『PCA 会計シリーズ』との相違について

『PCA 会計シリーズ』と『PCA 個別原価会計シリーズ』の主だった仕様の相違点をまとめています。

『PCA 会計シリーズ』から『PCA 個別原価会計シリーズ』へ移行された場合はご一読ください。

1. 製造原価科目

「製造原価科目」は「プロジェクト原価科目」として移行されます。

「プロジェクト原価科目」はプロジェクトの完成状態により完成/仕掛に分けて入力します。

「会社基本情報の登録」-「プロジェクト仕訳形式」の設定により、日々の取引でどちらを使用して入力するか変わりますが、プロジェクトマスターの完成日設定に従ってプログラム上で自動判定を行います。

2. プロジェクト入力する勘定科目

勘定科目ごとにプロジェクト入力するかの設定が可能です。

プロジェクト入力する勘定科目を使用して仕訳伝票を入力する際は部門の設定がプロジェクトの担当部門に固定されます。

製造原価(材料費)・製造原価(労務費)・製造原価(外注費)・製造原価(経費)の勘定科目は「プロジェクト入力する」固定となりますので、『PCA 会計シリーズ』から移行した際は仕訳で入力された部門が変更される可能性があります。

3. 配賦入力

「配賦入力」と「共通原価配賦入力」の2つの配賦処理が存在します。

「プロジェクト原価科目」に関しては「共通原価配賦入力」でのみ配賦を行うことが可能で、「配賦入力」では配賦を行うことができません。

そのため、『PCA 会計シリーズ』で「製造原価科目」を使用した配賦伝票はコクヨ式の仕訳伝票としてコンバートします。

4. 取引先マスター

『PCA 個別原価会計シリーズ』では「取引先マスター」が追加されています。

銀行振込機能は取引先マスターを使用することになります。

『PCA 会計シリーズ』では補助科目を使用していましたので、銀行振込機能を使用するためには「補助→取引先コンバート」処理で変換処理が必要となります。

5. 過年度実績

『PCA 個別原価会計シリーズ』の過年度実績は「期末更新」-「消費税の更新方法」で指定された金額で固定となります。

前年比較帳票で税抜・税込を切り替えても過年度実績については集計金額が切り替わりません。

6. 勘定科目「プロジェクト受入金」

プロジェクトの入金に関わる仕訳を入力する際、プロジェクトの完成状態によって使用する勘定科目を切り替えて入力する必要があります。

「プロジェクト受入金」を使用することでプロジェクトの完成状態を判定し、自動で勘定科目を切り替えて入力することが可能になります。