汎用データの受入
前準備のマスター、及び資産データを汎用データから受入します。
作成は「 汎用データの作成」で行うことができます。
データのレイアウトについては、 「
ヒントと注意事項
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資産データについては、受入パターンの設定が必要です。
「汎用データの作成」処理で以下の受入パターンを作成することができます。
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全項目を使用した受入パターン
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必須項目だけを使用した受入パターン
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処理をするユーザーに対して、ロックが設定されている部門が設定されているデータは受入できません。
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ユーザー定義項目設定を受け入れる場合、無効なユーザー定義項目設定のみ受け入れ可能です。
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<資産の受入実行時>
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一般資産、リース資産の受入中は「減損グループの登録」「減損資産の登録」処理を起動できません。
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一括償却資産の受入中は、「資産の登録」処理で一括償却資産を登録することはできません。また、「一括償却資産の調整」処理を起動できません。
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受入中は、登録済みのフセンを編集できません。
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<資産データについて>
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「会社基本情報の登録」-「資産管理」タブの「資産データの操作」で「許可しない」を選択している場合、資産データ(一般資産、一括償却資産、リース資産、少額資産、資産配賦パターン)の受入はできません。
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資産を構成する本体資産、資本的支出、再リース、補助金等[公]、償却実績、異動履歴、配賦情報で受入不可な汎用データが存在する場合、その資産は全て受入不可となります。
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資産データ変更・削除権が「無」の場合は、登録済のデータを受入することはできません。
本体資産の金額に影響する場合があるため、資本的支出だけの新規受入もできません。
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繰越はなかったものとされます。
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受入したデータは上書状態になります。
上書を解除したい場合は「データの保守」-「上書データの一括解除」を実行してください。
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登録済の本体資産を受入する場合は、登録済の資本的支出も全て受入する必要があります。
受入したデータは未繰越となるため、本体資産が未繰越で資本的支出が繰越済、となる不整合を防止するためです。
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基本情報の設定や資産の種類によっては、受入パターンで選択できない項目があります。このような項目には初期値、または、自動計算された値が設定されます。
例)
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リース資産の場合は、合算フラグは「0:本体資産と合算しない」になる、など
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税法基準の場合、「会計 償却方法」には「税務 償却方法」が設定される、など
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<自動設定>
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汎用データに入力されている値を無視して自動設定される場合があります。
(例)本体資産の場合は合算フラグに「0:本体資産と合算しない」を設定する、など。
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償却実績、異動履歴、配賦情報は、受入しない場合は自動設定されます。
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以下の異動履歴は、備考以外の項目が自動設定されます。
70 取得
80 合併
120 リース開始
130 資本的支出
151 資産除去債務(資本的支出)
450 除却
460 一部除却
470 売却
480 一部売却
490 その他
500 一部その他
510 リース解約
511 再リース開始
520 有姿除却
530 貯蔵品除却
150 資産除去債務(異動履歴の汎用データに存在しない場合のみ)
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以下の異動履歴は、備考以外の項目が自動設定されます(期首日以降の日付の異動履歴のみ)。
240 減損損失
260 減損による耐用年数(会計)の変更
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以下の異動履歴は、備考以外の項目が自動設定されます(遊休期間に含まれる日付の異動履歴のみ)。
140 遊休終了
400 遊休開始
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以下の異動履歴は、摘要が自動設定されます。
160 償却方法の変更
161 償却方法(会計)の変更
170 耐用年数の変更
171 耐用年数(会計)の変更
172 耐用年数(資産税)の変更
173 耐用年数(資産除去債務)の変更
180 場所移動
190 部門移動
150 資産除去債務
240 減損損失
260 減損による耐用年数(会計)の変更
140 遊休終了
400 遊休開始
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自動設定することができない異動履歴については、汎用データに入力して受入するか、資産の登録処理で異動情報として登録してください。
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仮登録資産は受入できません。
画面
メニューの「随時」-「汎用データの受入」を選択すると、以下のような画面が表示されます。

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※ 「前準備」-「会社基本情報の登録」-「環境設定」タブの減損損失で「計上する」を選択している場合は「減損グループ」が表示されます。
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※ 「前準備」-「会社基本情報の登録」-「環境設定」タブの部門管理で「使用する」を選択している場合は、「部門」「部門グループ」が表示されます。
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※ 社会福祉法人領域の場合は、「部門」は「サービス区分」、「部門グループ」は「拠点区分」と表示が変わり、「事業区分」が表示されます。
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※ 公益法人領域の場合は、「部門」は「事業」、「部門グループ」は「事業グループ」と表示が変わり、「会計区分」が表示されます。