人事給与自動連動について
運用開始までの流れ
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自動連動を行うマスターを決める
会社基本情報、役職、給与体系・支給控除名、部門、社員情報から、自動連動の対象とするマスターを決めます(「連動項目一覧」参照)。
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マスターの内容を揃える
給与、人事管理のデータの受入処理*などを利用して、マスターの内容をある程度揃えておくと効率的に進められます。
* 給与の「随時」-「人事連動」-「人事データの受入」、人事管理の「随時」-「給与連動」-「給与データの受入」
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自動連動を有効にする
連動設定処理*で自動連動を有効にし、自動連動に関する各種設定を行います。
*連動設定処理とは、給与では「随時」-「人事連動」-「人事連動設定」、人事管理では「随時」-「給与連動」-「給与連動設定」の処理です。
自動連動を開始する条件(「マスターの条件・制限事項」 参照)を満たしていない場合は、マスターの修正が必要です。
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自動連動セットアップを実行
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連動データの同期を実行(必要な場合のみ)
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基本仕様
自動連動の基本仕様は以下の通りです。
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◇ 同一のシステム領域を使用します。
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※ 給与の最新年度のデータ領域と人事管理の領域を自動連動の対象とします。
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◇ 自動連動の対象となるマスター
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会社基本情報
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役職
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給与体系・支給控除名
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部門
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社員情報(基本情報、顔写真、就労情報、所属情報、住所、住所地図、連絡先、給与データ、社会保険・雇用保険、家族)
詳細な連動内容は、「マスターごとの連動について」の該当部分をご覧ください。
特定のマスターの自動連動を有効にするときに、他のマスターも自動連動を有効にする必要があります。
自動連動を有効にするマスター
自動連動を有効にする必要があるマスター
部門
給与体系・支給控除名
社員-顔写真、就労情報、住所、住所地図、連絡先、社会保険・雇用保険、家族
社員-基本情報
社員-所属情報
社員-基本情報、役職、部門
社員-給与データ
社員-基本情報、給与体系・支給控除名
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以下のデータについては、給与のみ、または人事管理のみで管理することができます。
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社員
退職者、出向、転籍、派遣等で、給与の支払いがない社員等については、人事管理のみで管理する場合
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※ 給与では、年次更新時に翌年の支払いがない退職者については、削除されます。
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※ 自動連動対象外になっている社員を連動対象に変更するには、人事管理の「随時」-「給与連動」-「給与連動設定」の「自動連動対象社員の設定」タブで、自動連動の対象として反映します。
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家族
死亡年月日が入力されている家族について、人事管理で管理する場合
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※ 給与では、年次更新時に年内に死亡している家族が削除されます。
人事管理で、配偶者を複数管理する場合
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※ 人事管理で給与連動にチェックが付いている配偶者が連動対象になります。
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部門
期中の組織変更により人事管理の最新使用期間で部門を削除する場合
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※ 給与ではその部門が月次データで使われていた場合、「自動連動対象外」の部門として登録されます。
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マスターの条件・制限事項
自動連動を有効に設定する場合には、以下の条件・制限を満たす必要があります。
連動マスター |
条件 |
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PCA給与 |
PCA人事管理 |
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会社基本情報 |
会社基本情報の部門コード桁数、社員コード桁数が一致している。 |
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役職 |
コード「999」の役職が存在しない。
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給与体系・支給控除名 |
コード「000」の給与体系が必要。 |
人事管理のみに登録されている給与体系が存在しない。 |
部門 |
会社基本情報の部門コード桁数が一致している。 |
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「役員」に該当する、以下の条件の部門が必要。
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社員-基本情報 |
会社基本情報の社員コード桁数が一致している。 |
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すべての桁が「0」であるコードの社員が存在しない。 |
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社員-住所 |
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社員-連絡先 |
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社員-就労情報 |
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社員-所属情報 |
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社員-給与データ |
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社員-社会保険・雇用保険 |
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社員-家族 |
家族データの氏名(姓)、氏名(名)、生年月日が重複している社員が存在しない。 |
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マスターごとの連動について
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◇ 会社基本情報
PCA給与、PCA人事管理間の双方向のデータ連動で、即時反映されます。
部門コード桁数と社員コード桁数については、会社基本情報の自動連動が無効でも、以下のように連動します。
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部門の自動連動が有効ならば、部門コード桁数について自動連動します。
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社員-基本情報の自動連動が有効ならば、社員コード桁数について自動連動します。
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◇ 役職
PCA給与、PCA人事管理間の双方向のデータ連動で、即時反映されます。
なお、コード「999」の役職は連動対象外です。
給与では、「999 未使用」が初期データとして登録されます。
人事管理では、コード「999」の役職は使用できず、社員の初期値は「未設定」となります。
給与から人事管理に連動するときに、「略称」の値が未設定の場合は、「役職名」の値を「略称」に設定して人事管理に反映します。
≪削除≫
PCA給与: 社員データ、月次データ、社員予約データに登録されている役職は削除できません。
PCA人事管理 : 社員データに登録されている役職は削除できません。
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◇ 給与体系・支給控除名
PCA給与からの一方通行で、即時反映されます。
≪削除≫
PCA給与 : 部門データ、社員データ、月次データ、社員予約データに登録されている給与体系は削除できません。
PCA人事管理 : 支給控除名の削除はできません。
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◇ 部門
PCA給与、PCA人事管理間のデータ連動です。
連動方法は「連動設定」で設定され、双方向、人事管理からの一方通行、給与からの一方通行で、即時反映されます。
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※ 人事管理の最新の使用期間のみと連動します。
≪削除≫
PCA給与 : 社員データ、月次データ、会計転送データ、社員予約データに登録されている部門は削除できません。
PCA人事管理 : 社員データに登録されている部門は削除できません。
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◇ 社員
基本情報、顔写真、住所、住所地図、連絡先、社会保険・雇用保険、家族、給与データは、双方向でのデータ連動です。
就労情報、所属情報は人事管理から給与への一方通行でのデータ連動です。
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※ 就労情報、所属情報のうち、就労状況、休職区分、退職日、所属部門、役職、給与体系については、給与の予約データに反映されます。
社会保険・雇用保険の健康保険等級、介護保険対象区分、厚生年金等級は給与から人事管理への一方通行でのデータ連動です。
≪新規追加≫
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※ 自動連動が有効でない項目が入力必須項目の場合は、登録側のソフトの初期値が設定されます。
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PCA給与で追加した場合
所属情報、就労情報以外の項目を人事管理に追加します。
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PCA人事管理で追加した場合
所属部門が設定されていない場合は、給与では部門コードの値が最小の部門が自動で設定されます。
≪削除≫
PCA給与 : 月次データ、会計転送データ、特殊会計転送データに登録されている社員は削除できません。
PCA人事管理 : 考課データに登録されている社員は削除できません。
<住所について>
続柄は以下の様に連動します。
【PCA人事管理からPCA給与への反映】
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社員のデータが変更された場合は、続柄に設定されている続柄マスターの略称をPCA給与に反映します。
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続柄マスターの略称が変更された場合は、変更後の続柄マスターの略称をPCA給与に反映します。
【PCA給与からPCA人事管理への反映】
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一致する続柄マスターがPCA人事管理に存在する場合は、その続柄マスターをPCA人事管理に反映します。
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一致する続柄マスターがPCA人事管理に存在しない場合は、PCA人事管理に続柄マスターを追加して、その続柄マスターをPCA人事管理に反映します。
<就労情報について>
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入社日以外は給与の予約データと連動します。
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PCA人事管理で就労状況が「未設定」の場合は、給与は「在職」とします。
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PCA給与では、入社日、就労状況、休職区分、退職日の修正登録はできません。
<所属情報について>
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PCA人事管理の主務のデータのみ連動の対象とします。
<給与データについて>
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給与体系は、予約データを介しての双方向のデータ連動で、適時反映します。
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※ 給与の「社員情報の登録」で給与体系を変更した場合、人事管理の給与の最新履歴に即時反映します。
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ヒントと注意事項
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運用開始時の制限事項
PCA給与、PCA人事管理の両製品(または、連携プログラム)を、同一PCにインストールしておく必要があります。
PCA給与、PCA人事管理の一方がクラウド版、他方がオンプレミス版の場合は自動連動できません。
共にクラウド版の場合でも、使用する区画が異なる場合は自動連動できません。
共にオンプレミス版の場合でも、接続するデータベースが異なる場合は自動連動できません。
自動連動を開始するには、領域責任者が自動連動の設定をする必要があります。
PCA給与1領域に対してPCA人事管理1領域で自動連動をすることができます。
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運用中の制限事項
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一方の製品が古く、他方の製品のみ最新のプログラムがインストールされている場合は自動連動できなくなる場合があります。ダウンロードサービス等をご利用いただき、両製品共に最新のプログラムを保つことをお勧めします。
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PCA給与で年次更新をした場合は、PCA給与の最新年度のデータ領域と自動連動します。
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一方の製品のみインストールされている環境で連動項目を変更した場合、他方の製品へは即時反映されません。両製品がインストールされている環境で連動データの同期が必要になります。
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社員マスターの連動項目のうちいずれか1つでも、PCA人事管理の管理項目レベルで参照制限されている場合は、その領域ユーザーでは社員マスターを編集できません。
社員マスターの連動項目のうちいずれか1つでも、PCA人事管理の管理項目レベルで入力制限されている場合は、その領域ユーザーでは社員マスターを編集できません。
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