繰越残高検証処理

前年の期末残高と当年の期首残高を比較し、期末更新後に期首残高が改ざんされていないかを検証します。

比較を行う残高は、勘定科目別期首残高、補助科目別期首残高、取引先別期首残高、補助科目別取引先別期首残高、取引先別補助科目別期首残高です。

ヒントと注意事項

  1. 「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で、処理レベルが「領域責任者」に設定されているユーザーのみ本処理を実行することができます。

    「領域責任者」以外のユーザーには、メニュー上も「監査」以下の内容が表示されません。

  2. 損益計算書科目については、繰越利益剰余金に集計されます。

  3. 比較は、「前準備」-「会社基本情報の登録」で設定されている前年度領域と行います。

    正しい前年度領域が設定されていない場合は、処理を起動することはできません。

画面

メニューの「監査」-「繰越残高検証処理」を選択すると、以下のような画面が表示されます。

 

「勘定科目」列には、期首残高が一致していない勘定科目が表示されます。

「補助科目」列には、補助科目別期首残高、補助科目別取引先別期首残高、取引先別補助科目別期首残高が一致していない場合の補助科目名が表示されます。

「取引先」列には、取引先別期首残高、補助科目別取引先別期首残高、取引先別補助科目別期首残高が一致していない場合の取引先名が表示されます。

「部門」列には、勘定科目別期首残高、補助科目別期首残高、取引先別期首残高、補助科目別取引先別期首残高、取引先別補助科目別期首残高が一致していない場合の部門名が表示されます。

「セグメント1~3」列には、勘定科目別期首残高、補助科目別期首残高、取引先別期首残高、補助科目別取引先別期首残高、取引先別補助科目別期首残高が一致していない場合のセグメント1~3名が表示されます。