社会保険対象者チェック
社員マスターの生年月日などの設定から、健康保険、介護保険、厚生年金、厚生年金基金・雇用保険免除の対象者・対象外者の対象区分を自動判定します。
また、新区分を修正し、修正された新区分を社員マスターへ転送できます。
-
※ 社員マスターへは自動的に反映しません。
ヒントと注意事項
-
指定した支給回において、健康保険の対象から外れる社員、介護保険の対象になる社員・対象から外れる社員、厚生年金・厚生年金基金の対象から外れる社員をチェックします。
-
厚生年金・厚生年金基金の場合は厚生年金等級がきちんと入力(手入力以外)されているときは、新区分は新しい区分に自動的に変更します。
-
厚生年金基金の場合、年金基金率(被保険者)が0になっていると、70歳未満で対象外でも、正しいデータとみなし、表示、編集できません。
-
「雇用保険免除のチェックをする」にチェックマークが付いている場合は雇用保険免除のチェックを行います。
「雇用保険対象区分(基礎賃金集計表資料用)をチェックする」にチェックマークが付いている場合は雇用保険対象区分のチェックを行います。
-
※ 雇用保険のチェックは、2020 年(令和2 年)以前の領域のみ実行できます。
-
-
雇用保険区分が「未加入」または「手入力」の社員は表示、編集できません。
-
※ 雇用保険のチェックは、2020 年(令和 2 年)以前の領域のみ実行できます。
-
-
同月得喪(資格取得日の属する月=資格喪失日の属する月)には対応していません。
-
介護保険の対象者チェックは、海外勤務による適用除外には対応していません。
-
一時払いの支給日でチェックをしたい場合、同月の通常払いの支給回を選択してチェックを行ってください。
-
平成28年10月以降、「短時間労働者区分」が「週20時間以上」のパート社員も健康保険・介護保険・厚生年金・厚生年金基金のチェック対象となります。
-
除外設定ダイアログで除外設定された社員について、除外設定された保険の加入区分が「未加入」の場合、チェックの対象外となりますが、除外設定された保険の加入区分が「加入」 の場合は、除外設定の影響を受けずにチェックの対象となります。
【対象者・対象外者の表】
除外設定された保険の加入区分が [未加入] の場合、除外設定された保険の人数に含めません。
除外設定された保険の加入区分が [加入] の場合は、除外設定の影響を受けずに人数に含めます。
【各保険タブ】
除外設定された保険の加入区分が [未加入] の場合、除外設定された保険のタブ内に表示しません。
除外設定された保険の加入区分が [加入] の場合は、除外設定の影響を受けずに表示します。
【保険料徴収タブ】
除外設定された保険についての保険料徴収区分が登録されていない場合は、その保険料徴収区分は
表示しません。
除外設定された保険についての保険料徴収区分がすでに登録されている場合は、除外設定の影響を
受けずにその保険料徴収区分を表示します。
-
年齢による判定について
0歳~
40歳~
64歳~
65歳~
70歳~
75歳~
健康保険
―
対象外
介護保険 ※1
対象外
対象
対象外
厚生年金
-
対象外
雇用保険 ※2
-
-
免除
-
※2 特定被保険者の判定をするときは、社員、家族(健康保険扶養区分:対象)の年齢が、誰か1 人でも介護保険対象年齢に該当すれば、介護保険対象と判定
-
※3 4月1日基準で判定しますが、前年の4月、当年の4月のどちらで判定するかは、「支給日の登録」-「その他」タブにある、新年度開始回の設定から判定
-
※4 健康保険、介護保険、厚生年金の判定は、パートタイマーの社員で短時間労働者区分が適用対象外の場合、対象外と判定
-
-
退職者で社会保険に非加入の社員について
退職者で社会保険に非加入の社員については、資格喪失月以降の基準月の場合、チェックの対象外となります。
【対象者・対象外者の表】
健康保険、介護保険、厚生年金、厚年基金のすべての人数に含めません。
【保険のタブ】
健康保険、介護保険、厚生年金タブ内に表示しません。
【保険料徴収タブ】
対象社員の保険料徴収区分が登録されていない場合は、その保険料徴収区分は表示しません。(非加入なのでそもそも保険料徴収区分の条件に該当しません。)
対象社員の保険料徴収区分がすでに登録されている場合は、その保険料徴収区分を表示します。
画面
メニューの「社員」-「社員更新」-「社会保険対象者チェック」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
