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Windows7のサポートが終了

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使い続けるとどうなるのか?

 皆さんもご承知の通り、Windowsの最新版はWindows10ですが、Windows7を使っている人は依然としてたくさんいます。しかし、2020年にはWindows7のサポートが終了するということを知っている人は案外少ないかもしれません。そして、サポート終了後にWindows7を使い続けることにはたくさんのデメリットがあります。

今現在、Windows7を使っている人は、サポートが終了する前にOSを移行する必要があります。ここでは、Windowsのサポートライフサイクルやサポート終了後のパソコンを使う危険性、そして環境移行時の注意点などについてみていきましょう。

Windowsのサポートライフサイクル期間

 マイクロソフトの主な製品としては、WindowsやOfficeなどがあり、これらの製品のサポートの提供期間はサポートライフサイクルポリシーによって決められています。ここでいうサポートとは、電話などでの問い合わせに応じるという意味だけではありません。オンラインヘルプや修正プログラムなど、製品に付随するあらゆるサポート方法を含んでいます。つまり、現在受けているサポートをずっと受けられるわけではないということです。そのため、使用している製品のサポートがいつ終了するのかはきちんと把握しておかなければいけません。そうすることで、サポート終了前に計画的にOSを移行することができます。

マイクロソフト製品のサポートは、メインストリームサポートと延長サポートの2種類に分けられます。メインストリームサポートは製品販売後に5年間受けられるサポートで、セキュリティ更新プログラムや仕様変更、新機能の追加など、幅広いサポートが含まれます。なお、Windows7のメインストリームサポートは、2015年1月13日に終了しました。延長サポートとは、メインストリームサポート終了後に新たに5年間にわたって提供されるサポートサービスです。延長サポートでは、脆弱性を解消するセキュリティ更新プログラムの提供が中心となります。

現在は延長サポート期間となっているわけですが、こちらは2020年1月14日に終了することが告知されています。このようなWindowsのサポートライフサイクルと同時に知っておきたいのが、PCAソフトのような各業務で使用するソフトにもサポート期間があるということです。

例えば、PCAソフトはすべてマイクロソフトのOS上で動作していますので、Windows OSのサポート終了に応じて動作検証ができなくなり、順次サポート終了を迎えるサイクルとなっています。つまり、現在のWindows7の延長サポートが終わるころにはPCAソフトも安全に使用できなくなり、PCAからのサポートや問い合わせ等のサービスも受けられなくなる、ということです。PCAソフトを継続して使用したいのであれば、新たなOSの導入とソフトのバージョンアップは不可欠だといえるでしょう。


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サポート終了後に受けられなくなるサービス

Windows7のサポートが終了するといっても、具体的にどのようなサポートが受けられなくなるのかはイメージしにくいかもしれません。ここでは、延長サポート時に受けられてサポート終了後に受けられなくなるサポートについてみていきましょう。

まず、最も重要なのがセキュリティ更新プログラムです。セキュリティ更新プログラムとは、ソフトの弱点を修正してくれるプログラムのこと。自動更新が有効になっている場合は、セキュリティ更新プログラムが利用できるようになるとコンピューターが自動的に検出し、インストールが開始されます。なお、初期設定ではセキュリティ更新プログラムは自動更新されるようになっています。

次に、有償サポートです。有償サポートには、インシデントサポートや時間制サポートなどが含まれます。有償サポートを利用していない人にはあまり影響はありませんが、しばしば有償サポートを利用している人にとっては重要な点かもしれません。その他には、セキュリティ関連以外の修正プログラム作成の新規リクエストがあります。ただし、延長サポート時にこのサポートが付いているのは企業向けの一部製品のみです。個人でWindows7を使用している場合には、メインストリームサポート終了時にこのサポートは終了しています。

なお、メインストリームサポート時には仕様変更・新機能のリクエストや無償サポートライセンスもサポートに含まれます。このことを考えると、サポート終了前とサポート終了後では非常に大きな差があるといえるでしょう。

サポート終了後のパソコンを使い続けることの危険性

 一部の人は、OSのサポートが終了してからもそのままパソコンを使い続けています。しかし、サポートを受けられない状態でパソコンを使うのは得策ではありません。なぜなら、サポート終了後はセキュリティ更新プログラムが機能しないため、パソコンを安全に使うことは難しいといえるでしょう。

セキュリティ更新プログラムが定期的に適用されているときには、何らかの不具合やウイルス感染があってもプログラムが自動的に対処してくれます。しかし、セキュリティ更新プログラムがなければ、それらの問題からパソコン、そして自分自身を守ることはできません。
 
具体的なリスクとしては、まず個人情報の漏洩があります。ただでさえ個人情報を保護するのが難しい現代ですが、セキュリティ更新プログラムがない状態では個人情報の漏洩はほぼ免れないといえるのではないでしょうか。
また、クレジットカード情報などを奪うフィッシング詐欺やなりすましの被害に遭うリスクも高くなります。さらに、マルウェアへの感染の確率も当然上がります。このように考えると、サポートが終了したままパソコンを使うのは不便なだけではなく、大きな危険性を伴う行為だといえるでしょう。

最新環境に移行するときの注意点

現在Windows7を使用しているのであれば、サポートが終了する2020年1月14日までにOSを移行する必要があります。ただし、移行に失敗して後々困ってしまうことは多いもの。まずは、OS移行時の注意点を確認しておきましょう。

まず、メールやアドレス帳の移行や各データのバックアップです。OSを移行したときに、今までのデータがすべて失われては取り返しのつかないことになってしまいます。大切なデータを失うことがないように、この点については何度も確認するようにしてください。また、業務に関連する各ソフトウェアの移行、パソコンの対応状況の確認、周辺機器の互換性の確認も必要です。OS移行後に問題なくパソコンを使用するためには、これらの準備が欠かせないといえるでしょう。

このように、OSの移行は短時間でできることではありません。サポート終了ギリギリになってOSを移行するのではなく、きちんと余裕をもって準備に取りかかるようにしましょう。

最新環境へ移行してより快適なパソコンライフを

ずっとWindows7を使っている人の中には、何ら不便を感じないという人もいるかもしれません。しかし、Windows7と最新のWindows10では使いやすさやセキュリティの面で大きな違いがあります。Windows10に移行したら、その快適さに驚くことでしょう。

より快適かつ安全にパソコンを使用するためには、OSの移行は必須です。今まで通りに、そして今まで以上にパソコンを有効活用するためにも、ぜひ早めに移行の準備を始めてくださいね。