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第17号文書の勘所
課税文書は第1号文書から第20号文書まで20種類あります。その中でも、おそらく最も作成されているといえるのが第17号文書です。第17号文書とは、金銭又は有価証券の受取書のことをいい、いわゆる「領収書」や「レシート」も、この第17号文書にあたります。そのため、消費者との取引が発生する企業では、日々、大量の第17号文書が作成されています。そこで、今回は、第17号文書のリスクについて解説するとともに、想定外の過怠税を避けるための点検方法について、4回に分けて解説をします。
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- 第1回 第17号文書のリスクとその点検方法
- 金銭の受取書は、日々、大量に作成される分、印紙税のリスクの大きい文書です。第1回では、多額の過怠税を課された事案や、このようなリスクを避けるためには、定期的に想定外の第17号文書が作成されていないか、レジシステムの点検方法について解説。
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- 第2回 第17号文書の種類と要件
- 第17号文書とは、金銭又は有価証券の受取書のことをいい、いわゆる「領収書」や「レシート」も、この第17号文書にあたります。今回は第17号文書の種類と要件について解説。
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- 第3回 他の課税文書との区別
- 第17号文書とは、金銭又は有価証券の受取書のことをいいます。しかし、取引の内容や文書の内容によっては、第17号文書以外の課税文書にあたる場合もあります。今回は、第17号文書と他の課税文書との区別が問題になる場合について解説。
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- 第4回 レジで作成される第17号文書のチェックポイント
- レジでの会計後、店舗側から顧客に対し、レシートや領収書以外の文書が交付されることがあります。その文書に代金を受領した旨の記載がある場合、基本的にはその文書もまた第17号文書にあたります。今回は、レジで作成される第17号文書のチェックポイントについて解説。