システムユーザーの登録

ユーザーとは『PCA人事管理』をご使用になる方のことです。

複数のユーザーを登録し、システムを運用することができます。ユーザーレベルが「一般ユーザー」の場合、システムユーザーとして登録されていても、データ領域ごとのユーザー(領域ユーザー)として登録されていないと、データの入力などを行うことはできません。

≪セキュリティに関する処理の流れ≫

「システムユーザー」に関する管理方法を設定します。以下の場合に設定が必要です。

  • ネットワーク版をご使用で、システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「独自認証」の場合

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(2)  「システムユーザーの登録」

 

『PCA人事管理』を使用するユーザーを登録します。

システムユーザーの登録内容は、「システムユーザー確認リスト」で確認できます。

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処理・管理項目・社員ごとにセキュリティレベルを設定します。

領域ユーザーの“セキュリティレベル”と組み合わせることで、より的確にセキュリティの設定を行うことができます。

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システムユーザーとして登録されているユーザーを、データ領域ごとに領域ユーザーとして登録します。

処理、管理項目、社員のセキュリティ(処理)レベルと処理可能な部門をユーザーごとに設定します。

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(5)  運用状況の確認

現在使用中のユーザー、処理のほか、ロック中のデータを確認することができます。

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(6)  操作履歴の確認

『PCA人事管理』で行ったデータ領域ごとの各操作(処理の起動、データの入力・修正・削除、帳票の参照・出力、領域ユーザーの登録・削除など)の履歴を確認することができます。

データ領域の作成・削除などデータ領域に関する各操作と、システムユーザーの登録・削除などユーザーに関する各操作の履歴は、「システムツール」の「システム履歴の確認」で確認することができます。

ヒントと注意事項

  1. ユーザーレベルが「システム管理者」のユーザーは、必ず1人以上存在する必要があります。

  2. 設定には以下の制限があります。

    • 『PCA人事管理』にログオンしているユーザーの「ユーザーレベル」を変更することはできません。

    • 「システムユーザーの登録」を起動中のユーザーについては、他のユーザーが設定を変更したり、削除したりすることはできません。
  3. ユーザーは同じ『PCA hyperシリーズ』の間で共有して使用することができます。

    ユーザーを共有することで、ユーザー名やパスワード(独自認証の場合のみ)を製品ごとに管理する手間を省略します。

    パスワードの管理設定(独自認証の場合のみ)やユーザーアカウントに対するロック設定は、シリーズ製品全体で共有されます。

  4. 独自認証の場合で、パスワードレス認証、ワンタイムパスワード認証を使用する場合には、「システムツール」-「パスワードレス認証の有効化」「ワンタイムパスワード認証の有効化」を実行しておく必要があります。

画面

メニューの「セキュリティ」-「システムユーザーの登録」を選択すると、以下のような画面が表示されます。

 

≪一覧表示画面≫

 

 


≪個別表示画面≫

・スタンドアロン版をご使用の場合

・ネットワーク版をご使用で、システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「独自認証」の場合

 

 

≪個別表示画面≫

・ネットワーク版をご使用で、システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「OS認証」の場合