取引先別税区分別集計表

指示された期間の取引先別、税区分別の集計表を発生額で集計します。取引先ごとに正しい税区分が設定されているかを確認することができます。

Excel出力時は税区分を横に並べて出力することもできます。出力する場合は、「印刷等の条件指示」画面の「書式」で「横形式/税込金額と積上消費税額」「横形式/税抜金額と積上消費税額」のいずれかを選択します。

 

補助科目(取引先の指定について

事業者区分が[適格]、[非適格(経過措置あり)]、[非適格(経過措置なし)]の補助科目を取引先として集計を行います。

事業者区分が[その他]の補助科目は集計対象ではありません。

対象の税区分に取引先が設定されていない場合、相手側の取引先を参照して集計を行います。

以下のような仕訳にて集計を行った場合、仕入8%軽:10000円、課税仕入10%:2000円は取引先「0001:取引先0001」の取引として集計対象になります。

借方

貸方

金額

勘定科目

税区分

勘定科目

税区分

金額

10,000

( 740

541 商品仕入高

Q6

312 買掛金

0001 取引先0001

00

12,000

2,000

( 181

541 商品仕入高

Q5

 

 

 

ヒントと注意事項

  1. 処理をするユーザーに対して、参照ロックが設定されている場合、表示・指定に以下の制限があります。

    • 科目:対象となる勘定科目がすべてロックされている補助科目は該当行が“*”で表示されます。税区分行は表示されません。

    • 部門:ロック部門(部門グループ)を指定できません。また、「指定なし(全社集計)」を行うこともできません。

  2. 伝票の帳票への反映、承認、承認の解除、伝票の修正・削除には、いくつかの条件を満たす必要があります。

    条件については、「データ入力」-「データ入力処理の概要」の「ヒントと注意事項」をご覧ください。

  3. .集計項目について

    • 税込金額:仕訳で発生した税込金額(取引金額)です。

    • 積上消費税額:仕訳で発生した消費税額の合計です。

    • 税抜金額:仕訳で発生した税抜金額の合計です。

    • 消費税額:税込金額に対し消費税率を掛けて算出した金額です(円未満の端数は切り捨て)。

    ただし、税区分が「特定課税仕入」「特定課税仕入返還」の場合、税抜金額に対し消費税率を掛けて算出した金額になります。

    • 積上消費税額、消費税額には地方消費税額が含まれます。

  4. 集計対象の税区分について

    税区分のうち[00:消費税に関係ない科目]、[99:不明]は集計されません。

画面

メニューの「決算処理」-「取引先別税区分別集計表」を選択すると、以下のような画面が表示されます。