運用開始時の残高登録の考え方
運用開始時の「期首残高」は、以下の点に注意して登録してください。
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※ コード3桁使用時のコードで説明しています。
1) 「前準備」-「期首残高の登録」で、期首の残高を登録します。運用開始時の残高ではありません。
期首残高のため、損益に関する科目残高はすべて0です(入力できません)。
2) 補助科目を使用したり、サービス管理を行う場合は、それぞれの内訳ごとの残高登録が必要です。サービス別残高の合計が、法人全体の残高になります。
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※ サービス管理していない場合は対象の事業区分に残高を登録します。事業区分別残高の合計が、法人全体の残高になります。
3) “徴収不能引当金”“減価償却累計額”“減損損失累計額”は、それぞれ貸方にプラス金額で入力します。「合計残高試算表」「決算書」上では、借方で控除する形式で表示・印刷されます。
4) 前期からの繰越金額は「998 前期末支払資金残高」と「690 前期繰越活動増減差額」を使用します。
5) 貸借区分は個々に設定できます。
期首から導入する場合
期首から本システムの運用を開始する場合には、前期末の貸借対照表が開始残高となります。
貸借対照表科目の残高を入力し、次に示す残高も登録します。
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前期末支払資金残高(3桁初期コード:998)
前期末の貸借対照表の資金科目の残高です。つまり、流動資産の資金科目の残高から流動負債の資金科目の残高を差し引いた金額です。
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※ 前期末支払資金残高を入力後、「前準備」-「資金収支科目の設定」で資金科目の設定を変更した場合には、前期末支払資金残高を見直してください。
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前期繰越活動増減差額(3桁初期コード:690)
前期末の貸借対照表の資産科目の残高から負債科目の残高を差し引き、さらに、基本金、国庫補助金等特別積立金などを差し引いた金額です。
期中から導入する場合
貸借対照表科目の残高を入力し、
【導入までの各取引の明細が必要な場合】
導入までの各取引の仕訳を「データ入力」-
【導入までの各取引の明細が必要ない場合】
導入までの各取引の合計を科目ごとにまとめて「データ入力」-
日ごと、月ごと等入力の単位は任意です。各科目の相手科目は”諸口”となります。
貸借バランスの計算
借方合計=資産の合計
貸方合計=負債の合計+一般正味財産期首残高+指定正味財産期首残高+基金期首残高
借方合計-貸方合計=0 のとき、貸借はバランスしていると判定します。
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※ 前期末支払資金残高(3 桁初期コード:998)は、バランス計算には含めません。
前期末支払資金残高・前期繰越活動増減差額の計算例
期首残高
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コード |
主科目名 |
残高 |
備考 |
|---|---|---|---|
|
121 |
当座預金 |
3,100,000 |
資金科目 |
|
201 |
土地 |
30,000,000 |
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213 |
建物 |
11,800,000 |
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221 |
器具及び備品 |
900,000 |
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329 |
預り金 |
100,000 |
資金科目 |
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371 |
設備資金借入金 |
6,000,000 |
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391 |
退職給付引当金 |
500,000 |
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411 |
基本金 |
1,000,000 |
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|
431 |
国庫補助金等特別積立金 |
10,000,000 |
前期繰越収支差額の計算
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コード |
主科目名 |
残高 |
備考 |
|---|---|---|---|
|
599 |
前期繰越収支差額 |
3,000,000 |
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期首の資金科目残高です。この例では、普通預金と預り金が資金科目ですから
、 |
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前期末支払資金残高の計算
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コード |
主科目名 |
残高 |
備考 |
|---|---|---|---|
|
998 |
前期末支払資金残高 |
3,000,000 |
- |
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期首の資金科目残高です。この例では、当座預金と預り金が資金科目ですから、 |
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前期繰越活動増減差額の計算
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コード |
主科目名 |
残高 |
備考 |
|---|---|---|---|
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690 |
前期繰越活動増減差額 |
28,200,000 |
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貸借対照表の資産科目の残高から負債科目の残高を差し引き、さらに、基本金、国庫補助金 等特別積立金などを差し引いた金額です。 (3,100,000 + 30,000,000 + 11,800,000 + 900,000 - 100,000 - 6,000,000 - 500,000-1,000,000-10,000,000=28,200,000) |
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