プロジェクト仕訳一括読替(完成日)

プロジェクトマスターの完成日の変更を仕訳に反映します。

仕訳伝票では、プロジェクトマスターの完成日と伝票日付を比較して、原価科目の完成/仕掛や、プロジェクト受入金の読替先科目が決定されます。

プロジェクトマスターの完成日が変更された場合、当処理を実行することで、改めて完成日との比較を行い、科目の読み替えを行います。読み替えた伝票の入力担当者は、元の伝票の入力担当者のままとなります。

ヒントと注意事項

  1. 以下の条件のいずれかに該当する場合、伝票を更新することはできません。

    • 「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で入力ロックされている勘定科目や部門、入力ロックされている部門が担当部門に設定されているプロジェクトが使用されている伝票

    • 「前準備」-「会社基本情報の登録」で「仕訳締切日」が設定されていて、その日付以前の伝票

    • 「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で「入力期間制限」により変更・削除できない伝票

    • 「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」の「仕訳変更・削除権」により変更・削除できない伝票

    • 承認を解除できない伝票

    • 編集中の伝票

  2. 読替を行った仕訳が、メニューの「日常帳票」-「仕訳伝票発行・チェックリスト」で承認印を押されている場合、承認は解除されます。

    更新に成功した伝票、更新できなかった伝票の情報は、実行結果の確認画面や以下の場所に出力されるログファイルで確認できます。

    C:\ProgramData\PCA\Kob20¥Log¥プロジェクト仕訳一括読替(完成日)[データベース名]_[実行日時].log

  3. 「振替伝票入力」等で直接完成・仕掛を切り替えた仕訳や、汎用データで指定された完成・仕掛で受け入れた仕訳も、読替の対象となります。完成日との比較で読み替えたくない仕訳がある場合は、仕訳締切日を設定するなどして、読み替え対象とならないようにして頂く必要があります。

画面

メニューの「プロジェクト情報処理」-「プロジェクト仕訳一括読替(完成日)」を選択すると、以下のような画面が表示されます。