便利な機能

ここでは、各処理で「便利な機能」として使用できる共通操作項目について説明しています。

  • 処理によって操作が若干異なる場合があります。

操作手順

郵便番号・住所辞書機能について

郵便番号から住所を検索したり、住所から郵便番号を検索したりすることができます。

 

【郵便番号から検索する場合】

(1)  郵便番号欄のボタンをクリックすると、「郵便番号-住所 変換」画面が表示されます。

(2)  郵便番号をわかる範囲で入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

(3)  表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(4)  郵便番号と該当する住所が自動で入力されます。

 

【住所から検索する場合】

(1)  住所1欄のボタンをクリックすると、「郵便番号-住所変換」画面が表示されます。

(2)  住所をわかる範囲で入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

(3)  表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(4)  住所と該当する郵便番号が自動で入力されます。

法人番号の辞書機能について

法人名から検索することができます。

(1)   「法人名」に頭文字などを入力して[検索]ボタンをクリックすると、検索結果が表示されます。

  • 前方一致検索を利用するため、「株式会社」などは除いた名称で検索してください。

(2)    表示された中からクリックして選択し、[OK]ボタンをクリックします。

(3)    法人情報の変更画面が表示されますので、選択した法人情報で現在の入力内容を変更するかどうかを選択します。

 

≪表示内容≫

  • 適格請求書発行事業者情報:国税庁法人番号システムWeb-API 機能を利用して取得した情報を表示します。

≪入力設定≫

  • 変更チェック:選択した法人情報で現在の入力内容を変更します。反映する値を確認して選択してください。

  • 取引先名を半角に変換:「する」「しない」から選択します。取引先名は全角20文字(半角40文字)で設定されます。

  • 取引先名の法人格:「省略する」「略語を使用する」「何もしない」から選択します。取引先名は全角20文字(半角40文字)で設定されます。

※1 半角変換

対象は、英数字、カタカナ、空白(スペース)、一部の記号

<変換対象の記号>

「&」(アンパサンド)

「’」 (アポストロフィー)

「,」(コンマ)

「‐」(ハイフン)

「.」(ピリオド)

「・」(中点)

<<法人格名称と略称>>

名称に法人格名称が含まれる場合、設定により法人格名称が省略、略称に変換されます。

法人格名称

略称

株式会社

(株)

有限会社

(有)

合名会社

(名)

合資会社

(資)

合同会社

(同)

医療法人社団

(医)

医療法人財団

(医)

社会医療法人

(医)

医療法人

(医)

一般財団法人

(一財)

公益財団法人

(公財)

財団法人

(財)

一般社団法人

(一社)

公益社団法人

(公社)

社団法人

(社)

宗教法人

(宗)

学校法人

(学)

社会福祉法人

(福)

相互会社

(相)

特定非営利活動法人

(特非)

地方独立行政法人

(地独)

独立行政法人

(独)

弁護士法人

(弁)

有限責任中間法人

(中)

無限責任中間法人

(中)

行政書士法人

(行)

司法書士法人

(司)

税理士法人

(税)

国立大学法人

(大)

公立大学法人

(大)

(4)   法人情報の変更画面で選択した項目の内容が自動で入力されます。

  • このサービスは国税庁法人番号システムWeb-API 機能を利用して取得した情報をもとに作成していますが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではありません。

    出典:国税庁法人番号公表サイト(https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

適格請求書発行事業者の登録番号の確認機能について

適格請求書発行事業者の登録番号から、事業者の情報を確認することができます。

(1)   事業者登録番号欄に登録番号を入力した状態で[確認]ボタンをクリックすると、「適格 請求書発行事業者情報」画面が表示されます。

(2)  登録番号が適格請求書発行事業者公表サイトに登録されている事業者の場合は、名称や登 録状態が表示されます。

  • このサービスは国税庁適格請求書発行事業者公表システムのWeb-API機能を利用して取得し た情報をもとに作成していますが、サービスの内容は国税庁によって保証されたものではあ りません。
    出典:国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイト

    https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/

登録確認画面の表示・非表示を切り替えるには

マスター登録処理、資産登録処理、セキュリティ処理の一部では、登録時の確認画面の表示・非表示を切り替えることができます。

メニューバーの「設定」-「登録確認」にチェックが付いている場合は、登録時に確認の画面が表示されます。

メニューバーの「設定」-「登録確認」にチェックが付いていない場合は、登録時に確認の画面が表示されません。

確認画面の「以後、このメッセージを表示しない」にチェックを付けると、以後、確認画面は表示されなくなります。メニューバーの「設定」-「登録確認」で設定を随時変更することができます。

表示するデータを絞り込むには

資産データを色々な条件で絞り込んで表示することができます。

条件は保存することができ、保存した条件を呼び出して使用することもできます。

操作方法は「設定した条件を保存・呼び出しするには」をご覧ください。

  • データの保守では条件保存、条件読込することはできません。

登録区分

  • 「本登録資産」「仮登録資産」から選択します。
    予定額一覧の場合は、「本登録資産」「仮登録資産(計算可能)」「仮登録資産(計算不可)」から選択します。

資産

  • 登録の種類:該当する資産にチェックマークを付けます

  • 資産コード

出力範囲・絞込範囲

※ 処理により表示される項目が異なります。

(1)  ボタンをクリックするとそれぞれの指定画面が表示されます。

(2)  「選択方法」を指定し、出力する項目を選択します。[Ctrl]や[Shift]キーを使用することで、複数の項目を選択することができます。

  • コード欄に入力すると、その数字から始まるコードで絞り込みができます。
    また、「検索結果に部分一致を含める」にチェックマークを付けると、後ろにその数字があるコードも検索結果に表示されます。

(3)  [設定]ボタンをクリックすると、設定されます。

設定できる出力範囲(処理により設定できる項目が異なります。)

  • 登録の種類

  • リース資産区分

  • 固定資産科目

  • 償却方法

  • 役所

  • 場所

  • 摘要

  • 部門[法]/サービス区分[社]/事業[公]

  • 部門グループ[法]/拠点区分[社]/事業グループ[公]

  • 担当者

  • 仕入先

  • セグメント1~3[法](名称変更した場合は名称が変わります。)

  • 集計区分1~3(名称変更した場合は名称が変わります。)

  • 種類

  • 償却資産の種類

  • 事業区分[社]/会計区分[公]

  • 資産配賦パターン

  • 除却・売却予定

以下の出力範囲は、出力する項目で「未設定」を指定できます。

  • 担当者

  • 仕入先

  • 集計区分1~3(名称変更した場合は名称が変わります。)

  • 種類

仮登録資産を扱う処理の場合は下記マスターも「未設定」が指定できます。

  • 固定資産科目

  • 償却方法

  • 場所

  • 部門[法]/サービス区分[社]/事業[公]

  • 事業区分[社]/会計区分[公]

  • セグメント1~3[法](名称変更した場合は名称が変わります。)

  • セグメント1~3の名称は「前準備」-「会社基本情報の登録」の「セグメント設定」タブで変更できます。

  • 集計区分の名称は「ファイル」-「データの保守」の「資産」-「集計区分種別の名称変更」で変更できます。

絞り込み

  • 処理により表示される項目が異なります。

以下の項目で絞り込みができます。該当するものを設定してください。

  • 資産コード

  • 資産名:絞り込み内容を入力し、「を含む」、「と等しい」から選択します。

    • クラウド版以外では大文字・小文字は区別しないで絞り込みます。

      • を含む:部分一致で絞り込みを行います。

      • と等しい:完全一致で絞り込みを行います。

  • 契約番号

    • 契約番号が指定された場合、リース資産のみが集計対象となります。

  • 取得年月日

  • 供用年月日

  • 契約開始日

  • 支払開始日

  • 期末までの解約済資産の出力:期末(中間申告の場合は、中間事業年月日(第2四半期終了日))までに解約された資産を集計するかどうかを指定します。

  • リース解約日

  • 期中移動資産のみ出力

  • 移動日:期中移動資産のみ出力で「しない」を選択している場合のみ入力します。

  • 期末残価率

  • 資本的支出の出力

  • 除却・売却資産の出力

  • 当期償却額がない資産の出力

  • 当期支払額がない資産の出力

    • 以下の条件のうち、集計対象に関係するもの全てを満たす場合に当期支払額がない資産とみなします。

      • 当期支払額=0

      • 当期支払額(消費税)=0、または、消費税控除が「0:契約時に一括控除」

      • 維持管理費=0

      • 維持管理費(消費税)=0

      • 再リース全ての当期支払額=0

      • 再リース全ての当期消費税=0

  • 当期債務額がない資産の出力

    • 以下の条件を全て満たす場合に当期債務額がない資産とみなします。

      • 元本返済額=0

      • 利息相当額=0

      • 消費税債務=0、または、消費税控除が「1:支払時に分割控除」

  • 備考:絞り込み内容を入力し、「を含む」、「と等しい」から選択します。

    • 備考が指定された場合、一括償却資産は集計対象外となります。

    • クラウド版以外では大文字・小文字は区別しないで絞り込みます。

      • を含む:部分一致で絞り込みを行います。

      • と等しい:完全一致で絞り込みを行います。

  • 項目の一致条件:参考1~3で指定した内容についての一致条件を「すべてが一致する資産」「いずれかが一致する資産」から選択します。

    • すべてが一致する資産:参考1~3で指定した条件がすべて当てはまる資産を絞り込みます。

    • いずれかが一致する資産:参考1~3で指定した条件のひとつでも当てはまる資産を絞り込みます。

  • 参考1~3:絞り込み内容を入力し、「を含む」、「と等しい」から選択します。

    • クラウド版以外では大文字・小文字は区別しないで絞り込みます。

      • を含む:部分一致で絞り込みを行います。

      • と等しい:完全一致で絞り込みを行います。

フセン

資産の登録、資産の一覧入力、通知設定で検索画面、資産確認リスト、固定資産台帳(一)、償却資産台帳、月次償却額一覧、償却予定額一覧、汎用データの作成の条件指示で設定できます。

※フセンの検索条件を保存するには、条件読込・保存をご利用ください。

 

以下の項目で絞り込みができます。該当するものを設定してください。

  • フセン区分:フセン区分を指定します。複数指定することもできます。

  • メモ:絞り込みをしたいキーワードを入力し、「部分一致(を含む)」「完全一致(と等しい)」を指定して、メモを検索できます。

  • フセン更新者:フセン更新者を指定します。複数指定することもできます。

  • フセン更新日:更新日の期間を指定します。

その他特殊事項

  • 処理により設定できる項目が異なります。

  • 除却・売却資産:「出力しない」「除却・売却資産のみ」「除却・売却資産を含める」から選択します。

    • 除却・売却資産のみ:除却・売却資産で、かつ、除却・売却年月日が指定されている場合は、除却・売却年月日が範囲内に含まれる資産を出力します。

    • 除却・売却した資産の償却費を除却・売却月まで計算するかどうかは、「前準備」-「会社基本情報の登録」の「計算設定」タブの「売却方法」「除却方法」の設定に従います。

  • 期中除却・売却資産:「出力しない」「期中除却・売却資産を含める」から選択します。

    • 期中除却・売却資産を含める:除却売却資産であっても除却・売却年月日が集計期間の償却資産税賦課期間内であれば集計対象となります。

    • 除却・売却した資産の償却費を除却・売却月まで計算するかどうかは、「前準備」-「会社基本情報の登録」の「計算設定」タブの「売却方法」「除却方法」の設定に従います。

  • 除却・売却年月日:除却・売却資産の指定が「出力しない」以外の場合に設定します。

  • 償却済資産:「指定なし」「償却済資産のみ」「償却済資産を除く」から選択します。また、償却終了年度を「当期」「過年度」から選択します。

  • 圧縮記帳:「指定なし」「適用資産のみ」「適用資産を除く」から選択します。

  • 圧縮記帳年月日:圧縮記帳適用資産については指定範囲内のものが出力されます。圧縮記帳の指定が「適用資産のみ」の場合に設定します。少額資産は、取得年月日を圧縮記帳年月日として扱い絞り込みされます。

  • 減損資産:「指定なし」「当期適用資産のみ」「当期適用資産を除く」「当期および過年度適用資産のみ」から選択します。

    • 「前準備」-「会社基本情報の登録」-「環境設定」タブの減損損失で「計上しない」を選択している場合は表示されません。

    • 当期適用資産のみ:「当期減損損失額 > 0」の資産を出力します。

    • 当期適用資産を除く:「当期減損損失額 <= 0」の資産を出力します。

    • 当期および過年度適用資産のみ:「当期減損損失額 > 0」または「前期までの減損損失累計額 > 0」の資産を出力します。

  • 減損グループ:参照ボタンをクリックして選択します。

    • 減損資産の設定が「当期適用資産のみ」「当期および過年度適用資産のみ」を選択している場合に設定できます。

    資産除去債務:「指定なし」「適用資産のみ」「適用資産を除く」から選択します。

  • 遊休資産:「指定なし」「当期適用資産のみ」「当期適用資産を除く」から選択します。

  • 遊休状態:「指定なし」「遊休未終了資産のみ」「遊休終了資産のみ」から選択します。

  • 支払額:「基本支払分と再リース分を合算」「基本支払分のみ」「再リース分のみ」から選択します。

    • 基本支払分と再リース分を合算:全てのリース資産を出力します。

    • 基本支払分のみ:全てのリース資産を出力します。

    • 再リース分のみ:再リースのあるリース資産のみ出力します。

  • 少額資産の償却額:「計上しない」「計上する」から選択します。

    PCA固定資産において、少額資産は即費用化されます。

    少額資産を当期償却額として計上したい場合は「計上する」を選択してください。

  • 特別償却:「指定なし」「適用資産のみ」「適用資産を除く」から選択します。適用資産は、特別償却額 > 0 で判定しています。

  • 特別償却区分:出力する特別償却区分にチェックマークを付けます。特別償却で「適用資産のみ」を選択している場合に設定できます。

配賦先出力範囲

  • 配賦先:配賦先を選択します。

    • 部門[法]/サービス区分[社]/事業[公]

    • 事業区分[社]/会計区分[公]

    • セグメント1~3[法](名称変更した場合は名称が変わります。)

  • 指定の配賦先のみを出力する:指定した配賦先の情報のみを出力します。

資産管理

【出力範囲】

  • 管理用集計区分1~5:管理用集計区分で範囲指定する場合に設定します。操作方法は「出力範囲・絞込範囲」をご覧ください。

    • 「前準備」-「会社基本情報の登録」で「管理用集計区分使用数」を1以上に設定した場合に表示されます。

 

【絞り込み】

  • 管理コード

  • 以下は「前準備」-「会社基本情報の登録」で「管理用参考使用数」を1以上に設定した場合に表示されます。

  • 項目の一致条件:管理用参考1~7で指定した内容についての一致条件を「すべてが一致する資産」「いずれかが一致する資産」から選択します。

    • すべてが一致する資産:管理用参考で指定した条件がすべて当てはまる資産を絞り込みます。

    • いずれかが一致する資産:管理用参考で指定した条件のひとつでも当てはまる資産を絞り込みます。

  • 管理用参考1~7:絞り込み内容を入力し、「を含む」、「と等しい」から選択します。

    • クラウド版以外では大文字・小文字は区別しないで絞り込みます。

      • を含む:部分一致で絞り込みを行います。

      • と等しい:完全一致で絞り込みを行います。

ユーザー定義

「前準備」-「その他のマスター」-「ユーザー定義項目の設定」で「有効」にしている項目がある場合にタブが表示されます。

  • ユーザー定義項目指定:[ユーザー定義項目指定]ボタンをクリックすると「ユーザー定義項目指定」画面が表示されます。絞り込みに使用したい項目を未選択項目から選択して[追加]ボタンで追加します。10件まで選択可能です。[除外][全除外]ボタンをクリックすると選択済み項目から除外します。

  • 項目の一致条件:「ユーザー定義項目指定」で指定した内容についての一致条件を「すべてが一致する資産」「いずれかが一致する資産」から選択します。

    • すべてが一致する資産:「ユーザー定義項目指定」で指定した条件がすべて当てはまる資産を絞り込みます。

    • いずれかが一致する資産:「ユーザー定義項目指定」で指定した条件のひとつでも当てはまる資産を絞り込みます。

設定した条件を保存・呼び出しするには

条件指示画面(検索条件設定画面)で設定した内容を保存し、次回以降保存した条件を呼び出して使用することができます。

 

【条件を保存するには】

(1)  出力・検索する条件を設定し、[条件保存]ボタンをクリックします。

(2)  条件保存画面が表示されます。

  • 条件名:全角20(半角40)文字以内で入力します。

  • 出力形式を含めて保存:「出力形式」欄で選択した内容を含めて保存する場合にチェックマークを付けます(「出力形式」欄がある処理で表示されます)。

  • 台帳パターンを含めて保存:パターン設定画面で設定した内容を含めて保存する場合にチェックマークを付けます(固定資産台帳(一)、リース資産一覧で表示されます)。

(3)  [保存]ボタンをクリックします。

 

【条件を呼び出すには】

(1)  条件指示画面(検索条件設定画面)で[条件読込]ボタンをクリックします。

(2)  条件読込画面が表示されますので、使用したい条件を選択して、[反映]ボタンをクリックします。

保存済みの条件を削除する場合には[削除]ボタンをクリックします。

  • <初期条件>は初回起動時の状態に戻したい場合に選択する項目のため、削除できません。

データ領域を検索するには

データ領域を切り替えたり、削除したりする際に指定した文字列でデータ領域を検索することができます。

(1)  [検索]ボタンをクリックします。

(2)  「検索」画面が表示されますので、文字列を全角20(半角40)文字以内で入力して、[検索]ボタンをクリックします。検索の対象となるのは、コードと会社名です。

検索機能について

(1)  [検索]ボタンをクリックすると、以下のような検索画面が表示されます。

(2)  検索する文字列、検索する方向を選択し[検索]ボタンをクリックします。

  • 大文字と小文字を区別して検索したい場合は、「大文字と小文字を区別する」にチェックマークを付けます。

資産にフセンを付けてメモを入力するには

資産にフセンを付けてメモを入力しておくと、他の資産と区別することができます。

また、フセン区分、メモ、フセンの更新を行ったユーザー、更新日を指定して、資産を検索することができます。URLを記載している場合、[ctrl]キーを押しながらクリックするとリンク先を開くことができます。

 

フセン貼付に対応している処理

資産の登録、資産の一覧入力、固定資産台帳(一)、償却資産台帳、月次償却額一覧、償却予定額一覧

※資産の一覧入力では、複数資産に一括でフセンの貼付・削除ができます(「複数資産に一括でフセンを貼付・削除するには 」参照)。

 

フセンは1資産ごとに付けることができます。

フセンの区分は12種類設定でき、色と名称は、「前準備」-「その他のマスター」-「 フセンの設定」でお客様任意の内容に変更可能です。

(1)  ツールバーの[フセン]ボタンをクリックします。

→マウスポインタがフセンの形に変わります。

(2)  フセンを付けたい資産をクリックします。

フセンを付けたい資産を選択してから、ツールバーの[フセン]ボタンをクリックしても同様です。

→「フセン」画面が表示されます。

(3)  フセン区分を選択し、メモを全角400(半角800)文字以内で入力します。

※入力処理、帳票、通知設定で条件指示(フセン区分、メモ、フセンの更新を行ったユーザー、更新日)で設定し、絞り込みができます。

(4)  フセンを付ける場合は、[登録]ボタンをクリックします。

中止する場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。

すでにフセンが付いている資産を選択して、[削除]ボタンをクリックすると、フセンを削除することができます。

複数資産に一括でフセンを貼付・削除するには

「資産の一覧入力」では、複数の資産に一括でフセンを貼付・削除することができます。

(1)  資産の絞り込み欄で、フセンを貼付・削除する資産を選択します。

(2)  ツールバーの[フセン]ボタンをクリックします。

→「フセン」画面が表示されます。

資産の新規登録の場合、「すべての行に変更を反映する」にチェックマークをつけて登録・削除すると、入力中のすべての資産に一括で反映されます。

資産の新規登録以外の場合、「対象がチェックONの行に変更を反映する」にチェックマークをつけて登録・削除すると、資産の絞り込み欄の「対象」列にチェックマークがある資産に一括で反映されます。

すでにフセンが付いている資産を選択して、[削除]ボタンをクリックすると、一括でフセンを削除することができます。

 

フセンの内容を確認するには

フセンの内容を後で確認したい場合は、ツールバーの[フセン]ボタンをクリックしてからフセンが付いている資産を選択するか、フセンが付いている資産を選択してからツールバーの[フセン]ボタンをクリックします。

→フセン区分とメモの内容が表示されます。

フセンマークにマウスポインタを移動させてもフセンの内容が表示されます。

 

[台帳・一覧]に関する便利な機能

パターンを設定するには

固定資産台帳(一)、リース資産一覧、グループ固定資産台帳(一)、棚卸実施状況一覧で出力レイアウトを設定できます。

  • 画面は「固定資産台帳(一)」を表示しています。

 

(1)  【新規登録の場合】

「<新規作成>」を選択し、[設定]ボタンをクリックします。

固定資産台帳(一)で帳票種別が「自由集計(台帳1)」の場合には、複写元初期パターンを選択します。

【修正の場合】

修正するパターン名を選択し、[設定]ボタンをクリックします。

(2)  設定画面が表示されます。

(3)  項目を設定します。

項目

項目の説明

パターン:

パターン名

全角20(半角40)文字以内で入力します。

様式タイトル

「帳票種別」で選択した帳票名を表示します。

全角20(半角40)文字以内で修正できます。

印刷時の様式タイトルとして使用されます。

出力レイアウト:

表示内容

レイアウト上の表示内容を「項目名」「データ」から選択します。

出力レイアウト

どの場所にどのデータを出力するか、レイアウトします。

設定したい場所をクリックし、下部に表示されている選択項目の一覧から選択します。

印刷時項目情報:

幅桁数

列ごとに幅桁数を1~70で設定します。

[自動調整]ボタンで、配置された項目のデータの最大桁数を自動設定します。

幅桁数を超える印刷

設定されている幅桁数を超えているデータがある場合、どのように表示するかを「縮小」「切り捨て」から選択します。

 

選択項目の種類

選択項目を絞り込んで表示したい場合に、選択すると、絞り込んだ項目を表示します。

(4)  [設定]ボタンをクリックします。

他のパターンから出力項目をコピーするには

メニューバーの「編集」-「他のパターンから出力項目コピー」を選択すると、「出力項目コピー」画面が表示されます。

コピー元の帳票種別、出力形式、パターンを選択します。

  • グループ固定資産台帳(一)では、処理を「グループ固定資産台帳(一)」、「固定資産台帳(一)」から選択できます。

    【固定資産台帳(一)画面】

    【グループ固定資産台帳(一)画面】

初期の設定に戻すには

(1)  メニューバーの「編集」-「初期パターン読込」を選択します。

グループ固定資産台帳(一)の場合は、初期パターンの読み込み画面が表示されますので、会社基本情報の設定を選んで初期パターンを読み込みます。

(2)  確認画面が表示されますので、初期化する場合は「はい」ボタンをクリックします。

出力レイアウトに表示している内容を、1行にするには

出力レイアウトに複数行で配置されている項目を、1行に配置しなおします。

(1)  メニューバーの「編集」-「1行に再配置」を選択します。

  • 列ごとに上から下へと、最初の列から順番に、配置されていない箇所は飛ばして配置されます。

    実行後は必要に応じて項目を入れ替えてください。

印刷の文字サイズを変更するには

メニューバーの「設定」-「印刷文字サイズ」を選択すると、「印刷文字サイズ設定」画面が表示されます。

  • ここで文字サイズを変更すると、「パターン設定」画面の印刷時項目情報:「幅桁数」を自動計算します。

項目を入れ替えるには

選択している項目を他の場所の項目と入れ替えます。

 

≪[項目入替]ボタン、メニューバーの「編集」-「項目入替」≫

(1)  入替元の項目を選択し、ツールバーの[項目入替]ボタン、またはメニューバーの「編集」-「項目入替」をクリックします。

(2)  入替先の項目を選択します。

 

≪ドラッグ&ドロップ≫

(1)  [修正]ボタンで、修正モードに切り替えます。

(2)  入替元の項目を選択し、入替先の項目にドラッグ&ドロップします。

出力名を設定するには

固定資産台帳(一)、リース資産一覧、グループ固定資産台帳(一)で、「支払リース料」「維持管理費」「再リース料」「消費税」の詳細な項目名を出力するかどうか選択できます。

メニューバーの「設定」-「項目名の出力設定」をクリックします。

各項目名について詳細な項目名を出力する場合には「項目名」を選択します。

【すべて 〇〇(すべて「(外 消費税)」など)を選択した場合の画面例】

【項目名を選択した場合の画面例】

行(列)を挿入するには

挿入したい行(列)を選択し、ツールバーの[行(列)挿入]ボタン、またはメニューバーの「編集」-「行(列)の挿入」をクリックします。

行を追加するには

出力レイアウトにカーソルをおき、ツールバーの[行追加]ボタン、またはメニューバーの「編集」-「行追加」をクリックします。

最終行の下に1行追加されます。

行(列)を削除するには

削除したい行(列)を選択し、ツールバーの[行(列)削除]ボタン、またはメニューバーの「編集」-「行(列)の削除」をクリックします。

項目をクリアするには

クリアしたい項目を選択し、ツールバーの[項目クリア]ボタン、またはメニューバーの「編集」-「項目のクリア」をクリックします。

パターンを削除するには

削除したいパターンを表示した状態で、ツールバーの[削除]ボタン、またはメニューバーの「ファイル」-「削除」をクリックします。

  • 初期登録されているシステム定義パターンを削除することはできません。

資産の内容を参照(ズーム機能を使用)するには

台帳・一覧、予定額一覧で、画面表示されている資産の行を選択して、ツールバーの[ズーム]をクリックすると、「資産の登録」(月次償却配賦額一覧、月次支払リース料配賦一覧、支払リース料予定額配賦一覧の場合は「配賦情報の登録」)が起動し、各資産の内容を参照することができます。

参照したい資産の行をダブルクリックしても同様です。

 

また、「資産の登録」または「配賦情報の登録」で修正、削除等が行われた場合は、登録時に台帳・一覧、予定額一覧に反映されます。