システム領域の作成・更新
システム領域は、『PCAソフト』の業務データを格納するデータ領域を管理するために必要な領域になります。『PCAソフト』のセットアップに引き続いて、システム領域を作成してください。
操作手順
(1) セットアップに引き続き、「システム領域の作成・更新」画面が表示されます。
Windowsメニューの[すべてのプログラム]-[PCA hyperシリーズ]-[システム領域の作成・更新(PCA hyperシリーズ)]を選択しても同様に「システム領域の作成・更新」画面が表示されます。
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※ メニューの名称はご利用の製品により異なります。
(2) 以下の項目を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。
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サーバー名:ネットワーク版をご利用になる場合に、サーバー名を指定します。
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インスタンス名:インスタンス名を変更する場合、既定のインスタンスを使用する場合は、[インスタンス名の変更]ボタンをクリックして、インスタンスを指定します。
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※ 変更は、既存のインスタンスにのみ行うことができます。インスタンスは「SQL Server」のセットアップ時に作成することができます。
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(3) 「システム領域情報表示」画面が表示され、「データベースフォルダ」欄に、データベースを作成するフォルダが初期表示されます。
(例 C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL12.PCADB\MSSQL\DATA\)
下線部分は、データベースセットアップ時、または、手順2.で指定したインスタンス名になります。
特に必要がなければ、そのまま、[次へ]ボタンをクリックしてください。
お客様任意のフォルダを入力することも可能ですが、その際は事前にデータ用のフォルダを作成しておいてください。
存在しないフォルダを入力すると、以降の操作において、システム領域の作成ができません。
システム領域が作成済みの場合は、システム管理者のユーザーIDとパスワードを入力する必要があります。
(4) 「ライセンスキーの入力」画面が表示されますので、ライセンスキーを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
「ライセンスキー」欄には、製品に同梱されているライセンスキーカードに記載されている番号を入力してください。
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※ スタンドアロン版をご利用になる場合、この画面は表示されませんので、手順5.にお進みください。
(5) 「認証方法の選択」画面が表示されますので、アプリケーションの認証方法を以下から選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
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独自認証:『PCA hyperシリーズ』の起動ごとに、ログオンするユーザーの情報を入力します。
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OS認証:パソコンにログオンしたユーザーで『PCA hyperシリーズ』にもログオンします。
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※ スタンドアロンの場合は、「独自認証」のみ選択することができます。
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※ バージョンアップされたお客さまへ
『PCA hyperシリーズ』では初期値が“独自認証”になっています。必要に応じて“OS認証”に変更してください。
(6) (5)で「独自認証」を選択した場合、「システム管理者の作成」画面が表示されますので、システム管理者となるユーザーの情報を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
「OS認証」を選択した場合は、(7)にお進みください。
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ユーザーID:全角45(半角90)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」のユーザーIDとして登録されます。
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パスワード、パスワードの入力確認:半角16文字以内で入力します。
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※ 指定したユーザーIDが他の『PCA hyperシリーズ』で登録済みの場合など、パスワードが一致していないと、次の作業に進むことはできません。
≪システム管理者とは…≫
『PCA hyperシリーズ』の全データ領域ですべての処理を実行することができるユーザーです。
(7) 「システム管理者の作成」画面が表示されますので、システム管理者の名称と略称を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
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管理者名:全角25(半角50)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」のユーザー名として登録されます。
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略称:全角3(半角6)文字以内で入力します。入力した内容は、「システムユーザー」の略称として登録されます。
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※ 指定した管理者が他の『PCA hyperシリーズ』で登録済みの場合は、そのユーザーに対してシステム管理者権限を与えます。
(8) 設定した内容が表示されますので、内容を確認します。システム領域を作成する場合は、[次へ]ボタンをクリックします。
(9) 「システム領域の作成・更新の完了」画面が表示されると、システム領域の作成は終了です。
[完了]ボタンをクリックしてください。