分散データの作成

導入時確定処理が実行済みの本社・支社に対して、実行中のデータ領域の分散データを作成します。

作成したデータは、受入側で「分散データの受入」を実行することにより、受け入れることができます。分散データが作成されるフォルダは、“出力先フォルダで指定したフォルダ\データベース番号\受入側会社コード”です。ファイル名は「Comm0001.001」などです。Commの後の数字(0001など)は、分散データ作成側の会社コード、拡張子の数字(001など)は、データの作成回数を表します。

出力例)

C:\ProgramData\PCA\Acc20\P20V01C001ACC0001\9999\Comm0001.001

ヒントと注意事項

  1. 以下の場合、処理を起動することはできません。

    • 処理をするユーザーに対して、参照ロックが設定されている勘定科目、部門が存在する場合

    • 「本社・支社情報の登録」で本社と支社が1件も登録されていない場合

  2. 「導入時確定処理」を実行していない本社・支社は、処理画面には表示されません。

  3. 作成済みの分散データの上書きを防止するため、作成されたファイルの拡張子には、作成回数が設定されます。1年間で最大999回までは、別ファイルとして作成されますが、1000回目以降は、再度拡張子が「001」で開始されます。

  4. 作成したデータのバックアップファイルが以下の場所に作成されます。ファイル名は、“分散データのファイル名”+“_コピー直前のコンピュータの日時”になり、拡張子は作成回数になります。同名のファイルが存在する場合は、上書きされます。
    C:\ProgramData\PCA\Acc20\分散\P20V01C001ACCXXXX

    • 下線部分は、データベース番号になります。

    出力例)

    C:\ProgramData\PCA\Acc20\分散\P20V01C001ACC0001\Comm0001_20160301144922.001

画面

メニューの「分散」-「分散データの作成」を選択すると、以下のような画面が表示されます。