導入事例

しんわ経営グループ
株式会社 経営サポートステーション 様

しんわ経営グループ 株式会社 経営サポートステーション 様

クラウドサービスで新たなビジネス展開へ。顧問先の管理体制も柔軟に

総合的なビジネス支援事業を行っている、株式会社 経営サポートステーション(会計事務所)は『 PCA会計for SaaS 』を導入し社内システムを再構築した。導入後、顧問先やグループ会社の財務データを一括管理する上での有効性についてお話を伺った。

導入の狙いと効果

導入の狙い
  • 煩雑な顧門先データのチェック、管理体制をシンプルにしたい
  • バックアップデータをパッケージと同様にクライアント側で操作したい
導入の効果
  • セキュアでリアルタイムなチェック、管理体制が整った
  • クライアント側でいつでも任意にバックアップデータが取れるようになった

導入システム

  • PCA会計 for SaaS (5CAL)

導入企業とプロフィール

しんわ経営グループ HP

しんわ経営グループ・株式会社 経営サポートステーション(会計事務所)

従業員数71人(総スタッフ数)
事業内容税理士・社会保険労務士・行政書士等の有資格専門業務、コンサルティング、アウトソーシング業
所在地〒336-0021埼玉県さいたま市南区別所5-15-2
設立年月日昭和63年9月
URLhttp://www.shinwa-g.net/index.html
企業説明

起業家が抱える様々な経営問題を、私どもが全て解決いたします。しんわ経営グループは、税理士・社会保険労務士・行政書士等の有資格専門業務機能、コンサルティング機能、アウトソーシング機能等を融合した総合ビジネス支援グループです。

URLしんわ経営グループ HP

導入の経緯

2009年8月、株式会社 経営サポートステーション(会計事務所)で、会計システムを再構築した。

同社が採用したのが、ピー・シー・エー株式会社の『PCA会計for SaaS』シリーズである。導入前は他メーカーのASP製品を運用していたが、操作や機能面の不足から『PCA会計for SaaS』へ切替えを行った。

導入の狙いはクラウド環境による業務効率アップにある。

会計事務所ならではのメリット、非常時のスタンドアロン運用

会計事務所特有の顧問先とのデータのやり取りが “セキュア”“ かつ “リアルタイム” になったことが非常に大きなメリットである。顧問先と事務所でライセンスを分けて導入することで、相互で常に最新のシリーズで運用できる。内部でのチェック体制もシンプルになった。

取締役BPO部 本部長の森重氏は、「毎日チェックしているような顧問先については、月次の修正仕訳や決算時のチェック時に都度バックアップを取り、媒体やPDFファイルでやり取りしていたのですが、バージョンの互換性も関係しますので大変面倒でした。また、複数人で1つの顧問先をチェックすることもあるので事務所内での進捗確認も煩わしいと感じていました。SaaSでこれらの問題を一気に解決できたので大変良かったです。」と語る。

また操作における安心度も高まったようで、「『 PCA会計for SaaS 』はセキュアな環境で利用できますし、これまでのクライアントサーバー型の製品同様、クライアント側から任意の場所にバックアップを確保できるといった仕様になっているので、大事な顧問先のデータも非常に安心して操作できますね。」と満足されている。

万が一、不測の事態でインターネット回線が繋がらなくなった場合には、緊急時用のスタンドアロン版プログラムも提供している為、一時的にローカル運用が可能だ。業務の流れが止まってしまうという大きなリスクの回避になる。

さらに「旧システムも一般的なASPサービスによるものでしたが、ユーザー側でのバックアップデータの保存ができなく、手元にも残らないので困ってしまっていた・・・」と管理部 部長の岩原氏は言う。

しんわ経営グループ 取締役BPO部 本部長 森重 克昌 氏
しんわ経営グループ
取締役BPO部 本部長
森重 克昌 氏
ビル外観
ビル外観

標準機能を汎用的に使う

同社はさらにグループ会社(6社)の財務経理を一括して管理しており、それぞれが法人格を持っているものの、現在は標準機能をうまく使って運用している。

グループ会社の財務経理を担当されている岩原氏に以前の話を聞いたところ、それぞれ別領域で管理し、月次毎に領域単位で汎用データ化、その後Excel®で加工するといった大変な手間があった。

「旧システムは任意の部門を自由に取り出して集計することに特化していましたが、合計値や消費税の集計ができないといった機能面での不足がありました。それに比べ『PCA会計for SaaS』では部門会計の機能や消費税の計算まで完結できます。導入時に複数法人を1つの領域でどう運用していくか、といった相談もサポートいただき、安心して稼働させることができました。」と言う。

今後の展開と課題

次のステージとしては既に新しいビジョンがあった。

「今後は、顧問先のチェック業務等も在宅で業務ができないだろうか、という想定もしていますね。コンプライアンスの問題等をクリアーして、実現に向けて検討していこうと思っています。」と森重氏は語る。

クラウド技術による無限のビジネス展開の可能性を示唆している。

様々な導入事例をまとめたガイドブックをはじめ
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