは①シンプルなシステムであること。つまり使いやすくて、給与明細の配信に特化したシステムです。続いて②費用を抑えて導入できること。そして③既に利用していた『PCA給与』との連携ができること。この3つの条件に合致したのが『PCA Hub 給与明細』です。特にシンプルで使いやすいという点は重要で、ウンノハウス様の今後の運用イメージを描いたときに、あれこれ機能を付けるのではなく、出力・仕分け・封入(糊付け・袋詰め)・配布(郵送)の行程をざっくりと削減できる給与明細配信システムの方が適していると考えました」(武田氏)
2023年3月頃に導入についての最初の打ち合わせが行われ、7月分の給与から一部の社員を対象に『PCA Hub 給与明細』のテスト配信を実施。その後は数カ月様子を見る予定だったが、最初のテスト配信で何のトラブルもなくスムーズに運用を開始でき、翌8月の給与から本稼働となった。
導入のメリット
1日がかりの袋詰め作業をまるごと削減。源泉徴収票もデジタルで配信
『PCA Hub 給与明細』の導入によって、鈴木氏の業務の形も変わったという。まずは給与明細の出力・仕分け・封入(糊付け・袋詰め)・配布(郵送)のプロセスをざっくりと削減できたことで、業務時間を大幅に短縮できた点だ。現在は『PCA給与』によって計算された給与明細データを、配信ボタンを押すだけで各社員のメールアドレスに電子交付。社員はパソコンやスマホ、タブレットからいつでもどこでも明細を確認できる。
「以前は別の用事を挟みながら明細の出力・袋閉じ作業をしていると、1日がかりになったことも。しかしこの作業を一切削減したわけですから、丸1日間というゆとりある時間を生み出すことができました」(鈴木氏)
現在はさらに1ステップ進んだ使い方を行っている。
「『PCA Hub 給与明細』によって源泉徴収票もデジタル配信を行いました。年末の源泉徴収票の配布は総務業務が最も忙しい時期の作業ですが、デジタル配信できたことで気持ちも軽くなりました」(鈴木氏)
給与明細・源泉徴収票以外にも標準報酬決定通知書・年末調整通知書・給与改定通知書など、8種の給与書類の配信が可能だ。
テスト配信は1度のみ。予定よりも早く本格運用ができた理由
給与明細を受け取る側の社員は、『PCA Hub 給与明細』によってスマホやパソコンでいつでもどこでも明細の確認ができる。紙の明細書のように紛失する心配はなく、過去の給与明細も手軽に確認できる。紙で保管したい場合はダウンロードして出力できる。実際に社員からは便利になったと評価する声の方が圧倒的に多い。
同社がここまでスムーズな運用開始ができたのにはいくつか理由がある。まずは武田氏の協力のもと、導入時に必要な操作をわかりやすく解説したマニュアルを作成。設定などはそのマニュアルを見ることで解決できることが多かった。また若い社員はあっさりと使いこなし、操作が苦手な人は周りの社員に聞くことで、社員全員があっという間に問題なく操作できるようになった。
「社員に給与明細電子化の同意を取り付ける必要があるのですが、それもテンプレートがすでに『PCA Hub 給与明細』の中にあるため、わざわざ作る必要もありませんでした。当初は慣れるまでに3カ月はかかると想定していたのですが、先述した通り、テスト配信の翌月には全社員がこの給与明細配信サービスを利用することができました」(鈴木氏)
社員1名あたり月額55円から利用可能
導入しやすい価格帯も『PCA Hub 給与明細』の特徴の一つだ。『PCA給与』シリーズと連携させて利用する仕組みで、まずは初期費用が不要。利用料金は月額または年額から選べる。社員1人当たりの利用料は月額55円(税込)からで、10名単位でプランが用意されている。
「当社の場合、給与明細書のサプライ品の購入が不要になりました。220名以上の社員がいると、用紙代やプリンターのインク代などが結構大きな負担になりますが、これらの費用も削減できました。なお導入しやすい価格帯は魅力の一つに違いありませんが、私としてはやはり給与明細処理のプロセスを大きくカットできたことの方が大きいですね」(鈴木氏)
この『PCA Hub 給与明細』の導入しやすい価格帯は、機能をシンプルに絞り込んだことも影響している。「給与明細をデジタルで配信する」という機能に特化したことで、「使いやすさ」と「導入しやすい価格帯」を共に実現できている。
鈴木氏と同様に1名あるいは多くても2、3名の給与担当者によって、数百名規模の給与業務を担当している企業はかなり多いだろう。今回の事例を参考にすると、まず気になる「費用」については導入のハードルが低く、累計すると高額になる明細の用紙代やインク代を丸ごとカットできる。「稼働までの時間と手間」についても、同社のようにマニュアル作成や社員同士の情報交換によって、想像以上に早く運用開始できるケースが多い。そして稼働後も「本当にスムーズな運用ができるのか」については、『PCA Hub 給与明細』は給与明細のデジタル配信という使い方に特化していることで、迷わずに利用できる。そして給与業務に要する時間を大幅に削減でき、給与業務担当者の気持ちにも余裕が生まれる結果となる。
今後の課題と展望
株式会社ウンノハウスは家づくりにおいて顧客の声に耳を澄まし、その想いをすくい上げることから、高い品質の住まいを提供してきた。その結果、東北エリアで多くの人が知る人気の住宅メーカーに成長し、若い新卒社員も毎年10名ほど入社してくる。増える人材に対し、給与業務は限られた人員で今後も対応していくが、『PCA Hub 給与明細』の導入で今後も安心して給与明細の発行を行うことができる。どの企業においてもバックオフィス業務には今後も様々な効率化が求められるが、『PCA Hub 給与明細』は最も取り掛かりやすい対策の一つといえるだろう。
様々な導入事例をまとめたガイドブックをはじめ
各製品の資料も是非ご覧ください。
ピー・シー・エーから一言
『PCA Hub 給与明細』をご利用いただき誠にありがとうございます。
毎月の給与明細発行業務の負担軽減ができ、
業務効率化に繋がっているとのこと、とても安心いたしました。
また、時間の削減だけではなく、
精神的なご負担を解消できたとのお言葉を頂戴でき、何よりも嬉しく思います。
『PCA Hub 給与明細』は 総務人事担当者様だけではなく、
社員の皆さまにもご利用いただくサービスとなりますが
貴社ではその点でもスムーズな運用開始ができたとのことで
事前準備を含め、ご協力をいただきました皆様に感謝いたします。
『PCA Hubシリーズ』は総務人事担当者様はもちろん、
会社に関わる皆様の負担を軽減できるようなサービスを拡充、ご提供してまいります。
今後とも末永いお付き合いのほどお願い申し上げます。
『PCA Hub 給与明細』をご利用いただきありがとうございます。
弊社のサービスがお客様のデジタル化に貢献できておりますことを誇らしく思います。
また『PCA Hub 給与明細』による明細の配信が、給与業務の処理コスト削減の一助になっておりますことを光栄に思います。
今後も業務効率化のお役に立つようなサービスの開発に努めてまいります。 今後も末永くご愛顧賜りますよう、よろしくお願いいたします。
『PCA給与』『PCA Hub 給与明細』をご利用いただきありがとうございます。
デジタル配信が業務時間の大幅な短縮に貢献でき、非常に嬉しく思います。
今後も、社員へ配布が必要な帳票が増えれば、デジタル配信に対応していこうと思います。
引き続きPCA製品をご愛顧のほどよろしくお願いいたします。