期末更新処理(繰越)
更新元が「確定申告」の場合
新年度のデータを入力する前に実行します。
期末更新処理(繰越)を実行すると、現在使用中のデータ領域を元に、新年度用のデータ領域(確定申告、または中間申告)が作成されます。
更新元が「中間申告」の場合
中間申告データから確定申告データを作成します。
期末更新処理(繰越)を実行すると、現在使用中のデータ領域を元に、当年度用の確定申告データ領域が作成されます。
-
※ データ領域は1社1期分を1領域として管理しています。
-
※ 本処理を実行後、更新先のデータを入力する場合は、「データ領域の選択」で更新先のデータ領域を選択して、領域を移動してください。
-
※ 元のデータ領域は削除されませんので、ご安心ください。
前準備で設定した各種マスターは、更新先データ領域にも自動で登録されます。
ヒントと注意事項
-
期末更新処理(繰越)を実行した後で、前年度(更新元)の資産データを追加・修正・削除した場合は、再更新を実行することで、追加・修正・削除した内容を反映することができます。
-
処理を実行するユーザーに対して、入力・参照ロックが設定されている部門が存在する場合、処理を起動することはできません。
また更新先のデータ領域で入力・参照ロックが設定されている場合、再更新を実行することはできません。
-
処理を実行するユーザーに対して、資産データの変更・削除権が無い場合、処理を起動することはできません。
更新先のデータ領域で資産データの変更・削除権が無い場合、または、更新先のデータ領域で資産データの操作が許可されていない場合は再更新を実行することはできません。
-
期末更新処理(繰越)実行時に下記のメッセージが表示されることがあります。
このメッセージは別表十六(八)の金額と一括償却資産の合計金額に相違がある場合に表示されます。
特別な理由がない限り、一括償却資産の調整処理で確認、調整を行ってください。
-
「自動付番設定」で自動付番コードと資産を紐付設定している場合(「設定しない」以外を選択している場合)、以下のメッセージが表示されます。更新元領域と更新先領域で資産コードが重複していると、再更新で更新先領域の資産が削除されます。資産コードの重複を防ぐため、[はい]を選択して、更新元領域では自動付番をすべて行わない設定に変更することをお勧めします。
-
棚卸状況が「棚卸中」の資産が存在する場合、メッセージが表示されます。「棚卸」-「棚卸実施状況一覧」で棚卸の状況を確認してください。
画面
メニューの「ファイル」-「期末更新処理(繰越)」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
