年次更新

年末調整に関する処理が全て終了したら、本年度のデータから次年度へ「年次更新」します。

当操作によって本年度データはそのまま保存し、新年度データを別途作成します。

作成された新年度データには、部門や社員などの各マスターが転送されますので、導入時の設定は不要で、新年1月からの操作が可能となります。

  • 更新元のデータ領域は削除されませんので、ご安心ください。

ヒントと注意事項

  1. 領域責任者、または部門入力・参照権限が制限されていない一般ユーザーのみ起動できます。

  2. 新年度へ自動処理される内容

    • 処理年度を1年更新します。

    • 有休残日数を転送します。

    • 端数繰越を更新します。

    • 在職、休職者の社員マスターを転送します。

      • 退職日が“更新設定”で設定した日付以降の退職者であれば新年度へ転送します。

        「退職日未入力の退職者を翌年に更新する」にチェックマークをつけた場合には、退職日が未入力の退職者も転送します。

      • 死亡年月日が本年以前である家族は新年度へ転送しません。

    • 各種マスターを転送します。

  3. 年次更新を行っても前年度のデータはそのまま残ります。

  4. 既に新年度の領域が存在する場合は、その領域を削除して更新します。

    • 再更新を実行すると、新年度データで入力したデータは消去されます。

画面

メニューの「ファイル」-「年次更新」を選択すると、以下のような画面が表示されます。