システムツール
『PCA hyper 固定資産シリーズ』には「システムツール」という『PCA hyper 固定資産シリーズ』専用のユーティリティソフトが付属しています。
システムツールは、以下のような場合に実行します。
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データ領域の複写やリカバリなどで作成したデータ領域について、他のデータ領域と同じ会社として構成したり、同じ会社として構成されているデータ領域を別の会社として構成したりしたい。
→「システムツール」-「共通」-「会社構成の変更」を実行します。
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※ 対象の会社が企業グループの親会社に設定されている場合、「会社構成の変更」を実行すると、企業グループから除外されます。「会社名による再構成」では、すべての企業グループからすべての親会社が除外されます。
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『PCA hyper 固定資産シリーズ』を再セットアップした後など、データ領域が表示・選択できなくなった。
→「システムツール」-「共通」-「データ領域の更新」を実行します。
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『PCA hyper 固定資産シリーズ』を再セットアップした後など、データ領域が表示・選択できなくなった。
→「システムツール」-「共通」-「データ領域情報の再構築」を実行します。
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データが何らかの原因で破損してしまい、削除したいデータ領域が「データ領域の削除」で削除できない。
→「システムツール」-「共通」-「領域の削除」を実行します。
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※ データに破損がある場合など、「データ領域の削除」で削除できない領域のみ実行してください。
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データ領域の作成・削除などデータ領域に関する各操作と、システムユーザー・領域ユーザーの登録・削除などユーザーに関する各操作の履歴を確認したい。
→「システムツール」-「共通」-「システム履歴の確認」を実行します。
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※ データ領域ごとの各操作(処理の起動、データの入力・修正・削除、帳票の参照・出力など)の履歴は、「セキュリティ」-「操作履歴の確認」で確認することができます。
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『PCA hyper 固定資産シリーズ』が正常終了しなかったため、起動していないのにログオンしている状態になっている、または『PCA hyper 固定資産シリーズ』が起動できない。
→「システムツール」-「共通」-「ログオンユーザーのクリア」を実行します。
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『PCA hyper 固定資産シリーズ』が正常終了しなかったため、起動していないのに処理がロック状態になっている。
→「システムツール」-「共通」-「プログラムロックの解除」を実行します。
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大量のデータが登録されているデータ領域で、処理速度が遅くなった。
→「システムツール」-「共通」-「データベースの保守」を実行します。
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※ 何らかの原因で「システムツール」が正常に終了しなかった場合、そのデータ領域は使用できなくなりますので、事前に「データ領域の作成」でデータ領域のコピーを作成してください。
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※ 処理速度は改善しない場合があります。
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システム履歴や操作履歴が設定した件数を超えた場合に警告メッセージを表示させたい。
→「システムツール」-「共通」-「システム履歴、操作履歴の上限値」を実行します。
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ログオン画面のユーザーIDの選択・入力方式を変更したい。
→「システムツール」-「共通」-「ログオン形式の変更」を実行します。
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領域ごとのデータを保存するドライブ、フォルダを変更したい。
→以下の手順で変更します。
i. 『PCA hyper 固定資産シリーズ』で管理しているデータ領域について、「データ領域のバックアップ」「データ領域の一括バックアップ」を実行します。
ii. 「システムツール」-「共通」-「物理データパスの再設定」)を実行します。
iii. 『PCA hyper 固定資産シリーズ』を起動して、「データ領域の作成」を実行します。
iv. 作成した領域にⅰで作成したバックアップデータをリカバリします。
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※ すでに作成済みのデータについては移動されません。
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データ領域に登録されたeDOCリンク情報のサーバーマシン名を一括変更したい。
→「システムツール」-「共通」-「eDOCサーバー名の変更」を実行します。
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どのユーザーがどのデータ領域を利用できるのかを一括で確認したい。
→「システムツール」-「共通」-「領域ユーザーの一括確認」を実行します。
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領域ユーザーを作成できるユーザーを「システム管理者」に限定したい。
→「システムツール」-「共通」-「領域ユーザーの登録制限」を実行します。
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使用しないユーザーを削除したい。
→「システムツール」-「共通」-「未使用ユーザーの削除」を実行します。
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旧製品(『PCA 固定資産シリーズ バージョンX』)のデータを削除したい。
→「システムツール」-「共通」-「旧製品データの削除」を実行します。
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PCAの電話サポートで必要な環境情報を取得して参照したい。
→「システムツール」-「共通」-「環境情報の取得」を実行します。
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管理者アップデートの通知方法を変更したい。
→「システムツール」-「共通」-「管理者アップデートの通知形式」を実行します。
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※ 「管理者アップデートの通知形式」は以下のすべての条件を満たす場合に実行することがでます。
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『PCA自動アップデート』のバージョン1.0、リビジョン4.00以降(『PCAクラウド』『PCAサブスク』製品をご利用の場合は『PCA自動アップデートサブスク』のバージョン2.0、リビジョン1.0以降)がセットアップ済
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『PCA hyper 固定資産シリーズ』セットアップ時にシステム管理者として実行した
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ネットワーク版をご利用の場合で、クライアントのプログラムアップデートを管理したい
→「システムツール」-「クライアントアップデートの管理」を実行します。
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※ 「クライアントアップデートの管理」は以下のすべての条件を満たす場合に実行することができます。
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『PCA自動アップデート』のバージョン1.0、リビジョン4.00以降(『PCAサブスク』製品をご利用の場合は『PCA自動アップデート サブスク』のバージョン2.0、リビジョン1.0以降)がセットアップ済
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ネットワーク版をご利用である
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『PCA hyper 固定資産シリーズ』ットアップ時にシステム管理者として実行した
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各クライアントの製品のインストール状況を把握したい。
→「システムツール」-「共通」-「クライアント環境情報の確認」を実行します。
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プログラムバージョンを更新するための権限を設定したい。
→「システムツール」-「共通」-「プログラムバージョンの管理」を実行します。
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ネットワーク版のライセンスを追加購入したので、ライセンスキーを入力し直したい。
→「システムツール」-「共通」-「ライセンスの管理」を実行します。
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PSS会員限定機能を利用したい
→「システムツール」-「共通」-「製品サービスライセンスの管理」を実行します。
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※ 『PCA クラウド』では実行することはできません。
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『パスワードレス認証(顔認証、指紋認証、PINによる認証)を使用したい。
→「システムツール」-「共通」-「パスワードレス認証の有効化」を実行します。
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ワンタイムパスワード認証を使用したい。ワンタイムパスワード認証を使用したい。
「システムツール」-「ワンタイムパスワード認証の有効化」を実行します。
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Client-APIの有効化で登録したベンダー情報を確認・削除したい。
→「システムツール」-「共通」-「Client-API有効化の確認」を実行します。
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製品に登録されているアドインの登録を解除したい。
→「システムツール」-「共通」-「アドインの登録解除」実行します。
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異なる領域に領域ユーザー情報をコピーしたい。
→「システムツール」-「共通」-「領域ユーザー情報のコピー」を実行します
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異なる領域にパターン設定をコピーしたい。
→「システムツール」-「共通」-「パターン設定のコピー」を実行します。
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システムの機能向上のためPCAが利用状況ログを収集することへの許諾設定を変更したい。
→「システムツール」-「利用状況ログの収集許諾」を実行します。
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連携アカウントでのログオン(シングルサインオン)を使用したい。
→「システムツール」-「共通」-「連携アカウントでログオンの有効化」を実行します。
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リカバリ時にユーザーID情報が一致した場合に動作選択メッセージを表示させたい。
→「システムツール」-「共通」-「リカバリ時の表示メッセージの管理」を実行します。
ヒントと注意事項
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システムツールを実行する前に、『PCA hyper 固定資産シリーズ』が終了していることを確認してください。
起動中にシステムツールを実行すると、データが破損する可能性があります。
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※ ネットワーク版をご使用の場合、すべてのクライアントで『PCA hyper 固定資産シリーズ』を終了させてください。
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画面
[スタート]メニューから[(すべての)プログラム]
→『PCA hyper 固定資産シリーズ』を終了していることを確認して、[OK]ボタンをクリックします。


以下の場合は、システムツール起動前に『PCA hyper 固定資産シリーズ』のログオン画面が表示されますので、ユーザーID、パスワードを入力して、ログオンしてください。
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スタンドアロン版をご使用の場合
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ネットワーク版をご使用で、システム領域作成時の「アプリケーション認証方法」の設定が「独自認証」の場合