汎用データの受入
「汎用データの作成」「分散データの作成」で作成された汎用データ・分散データの受入れを行います。
また、他社製のタイムレコーダシステムからのデータも受入れができます。
「Time fun」の勤怠データは、この処理で受入できます。
ヒントと注意事項
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複数拠点で入力し、本社で一括処理をするような場合に使用します。
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分散データの勤怠部分とタイムレコーダのデータレイアウトが同じ場合は、タイムレコーダシステムからのデータも受入れができます。
なお、データ形式は、本システム独自のレイアウトになっていますので、他社製のタイムレコーダソフトが対応していない場合もあります。
タイムレコーダのソフト会社にお問い合わせください。
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さかのぼりの受入れも可能です。
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「給与勤怠データ」の受入れは、分散データの勤怠情報を受け取り、通常の入力と同じように社員マスターの金額、社会保険、通勤費等のマスターの内容で自動計算されます。
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「給与勤怠+金額データ」、「賞与金額データ」の受入れは、計算項目の設定に従い社会保険等の法定項目や合計項目の計算を行います。
受入れたデータの確認は、給与(賞与)出力で行ってください。
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受入れるデータに不正がある場合は、汎用データの転送画面にエラーが表示されます。
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分散データを受入れる場合、ファイル名の拡張子をDAT以外で作成した場合は、ファイルの種類を「全てのファイル(*.*)」にしてください。
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メニューの「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」の「詳細設定」で部門ロックの設定がされている社員は受入を行うことはできません。
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承認済みの月に受入れを行うことはできません。
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汎用データの受入の給与データ・賞与データを受入れる場合、複数回を一度に受入れることは出来ません。
受入パターンの設定ダイアログで、受入れる回の項目を割り当てて、それぞれの回を受入れてください。
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汎用データの給与データ、分散データの給与勤怠データ、または給与勤怠+金額データの受入の場合、[実行]ボタンをクリックすると、受入対象の社員の中で、以下の条件を満たしている社員に対して次回等級の反映が行われます。
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健康保険加入、もしくは厚生年金加入している社員
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メニューの「社員」-「社員登録」-「社員情報の登録」の「保険」-「月変・算定」タブの「次回等級適用月(回)」が1以上で処理支給回以下の場合
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給与通常払いに対して[入力開始]、[実行]をした場合
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※ 給与通常払いを超えた「次回等級適用月(回)」については「年次更新」により翌年に繰り越されます。
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※ 社員ごとに最新支給回を管理するため、支給日によっては同じ入力時期に最新支給回が異なる場合があります。この場合支給日区分ごとに分けて受入れます。
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年末調整計算を実行後に汎用データの給与・賞与データの受入または分散データの受入を行う場合、受入実行時に警告メッセージが表示されます。受入を行った場合で、年税額や過不足税額に影響がある場合は、年末調整計算を再度実行してください。
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汎用データの年末調整データの受入は自動計算機能を備えていません。必要に応じて本システムで年末調整計算を実行してください(「年末調整」-「年末調整計算」)。
画面
メニューの「随時」-「汎用データの受入」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
