過年度実績の登録

過年度の実績を事業単位で月別科目別(補助科目別・中科目別・小科目別)に入力します。

科目体系にしたがって、主科目、補助科目、中・小科目の前年度実績を登録・修正します。

期末更新処理を実行した場合には、前期のデータが過年度実績データとして自動的に転送されますので、入力する必要はありません。

ヒントと注意事項

  1. 操作を実行するユーザーに対して、「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で入力・参照ロックされている科目・会計区分/事業については、本処理では以下のように扱います。

    ≪科目≫

    • 入力ロック主科目と主科目に設定されている補助科目、中・小科目については、設定を行うことはできません。

    • 参照ロック主科目行は“*”で表示されます(差額行も“*”で表示されます)。

    会計区分/事業

    • 入力・参照ロック会計区分/事業については、設定を行うことはできません。

  2. 以下の勘定科目属性の科目はバランス計算には含めません。

    ≪令和7年施行基準の場合≫

    • 純資産科目(勘定科目属性No.142000)

    • 収支計算書科目(勘定科目属性No.670000~689900)

    • 収支計算書科目(勘定科目属性No.670000~689900)

    • キャッシュ・フロー計算書科目(勘定科目属性No.890000~899800)

    ≪平成20年施行基準の場合≫

    • 正味財産(勘定科目属性No.140500~148000)

    • 代替基金期首残高(勘定科目属性No.269600)

    • 収支計算書科目(勘定科目属性No.670000~689900)

    • キャッシュ・フロー計算書科目(勘定科目属性No.890000~899800)

    ≪昭和62年施行基準の場合≫

    収支計算書科目(前期繰越収支差額) (勘定科目属性No.659900)

  3. 期末更新処理を行った場合には、更新元の決算額データが当期の前年過年度実績データにコピーされます。
    したがって、更新先の過年度実績データを変更しても、2回目以降の期末更新処理を行うと、更新先の過年度実績データが更新元の決算データで書き換えられてしまいます。ご注意ください。
    また、更新元の前年~3年前までに当期の前々年から4年前の過年度実績データがコピーされます。

    • 更新先の過年度実績の変更は、再度、期末更新処理を行うことがないと確定した時点で行ってください。

画面

メニューの「前準備」-「過年度実績の登録」を選択すると、以下のような画面が表示されます。