バージョンごとの機能強化・仕様変更点

ここでは、『PCA医療法人会計シリーズ』プログラムのバージョンごとの主な機能強化・仕様変更点を説明しています。

  • ご利用のシステムにより、一部ご利用になれない機能があります。

バージョン1.0、リビジョン6.16(2025/07)

  • 『PCA Hub 経費精算』に関する機能強化

    • 「経費精算へのマスター転送」において、「税区分」の転送時に経過措置用の税区分を含めて転送できるようになりました。

    • 「経費精算仕訳の受入」において、仕訳データ受入時に経過措置用の税区分に基づく税額を再計算できるようになりました。

  • 第六世代税理士用電子証明書に対応

    • 「電子申告」の電子署名において、第六世代税理士用電子証明書に対応しました。

  • FinTechサービスの起動制限緩和(PCAクラウドのみ)

    • 「システムツール」の「製品サービスライセンスの追加」が不要となり、「デジタルデータ処理」-「FinTechサービス」が表示されるようになりました。

  • PCA IDに対応(PCAクラウドのみ)

    • 「システムツール」の「連携アカウントでログオンの有効化」にて、「PCA ID」の有効化が行えます。

    • 「システムユーザーの登録」の「一括新規」で「PCAアカウントから選択する」を利用し、システムユーザーを追加または新規作成することが可能です。

  • BPOプランなど複数企業の管理をされているお客様向け機能強化

    • 「システムツール」に「リカバリ時の表示メッセージの管理」を追加し、ユーザーID情報が一致した場合に動作選択メッセージを表示できるようにしました。

  • 前年度領域が不正な場合のメッセージの表現緩和

    • 「データコンバート」において、前年度領域が設定されている場合はクリアし、「会法人基本情報の登録」で前年度領域の再設定が必要な領域がある旨をメッセージで表示します。

    • 「データ領域のリカバリ」および「データ領域の一括リカバリ」において、前年度領域がクリアされる場合は「法人基本情報の登録」で前年度領域の再設定が必要な領域がある旨をメッセージで表示し、そのメッセージアイコンを変更しました。

  • 機能強化(全般)

    • 電子帳簿保存法の改正に合わせ、「法人基本情報の登録」の[電子帳簿保存]タブの内容を「優良な電子帳簿」「その他(一般の電子帳簿)」に変更しました。

    • 「取引明細の受入」で「入金」「出金」の選択を追加しました。

    • 「クイック受入の初期設定」「クイック仕訳作成ルールの登録」「取引明細仕訳作成ルールの登録」にて、摘要の設定項目に「空白で区切る」のチェックボックスを追加しました。

    • 「振替伝票入力」「決算整理仕訳入力」にて、摘要入力欄を半角34文字(全角17文字)で折り返しにする機能を追加しました。

    • 「FR形式XBRL出力」にて、国税タクソノミ(Spec2.1 Ver1.0)の出力を廃止しました。

    • 「汎用データの受入」で「振込先マスター」の顧客コードを空で受け入れる場合、0詰めではなく空のまま受け入れるように変更しました。

    • 「システムユーザーメール設定」「システムユーザー連携アカウント設定」で、メールアドレス登録時にRFC違反しているアドレスを登録できないよう変更しました。

    • 「電子申告」で自動ダイレクトを利用する際、チェック漏れを防ぐため「「私(当社)は、申告した納税額について、自動ダイレクトを利用し、選択した口座からの引落しにより納付します」を赤字に変更しました。

バージョン1.0、リビジョン6.15(2025/3)

  • 『PCA Hub 経費精算』(2025年春サービス開始予定)連動メニューの追加

    • 「随時」-「PCA Hub連動設定」を搭載しました。ここでは、『PCA Hub 経費精算』のURLを登録します。

    • 「デジタルデータ処理」-「PCA Hub経費精算」に「経費精算へのマスター転送」「経費精算仕訳の受入」を搭載しました。『PCA Hub 経費精算』へ勘定科目や補助科目などを転送する処理と『PCA Hub 経費精算』から仕訳データを受け入れる機能です。

  • 機能強化

    • 「クイック仕訳転送」において、転送時の[伝票集約単位]に「すべてまとめる」を追加しました。

    • 「クイック仕訳転送」において、転送時の[その他の設定]に「転送しなかった取引データの状態を「転送しない」に変更する」を追加しました。

    • 「クイック仕訳転送」「取引明細の受入」に[要入力]欄を追加し、仕訳入力がされていない明細のみ表示できるようになりました。

    • 「クイック仕訳転送」「取引明細の受入」の[状態]欄において、転送する明細毎に転送できる状態(緑色)と転送できない状態(赤色)を表示し、ルール登録や履歴データから仕訳作成したことを表示できるようになりました。

  • 汎用データレイアウトの変更

    • 仕訳(Ver7、Ver6、Ver5)の入力プログラム区分に「19:経費精算仕訳受入」を追加しました。

 

互換性に関する変更点

  • データ領域の更新について データ領域のバージョンを「7.37」に更新しました。

    以下のテーブルを追加しました。

    • Hub連動設定

    • 経費精算データ

    • 経費精算仕訳連動

    • 経費精算仕訳転送ログ

     

    新規領域作成時に登録するデータを追加しました

    • Hub連動設定

  • APIの変更について

    入力プログラム区分の追加に伴い、以下のエンティティバージョンを更新しました。

    • 仕訳チェックリスト集計時の仕訳ヘッダー「800」

    • 仕訳チェックリストの条件指示「900」

    • 仕訳帳集計時の集計結果「800」

    • 元帳集計時の集計結果「800」

  • 汎用データの変更について

    以下の汎用データレイアウトを変更しました。

    • 仕訳(Ver7,6,5)

 

※これ以前のリビジョンについては、こちら をご覧ください。