計算式の登録
給与・賞与計算でお客様独自の計算がある場合に、計算式を登録します。
計算式内では、勤怠、支給、控除などの明細項目、条件式・部分計算式、計算式テーブル、数値などを設定することができます。
「体系基本情報の登録」で登録した給与体系ごとに設定することができます。
計算式の設定例を こちら でご確認いただけます。
ヒントと注意事項
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計算式の結果が循環するような計算式は登録できません。
例)
計算式Aの結果が計算式Bの結果に影響し、計算式Bの結果が計算式Cの結果に影響し、
計算式Cの結果が計算式Aの結果に影響する場合など
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カッコ“( )”は、二重まで設定できます(メニューバーの「編集」-「カッコの設定」で設定)。
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条件式、計算式の途中に空白を入れることはできません。
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条件式で連結演算子(かつ、又は)を伴うとき、“(値)かつ(値)”や“(値)かつ(式)”は設定することができません。“(式)かつ(式)”は設定可能です。
例)
“1かつ2”や“3かつ(A=B)”は設定できません。
“(A=B)かつ(C>D)”は設定可能です。
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代入先により計算結果を代入できる項目が異なります。
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代入先が給与-勤怠の場合:AA011~AA016、AA024~AA039、AB001~AB010、AC001~AC010
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代入先が給与-支給の場合:BA001、BB001~BB050、BA002~BA011、BA014~BA030
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※ BA030 通勤計算は代入先としてのみ利用可能です。
「支給控除項目の登録」「明細書レイアウトの登録」には表示されません。
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代入先が給与-控除の場合:CA015、CB001~CB030
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代入先が給与-合計の場合: DB001~DB050
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代入先が給与-部分計算式の場合:RC001~RC200
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代入先が賞与-基礎の場合: EB001~EB010
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代入先が賞与-支給の場合: FA001、FB001~FB050
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代入先が賞与-控除の場合:GA015、GB001~GB030
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代入先が賞与-合計の場合:HB001~HB050
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代入先が賞与-部分計算式の場合:RE001~RE200
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以下の表の列A・Bに同時に計算式を登録することはできません。
A
B
AA011 残業平普
AA024 残普45下
AA025 残普45超
AA026 残普60超
AA027 残普代休
AA012 残業平深
AA028 残深45下
AA029 残深45超
AA030 残深60超
AA031 残深代休
AA013 残業休普
AA032 休普45下
AA033 休普45超
AA034 休普60超
AA035 休普代休
AA014 残業休深
AA036 休深45下
AA037 休深45超
AA038 休深60超
AA039 休深代休
BA008 非税通勤
BA009 課税通勤
BA030 通勤計算
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代入先により計算式内に代入できる項目が異なります。
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※ 社員マスターの個人フラグ、文字入力は、条件式内で使用することができます。
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代入先が給与-支給の場合、CA014、CA016、DA001~DA004は指定できません。
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代入先が賞与-支給の場合、GA001~GA012、GA014、GA016、HA002~HA004は指定できません。
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代入先が「勤怠」「基礎」の場合、乗算・除算はできません(条件式の場合は可能)
また、代入先が「勤怠時間項目」の場合、条件式で時間項目同士の乗算・除算はできません。 -
計算式テーブルを範囲値種類 「文字列」「等しい」で使用する場合、該当する値がないときは、計算結果は 0 となります。
例)縦軸範囲値種類:文字列 等しい
横軸範囲値種類:文字列 等しい
設定値種類:数値
小数桁数:整数のみ
A
B
C
AAA
BBB
1
001
1
3
2
003
2
4
3
縦軸:001、横軸:AAAの場合、計算結果は 1 となります。
縦軸:002、横軸:AAAの場合、計算結果は 0 となります。(該当する値がないため)
縦軸:003、横軸:AAAの場合、計算結果は 2 となります。
画面
メニューの「給与体系」-「計算式の登録」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
