仕訳の一括変更
仕訳を集計後、変更したいマスターを指定して選択した明細を一括で変更します。
変更するマスターによっては、関連するマスターや金額などが自動で調整される場合があります。
一括変更の実行結果を印刷することも可能です。
「e-文書法」対応文書管理ソフト『PCA Hub eDOC』との連動については、
ヒントと注意事項
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「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で、処理レベルが「領域責任者」に設定されているユーザーのみ本処理を実行することができます。
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「入力処理」が「配賦入力」「出来高入力」「共通原価配賦入力」「完成振替入力」「未成振替入力」「未成振替入力(期首振戻)」「出面振替入力」に設定されている伝票は、集計の対象外となりますので、仕訳を一括で変更することはできません。
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他モジュールで登録された仕訳が選択されている状態で変更を実行すると、続行を確認する画面が表示されます。
続行すると、他モジュールから再転送ができなくなりますので、必要に応じて「入力モジュール」で絞り込みを実行してから仕訳を集計してください。
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一括変更は「変更前」に指定したマスター全てと一致する仕訳のみ対象となります。
「借方を変更する」「貸方を変更する」の両方のチェックがONの場合、貸借両方が一致している必要がります。
そのため、『貸借問わず「現金」を「小口現金」に変更する』というような変更を一度で行うことはできません。この場合、『借方のみ「現金」を「小口現金」に変更する』と『貸方のみ「現金」を「小口現金」に変更する』の二度に分けて実行する必要があります。
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工事原価科目から工事原価科目への変更では未成・完成は元の状態から変更されません。
ただし、未成・完成と関係のない科目から工事原価科目に変更した場合、工事マスターの“完成日”と“伝票年月日”の比較により未成・完成を判定します。一括変更後、適宜修正してください。
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科目を変更しても税区分は変更されません。一括変更後、適宜修正してください。
ただし、「会社基本情報の登録」の「未成工事支出金の税額控除」が「完成振替で計上」で、未成・完成と関係のない科目から工事原価科目に変更して未成・完成が自動設定された場合、設定されていた税区分を元に完成時に振替を行う税区分との間での読み替えが行われます。
例)「Q5 課税仕入10%(共通)」⇔「ヌ5 完成時に[仕入10%]に振替」
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「取引先入力」が「しない」の科目から「する」の科目に変更しても、自動で取引先の設定はされません。一括変更後、適宜修正してください。
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変更前・変更後の科目に「完成工事未収入金」「未成工事受入金」「工事受入金」「完成工事高」を指定することはできません。
画面
メニューの「データ入力」-「仕訳の一括変更」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
