部門の登録
部門別の管理を行う場合に必要な“部門(コード・部門名)”を登録します。部門を登録すると、部門別の帳票(試算表、元帳、補助元帳、補助科目残高一覧表、部門別一覧表、月次推移表など)が作成できます。期首残高は、「前準備」-「期首残高の登録」で登録します。
「前準備」-「部門グループの登録」では、複数の部門を部門グループとして登録することができます。部門と同様に部門グループごとの集計を行うことができます。
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※ 『経理じまん(jiman含む)』ではご使用になれません。
ヒントと注意事項
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「前準備」-「会社基本情報の登録」-「基本情報」タブの「部門管理」を「全科目」「損益計算書科目」に設定している場合に本処理を実行することができます。
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部門コード“000”(コード桁数が3桁の場合)は“共通部門”で固定です。
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※ 名称、カナ索引は変更できます。
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操作を実行するユーザーに対して、「セキュリティ」-「領域ユーザーの登録」で入力・参照ロックされている部門については、表示されません。
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特定の条件を満たす部門については、削除できません。
また、削除した場合、他のデータに影響が出ることがあります。
条件と影響が出るデータについては、「前準備処理の概要」-「≪マスターの削除について≫ 」をご覧ください。
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「会社基本情報の登録」で「消費税管理」を「簡易課税」に設定しており、複数の事業を営んでいる場合は、科目、または部門を各事業に振り分ける作業が必要となります。
部門を振り分ける場合は、「卸売部門」「小売部門」「製造部門」のように事業ごとに部門を追加しておきます。
その後、「前準備」-「会社基本情報の登録」の「消費税情報」タブで部門と事業の関連付けを行います。
運用例
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管理が必要な部門だけ登録してください。会社の全部門、全支店、全営業所等を登録する必要はありません。業績管理や予算管理が必要な部門(プロジェクトなど)だけ登録しておくことをお勧めします。
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仕訳の入力時に「共通部門」としておき、後で各部門に振り替える「データ入力」-「配賦入力」処理を実行することができます。
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「その他」などの汎用的な部門を登録しておくと、入力の際に便利です。
画面
メニューの「前準備」-「部門の登録」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
