給与所得の源泉徴収票

便利な機能

本処理で使用できる便利な機能は以下の通りです。

1. 出力設定をするには

(1)  個別画面でのツールバーの[出力設定]ボタンをクリックするか、メニューの「設定」-「出力設定」を選択すると、以下の画面が表示されます。

(2)  各項目を設定します。

  • 受給者番号を出力する:受給者番号を出力する場合にチェックマークを付け、出力する番号を「部門-社員コードを出力する」「社員コードを出力する」から選択します。
    「部門-社員コードを出力する」を選択した場合は、「部門階層指定」で部門コードをどの階層から出力するかを設定します。

  • 社員住所に郵便番号を出力する:郵便番号を出力する場合にチェックマークを付けます。

  • 中途就職年月日と退職年月日を併記する : チェックを付けた場合に、画面参照、印刷、プレビューで併記した出力をします。
    Excel、汎用データの出力、および、電子申告では退職年月日の出力を優先して出力します。

  • 年末調整しない社員の摘要欄に「年調未済」を付加する:チェックマークを付けると、年末調整をしない社員の摘要欄に「年調未済」と記載します。

    • 電子申告データや光ディスク等で出力する際、「摘要(電子申告等)」で上書設定にしていても、ここでの設定にしたがって「年調未済」が付加されます。

  • 事業所情報を出力する:事業所情報を出力する場合にチェックマークを付け以下の項目を設定します。

    • 会社情報の改行位置の設定:「する」「しない」から選択します。

    • 会社住所の改行位置:半角0~50文字以内で設定します。 設定した内容での改行位置が下に表示されます。 

2. 摘要(給与支払報告書)を入力するには

給与支払報告書のみで出力する摘要の文言等について設定します。

  • 摘要(市区町村)は、特定の市区町村でのみ給与支払報告書への記載規定がある場合に、その内容を入力します。摘要(退職手当等を有する家族)は、退職手当等の支払を受ける一定の配偶者又は扶養親族について入力します。入力する内容は、各市区町村の規定に従ってください。

  • 摘要(市区町村)に入力された内容は、[単票用紙 給与支払報告書(個人別明細書)]にのみ出力されます。

    摘要(退職手当等を有する家族)に入力された内容は、[連続用紙]および[単票用紙 給与支払報告書(個人別明細書)]にのみ出力されます。ご注意ください。

(1)  個別画面でのツールバーの[摘要(給与支払報告書)]ボタンをクリックするか、メニューの「編集」-「摘要(給与支払報告書)」を選択すると、以下の画面が表示されます。

摘要 プレビュー欄には個別画面で入力された摘要が表示されます。

(2)  摘要(市区町村)を全角25(半角50)文字以内で入力します。

(3)  摘要(退職手当等を有する家族)1行目~6行目を全角100(半角200)文字以内で入力します。

(4)  出力位置を選択します。

出力位置を自動判定にした場合、最初の空白行から出力します。

行を設定した場合、その行にすでに摘要が登録されていれば、前に半角スペースが入ります。

摘要(市区町村)、摘要(退職手当等を有する家族)の順で出力します。

(5)  設定した内容を登録する場合は、[設定]ボタンをクリックします。

3. 摘要(電子申告等)を入力するには

書面(印刷、プレビュー、PDF)と電子申告データ等(電子申告データ、光ディスク等)で記載方法が異なる場合に設定します。

各項目の「上書する」にチェックを入れて、全角半角300文字以内で内容を入力します。

  • 『PCA 給与シリーズ』から給与所得の源泉徴収票データを受け入れた場合には、給与側のデータで上書きされます。