従業員の人事・履歴情報を始め、公的帳票や労働条件通知書・辞令などの印刷に加え、グループ企業管理や出向・転籍管理など、中堅企業が必要な機能を搭載した次世代人事管理システムです。
中堅企業向け クラウド/サブスク人事管理ソフト
PCA hyper 人事管理シリーズの機能
自動連動で給与と人事管理が「つながる×ひろがる」
『PCA hyper 給与シリーズ』と『PCA hyper 人事管理シリーズ』間のシームレスかつリアルタイムな連動が可能です。
マスターの登録、修正、削除などどちらかのソフトで行った操作の内容を双方向で連携します。
マスター毎に自動連係するかどうかの設定が可能です。
『PCA hyper 人事管理シリーズ』で登録した翌月の就労情報などは『PCA hyper 給与シリーズ』の「社員予約」データとして登録されますので、月次処理終了後など時期を見て登録することができます。
- ※1 社会保険の健康保険等級など一部の項目については『PCA hyper 給与シリーズ』→『PCA hyper 人事管理シリーズ』の一方通行です。
- ※2 『PCA hyper 人事管理シリーズ』の休職データを操作した場合も、『PCA hyper 給与シリーズ』の就労状況の予約データへ連動します。
- ※3 給与体系については制限付きで一部の処理のみ『PCA hyper 給与シリーズ』→『PCA hyper 人事管理シリーズ』への即時反映可。
- ※4 休職情報のみ履歴管理
使用例
【通年】
- 入社▶社員台帳 / 在職証明書 / 労働者名簿 / 健康保険・厚生年金保険 / 雇用保険 資格取得届
- 退職▶退職証明書
- 契約更新▶労働条件通知書
- 集計・分析▶構成帳票・社員推移表・社員年譜など
【毎月】
勤怠データの集計、給与計算(変動支給・控除額の計算、残業手当計算、社会保険料計算、所得税・住民税・社会保険料の納付)、給与支給(給与振込依頼書作成など)、給与支払仕訳転送
- ※法令改定により変更となる場合があります。
- ※会社によって異なる場合があります。
導入・前準備
組織
部門の登録
従業員の所属する部門を登録することが可能です。
最大9階層までの登録が可能です。部・課・グループなど、組織に合わせて詳細な部門を登録できます。
また、組織体系は履歴管理することが可能です。
「基準日」を指定することで過去の状態だけでなく、将来の予定を表示することも可能です。
組織図
階層化された部門を確認することが可能です。
部課に属する社員の顔写真を確認できます。
条件指示で従業員の「異動シミュレーション」の結果を表示することも可能です。印刷やExcel等への出力時には「ピラミッド形式」「ツリー形式」の出力形式を選択できます。
社員情報
- A：労働条件の確認(リスクマネジメント)
労働条件通知書を呼び出して確認することができます。過去の労働条件通知書を確認することもできます。
有期契約に関する情報
一覧画面から、有期契約者の契約に関する情報を参照することができますので、残り契約期間などをすぐに確認できます。
- B：管理項目
管理項目をカナ順に、ツリー形式で表示します。たくさんある項目の中から必要な項目を瞬時に探し出すことができます。また、一度選択した管理項目はタブ「B＋」に表示されますので、タブで簡単に表示を切り替えることが可能です。
- C：固定項目表示
画面上部に社員コード、氏名、顔写真などを固定して表示することができます。
必要な情報を選択できますので、目的に合わせた項目を常に表示しておくことで、ミスを防ぐことができます。
また、固定項目を表示しない場合には、入力欄を大きく表示することができます。
- D：画像データ管理
社員の画像を登録することができます。
顔写真・地図などの画像データを登録できます。
労働条件通知書
令和6年4月1日改正の労働基準法に準拠した労働条件通知書を作成することができます。
更新時に煩雑となる賃金および諸手当を「支給控除項目の登録」で指定された賃金データから自動入力できます。
有期雇用特別措置法に対応し、無期転換ルール対象者を検索することができます。Excelに出力して契約書等の形式に変更・加工が可能です。
労働条件から社員の検索が可能です。契約期限が迫った有期契約社員を絞り込んで表示することができます。(リスクマネジメント)
マスター、管理項目の登録はラクラク
あらかじめ設定されている管理項目(システム定義マスター)以外にお客様の用途に合わせて、必要な管理項目(ユーザー定義マスター)を追加することができます。
お客様独自の管理項目には、マスターも自由に増やすことができますので、より詳細な項目作成が可能です。
あらかじめ登録されている管理項目は以下のとおりです。
- システム定義マスター
異動・配属、家族、学歴、休職、給与、教育、緊急連絡先、健康診断結果、個人情報、語学情報、雇用履歴、在籍情報、資格・免許、社会保険、趣味・特技、就労、住所、出向・派遣、賞罰、職歴、通勤、プロジェクト、保証人
- 過重労働面談の管理項目 汎用データで提供
「汎用データの受入」で、ソフトの管理項目の一つとして追加ができます。
- 入力レイアウト変更対応
「社員情報の登録」で入力する項目のレイアウト変更、表示・非表示を領域ごとに変更可能。
通知機能(リスクマネジメント)
![[通知の例]・契約終了の3ヶ月前・通算契約期間3年経過・休職開始日から6ヶ月](/area_product/images/hyper/jin/function/img_apdc_hypjin01_09.jpg)
あらかじめ設定した期限や記念日などに達した社員がいる場合に「お知らせ」を表示します。
「PCA hyper 人事管理シリーズ」起動時に「お知らせ」が表示されますので、業務をスムーズに行うことができます。
繁忙期でもらくらく一括修正
住所や所属などの情報が変更された、または新しい管理項目が追加された場合に、リスト形式でメンテナンスが可能です。
また、変更したい項目を用件によって呼び出しできる「ナビゲーション」機能を搭載。
新入社員の研修後の配属先の登録や社内資格試験の結果登録など、複数の社員に同じ管理項目の内容を登録する場合に威力を発揮します。
公的帳票
労働者名簿、在職証明書、退職証明書が出力可能です。印刷と同じ手順でWord・PDFへの出力ができます。
マイナンバー管理ツールと連動
社員や家族の情報に変更があった場合に「マイナンバー管理ツール」と連動することができます。
定例業務
グループ企業管理
グループ企業間での出向・転籍
複数の会社を一つの企業グループとして登録することで、グループ内の出向・転籍といった社員の異動を行ったり、グループ内での経歴を確認できます。
『PCA hyper 給与シリーズ』と連動している場合には、給与にも社員マスターが転送されます。
出向元と出向先で管理している情報の違いがあった場合でも、どの項目として受け入れるのか紐づけることで可能となります。
出向または転籍の転送後、社員マスター上で出向・出向受入中等の就労状況の確認が可能ですので、管理の手間と時間を大幅に削減します。
グループ集計
グループ企業別、業種別、エリア別などグループ分けを行うことで、グループごとに帳票の出力が可能となります。
・『PCA hyper 給与シリーズ』と『PCA hyper 人事管理シリーズ』を連動して使用することで、出向・転籍を含むグループ企業管理を行うことが可能です。※『PCA hyper 給与シリーズ』単独ではグループ企業管理はできません。
・グループ企業管理で『PCA hyper 給与シリーズ』も運用する場合は、以下の条件が必要です。
①『PCA hyper 給与シリーズ』と『PCA hyper 人事管理シリーズ』がインストールされている(連携プログラムでも可)。
②『PCA hyper 給与シリーズ』と『PCA hyper 人事管理シリーズ』がシステム領域を共有している。※クラウド版でも別区画だと連携不可。
③『PCA hyper 給与シリーズ』・『PCA hyper 人事管理シリーズ』の連動設定が正しく設定されている。
④『PCA hyper 給与シリーズ』の領域が最新の年度になっている。
人事異動
異動シミュレーション入力
従業員の異動を検討する際に利用できるシミュレーション機能です。移動させたい部署に従業員をドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。部課単位のコストシミュレーションも可能です。異動が確定すれば、そのまま辞令の出力まで可能です。シミュレーションはタイトルをつけて保存しておくことが可能ですので、何度でも検討することができます。
確定した異動情報を社員情報に自動設定できます。
構成帳票
様々な切り口で組織を分析することが可能です。
所属・勤務地・年齢・役職・職能資格・職種・性別などの人員構成を数値的に確認することができます。
表示された数値をクリックすることで該当する従業員を表示させることができ、内訳の確認も可能です。
社員推移表
社員数の推移を年齢、所属、勤務地別に出力します。
辞令発令
社員情報の登録で「異動・配属」を直接入力を行う、または「異動シミュレーション」での入力を行うことにより、「辞令発令」を行うことが可能です。また、「辞令チェックリスト」にて、発令済みの辞令を突合させ、印刷漏れをチェックできます。事例のレイアウトは必要な項目を配置し、フォント・罫線などを設定することでお客様オリジナルの辞令フォームを登録することができます。社名などの画像を追加することも可能です。
人事考課
定期昇給営業用、夏季賞与事務用などの考課表に考課目的、考課パターン、考課項目、考課要素を設定します。
考課パターンと社員を関連付けることで、自動的に入力する考課表が選択されますので、スムーズに人事考課を行うことができます。
入力した評価は一覧表として出力することができます。
評価基準の登録
評価項目にはそれぞれウェイトを設定することができますので、営業職の場合は目標達成率のウェイトを大きくするなど、細かい能力評価が可能になります。
成果項目は絶対評価、意欲・態度項目は相対評価にするなど、項目ごとに絶対評価、相対評価の選択が可能です。
随時業務
人事帳票
『PCA hyper 人事管理シリーズ』に蓄積された社員情報を活かした多種多様な集計資料をご用意。
いつでも見たい情報を引き出せます。
社員参照
さまざまな条件を設定したり、条件に優先順位をつけたりし、該当する社員を検索することができます。
また、入力画面に移動して修正することも可能です。
例)社員一覧から今年度の「健康診断」が「未受診」に該当する社員を検索したい。
- 基準日とは
設定した日付時点での社員情報や集計表、組織図などを確認出来る日のことです。
基準日は各種帳票で指定が可能です。
例)・前年4月時点の履歴台帳を確認したい・4月1日時点で、勤続年数が3～5年の本社勤務の営業社員に対して、スキルアップ研修を実施したいなど。
社員台帳
必要な情報のみを取り出し、自由にレイアウトすることができます。
社員年譜機能
社員の経歴などを年譜形式で印刷、PDF、Excelへ出力できます。
年譜のレイアウトは任意に作成できるため、様々なシーンで利用できます。
集計開始日付は「指定なし」「入社日」「日付指定」から選択できます。
使用例
- タレントマネジメント関連
昇格や担当プロジェクト、取得資格などを年譜形式で出力することでキャリアパスのモデルケースを作成するための資料として活用
- 女性活躍推進法関連
キャリアと結婚、出産、育児などの履歴を年譜形式で出力することで復職後も女性が活躍できる企業であることをアピールする資料として活用
- メンタルヘルス関連
メンタル不調者の健康診断やストレスチェック、過重労働面談などの結果を年譜形式で出力することで、産業医が指導する際の資料として活用
一覧帳票
出力したい項目を設定し、一覧帳票の作成、出力ができます。以下の帳票はあらかじめ設定されています。
社員名簿 / 住所録 / 勤務地別一覧表 / 所属別社員一覧 / 役職別社員一覧 / 社員別資格一覧 / 社員別学歴一覧 / 退職一覧表 / 休職一覧表 / 外国人労働者名簿 / 在籍情報一覧表
文書テンプレート機能
任意のWord文書に社員データを差し込んで社員ごとに印刷およびWord文書・PDFデータが作成できます。
お客様で作成している社内規定等のひな形に『PCA hyper 人事管理シリーズ』が持つデータを差込み印刷できますので、書類作成・管理業務が軽減されます。
- 使用例
「雇用契約満了通知書」・「雇用契約満了予告書」・「在職証明書」等
３年後離職率・定着率推移表
社員の3年後離職率（3年以内離職率）や3年後定着率を出力することができます。
年度ごとに、入社した社員が「3年後までにどのくらい離職しているのか」「3年後もどのくらい在籍しているのか」等を分析する際にご活用いただけます。
障害者雇用状況の確認
設定した基準日(年は自由、月日は6月1日で固定)時点の障害者雇用状況を出力することができます。
障害者雇用率を踏まえて、雇用すべき人数などを参照することができます。
リマインダー
担当者のタスク(繰り返し行う定期的な業務内容や備忘メモなど)に応じて、お知らせメッセージが表示されます。
メッセージは自由に入力ができ、表示される日付けや期間も指定可能。
重要なタスクに対しての意思決定をサポートし、期限の決まった作業の実施漏れも防ぐことができます。
- アイコンの点滅とバルーンで新着通知
- 受信トレイ＋スヌーズによる最新のタスク管理
- 複数人でタスク共有&コミュニケーション機能
- 業務スケジュールを一覧表示
- 在宅勤務・テレワークの情報共有、コミュニケーションツールとして作業効率化!
セキュリティ
ユーザー管理
各ユーザーに月次処理権限を勤怠のみに制限することや、入力・参照を部門単位で制限することが可能です。
さらに処理レベルを使用すれば、メニューごとに「起動」「実行」「登録」「印刷」などの操作が実行可能かどうかを設定することができます。
操作ログ管理
日付、時間、ユーザーID、処理名、処理内容、コンピューター名などを履歴として管理する機能です。
パスワードの変更など内部監査上重要となる項目を確認することができます。
絞り込みの検索も可能です。
また、ファイルに出力して保存することができます。
共通機能
システム管制センター
hyperシリーズ製品を統合して管理する機能を搭載しています。
メイン画面はカスタマイズ可能なウィジェットで構成され、ストレージ使用量、バックアップ情報、各種通知など必要な情報を一目で確認することができます。
また、複数のシステムユーザー、領域ユーザーを一括作成することも可能です。
自動アップデートとの連携
管理者が制御して各クライアント環境で自動アップデートを実行することができます。
複数クライアントで個々にアップデートを実行する手間を省くことができます。
パフォーマンス高速化
PCAクラウドでのパフォーマンスが高速化されました。
クラウドデータへのアクセスを最適化し、従来比約1.6倍の高速化を実現しました。
PCA hyper 人事管理シリーズの選べるサービス
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|---|---|
| 月額17,160円～（税込）※ 初期費用 0円 |
月額7,700円～（税込） 初期費用 0円 |
人事管理クラウドサービスを、月額の「利用ソフトとサーバーのライセンス費用」にて利用するプランです。 |
人事管理ソフトをオンプレミスで、月額料金にて利用するプランです。設備を自社構築・運用する場合に最適です。 |
- ※「PCAクラウド on AWS」の価格になります。「PCAクラウド」の価格は価格シミュレーションにてご確認ください。
