ユーザーのアカウントを作成する

PCA ID を認証に利用して PCA サービスをご利用頂くには、PCA アカウントが必要です。
PCA アカウントは、個別または一括で作成することができます。

権限による制限

PCA アカウントの作成は、組織管理者のみ行うことができます。

本人へのメール送信

  • PCA アカウントを作成すると、本人に対して、パスワード等の初期設定、またはメールアドレスの受信確認を行うためのメールを送信します。

  • 本人が組織管理者からのリクエストメールを処理することで、PCA アカウントを利用できるようになります。

ユーザーを作成するには、手動で1件ずつユーザーを作成する方法と、ユーザー CSV ファイルから一括でユーザーを作成する方法があります。
ユーザー CSV ファイルから一括でユーザーを作成する方法については、「ユーザーのアカウントを一括で作成する」をご確認ください。

PCA Hub をご利用の場合には、PCA Hub テナント管理サイトからユーザーを作成する方法もあります。
詳しくは PCA Hub のマニュアルをご確認ください。

PCA Hub ユーザーの作成

現在の組織が PCA Hub テナントと紐付いている場合、PCA アカウントのユーザーを作成することで、PCA Hub ユーザーとしても自動的に作成します。

1. 管理コンソールへのアクセス

PCA ID 管理コンソールにアクセスするため、ブラウザーで、https://id.pca.jp/orgs にアクセスします。
管理コンソールの画面を表示するには、組織管理者の権限が必要となります。

2. 組織の選択

現在の組織を確認し、必要があれば組織を選択します。

組織管理者の権限をもつ複数の組織に所属している場合、処理を実行したい組織を選択します。
アクセス直後は、前回の組織が選択されています。

組織の選択

3. カテゴリの選択

[ユーザー管理]カテゴリを選択します。

ユーザー管理カテゴリ

4. ユーザー作成の開始

[ユーザー作成]ボタンをクリックして、ユーザー作成画面を表示します。

手動ユーザー作成
ユーザー作成_未入力

5. ユーザーの作成

ユーザー情報を入力後、[作成]ボタンをクリックして内容を保存します。

ログイン名は、メールアドレスのユーザー名(@より前)の部分を自動的にコピーします。
ユーザーを作成すると、入力したメールアドレスへメールを送信します。

ユーザー作成_入力後
項目 必須 制限事項
メールアドレス 128文字
※ 特殊な形式のメールアドレス(RFC 違反アドレス)は使用できません。
ログイン名 128文字
※ 以下の文字を使用できます。
 ・ 半角英数字
 ・ ハイフン(-)
 ・ ピリオド(.)
 ・ アンダーバー(_)
 ・ アットマーク(@)
※ 組織内で重複するログイン名は使用できません。
ユーザー名 160文字
20文字
20文字
姓カナ 20文字
名カナ 20文字

使用不可文字

すべての項目で、コロン(:)、ダブルクォート(")、改行文字は使用できません。

特殊な形式のメールアドレス(RFC 違反アドレス)

  • 特殊な形式のメールアドレス(RFC 違反アドレス)とは、標準仕様である RFC で定められている仕様・要件に準拠しないアドレスです。

  • アットマーク(@)より前で、ピリオド ( . ) を先頭や末尾に使っていたり、記号が連続していると RFC 違反アドレスとみなされ、正常にメールが送信できない場合があります。

    • (例1)先頭ドット:.abcd@sample.jp

    • (例2)@直前ドット:abcd.@sample.jp

    • (例3)ドット等の連続記号:ab..cd@sample.jp

  • キャリアのメールアドレス(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@i.softbank.jp等のキャリアメール)が多く該当する場合があります。

6. リクエストメールの送信

作成したユーザーに対して、 【PCA サービス】≪組織表示名≫ からの2種類のリクエストメールのうち、状況に応じて、以下のいずれかが届けられます。

作成したユーザーが、新規アカウントであれば、アカウント設定リクエストを送信します。

アカウント設定リクエスト

リクエストの有効期限

アカウント設定リクエストの有効期限は1週間です。

期限切れとなった場合は、組織管理者によるリクエストメールの再送信が必要となります。

再送信の手順については、「[ユーザーを管理する](./ユーザーを管理する.md)」の「1. ユーザーに招待メールを送信する」をご確認ください。

すでに別の組織に所属している既存アカウントであれば、メールアドレス確認リクエストを送信します。

メールアドレス確認リクエスト