セキュリティについて

『PCA 法定調書シリーズ』では、システムを使用するユーザーに対して、各種の処理制限を設けることがで きます。

「この処理を実行する制限を設けたい」「この部門についての帳票は見ることができないようにしたい」といった場合に、セキュリティについての設定を行ってください。

特に制限する必要がない場合は、設定しなくてもかまいません。

設定は、まず「システムユーザー」として登録し、次に「領域ユーザー」として登録する2段階の方法で行います。

システムユーザー

『PCA 法定調書シリーズ』を使用するユーザーのことです。初期ユーザーはセットアップ時に登録します。新たにユーザーを登録する場合は、メニューの「セキュリティ」-「システムユーザーの登録」を実行します。ここでは、ユーザーID、ユーザーレベル、ユーザー名、略称を設定します。

  • ※ 「システムユーザー管理設定」で、パスワードの長さや有効期間、パスワードの間違い等による起動失敗を何回するかにより、そのユーザーIDを無効にするかなどをシステムユーザーの登録前に設定しておくことができます。「アプリケーション認証方式」が「独自認証」の場合のみ「システムユーザー管理設定」で設定を行うことができます。

  • ※ 「システムユーザー管理設定」で、登録を許可するパスワード強度を設定することにより、パスワード強度を検証し、検証結果を表示することができます(「パスワード強度の表示と検証について」「「システム領域の作成・更新」でのシステム管理者の登録について」参照)。
    パスワード強度は「システムユーザー管理設定」が無効の場合でも表示されます。

  • ※ 「システムユーザーの登録」でユーザーレベルが「システム管理者」のユーザーは『PCA 法定調書シリーズ』のすべての処理を実行することができます。また、一般ユーザーに対して、処理制限を設定することができます。

  • ※ システムユーザーの登録状況は、「システムユーザー確認リスト」で確認することができます。

【ご注意】

システムユーザーとして登録されているだけでは、『PCA 法定調書シリーズ』で処理を実行することはできません。

システムユーザーを“領域ユーザー”として設定する必要があります。

ユーザー

登録されている項目

処理可能なデータ領域

ユーザーA

システムユーザー

データ領域1の領域ユーザー

データ領域2の領域ユーザー

データ領域1

データ領域2

 

ユーザーB

システムユーザー

データ領域1の領域ユーザー

データ領域1

ユーザーC

システムユーザーのみ

なし

さらに、ユーザーごと、領域ごとに使用可能な処理を制限することができます。

パスワード強度の表示と検証について

「セキュリティ」-「システムユーザー管理設定」で、「登録を許可するパスワード強度」の設定を「有効にする」を選択した場合に、強度を「安全」「中」から選択できます。

※パスワード強度による登録制限は、新しく登録されるパスワードにのみ適用されます。
データベースに登録済みの既存パスワードに影響はありません。

「システムユーザーの登録」処理やログオン時のパスワード変更では、パスワード入力欄の下に、強度を3段階で表示します。

 

≪チェック項目とメッセージ≫

強度

項目

メッセージ

危険

入力項目(システムユーザーID)が含まれる

XXXが含まれています。

よく使われる単語

  • 一般的なパスワード (password、admin、root)

  • 一般的な名前 (mary、peater、smith、yamada)

  • よく使われる英単語 (story、social、together)

安全性の低い単語が使われています。

繰り返し

  • 同じ文字のみで構成されている(aaa、111、***、+++)

同じ文字の繰り返しが使われています。

順番(逆順も含む)

  • 英字、または数字の連続のみで構成されている(abc、ZYX、345)

連続した文字が使われています。

日付

日付が使われています。

桁数 (8文字未満)

12文字未満です。

中

 

桁数 (12文字未満)

12文字未満です。

文字の種類

  • 大文字、小文字、数字、記号のいずれかが含まれない

大文字、小文字、数字、記号のいずれかが含まれていません。

 

≪パスワード強度と登録時のチェック≫

登録を許可するパスワード強度の設定

チェック結果

メッセージと登録

有効にする:「安全」

危険

警告メッセージが表示され、登録できません。

中

警告メッセージが表示され、登録できません。

安全

登録できます。

有効にする:「中」

危険

警告メッセージが表示され、登録できません。

中

警告メッセージが表示されますが、[はい]ボタンをクリックすると登録できます。

安全

登録できます。

無効にする

危険

警告メッセージが表示されますが、[はい]ボタンをクリックすると登録できます。

中

警告メッセージが表示されますが、[はい]ボタンをクリックすると登録できます。

安全

登録できます。

「システム領域の作成・更新」でのシステム管理者の登録について

登録制限は行わず、パスワード強度に応じて登録前に警告メッセージを表示します。

領域ユーザー

使用できるデータ領域を割り振られたユーザーのことです。登録されたシステムユーザー(一般ユーザー)に対して、どのデータ領域を処理可能にするかを設定することができますので、領域ごとに担当者を限定することが可能です。

登録はメニューの「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で行います。

「ユーザーレベル」が「システム管理者」のユーザーは、全領域で自動的に「領域ユーザー」として設定されます。ここでは、一般ユーザーに関して設定を行います。

「領域ユーザーの登録」では、各ユーザーに対して、個別表示画面で詳細な設定を行うことができます。[複写]ボタンをクリックすると、設定内容を他のユーザーにコピーすることができます。

 

≪個別表示画面≫

  • 処理レベル:

    実行できる操作項目(メニューの項目)にレベルを設定して制限できます。

    各処理レベルの設定は「セキュリティ」-「処理レベルの設定」で行います。

  • 部門入力・参照権限:

    社員が所属する部門に対して、入力・参照の制限をしたい場合、チェックマークを付けます。