P-Tips
数字の良い会社には「敬意」がある
2023年は人的資本経営や有価証券報告書の非財務情報開示など、数字に表れないもの、数字化されないものに、より注目が集まる年になると思います。この非財務情報について財務情報を専門的に取り扱う「経理」が、正しい理解をしておくことで、敬意のある行為が良い非財務情報を形成し、それが良い財務情報として連動し数値化されるということを理論的に説明できるようになります。
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- 第1回 「敬意」が非財務情報を形成し、財務情報に連動する
- 非財務情報をどれだけ詳細に社外に公開、提供できるかというのが、投資家のみならず顧客や求職する人達に対して開かれた会社かどうかという指針になっていく内容を解説。
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- 第2回 発注先に「敬意」のある社員は経費抑制の貢献をしている
- 経理的な知識や視座があると、担当者一人ひとりの言動(非財務情報)が、どのように費用など実際の数字(財務情報)に影響を及ぼすかが事例を挙げてわかりやすく伝えることができることを解説。
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- 第3回 経理や現場ができる受注先への敬意
- 敬意ある関係性が、お互いの会社の仕事をやりやすくし、またお互いの会社の売上を伸ばし、その利益の一部が、それぞれの社員に還元されることを解説。
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- 第4回 正社員への配慮や気遣いの有無が社内の生産性に影響する
- 非正社員の人達に「正社員の人達のために協力したい、サポートしたい、貢献したい」といかに思ってもらえるかが重要であることを解説。
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- 第5回 月次決算の早期化は投資家への「誠意」
- 経理部門というお金の管理を司る場所は、社外に対する敬意や誠意を示し続けるためには重要な役割を担っていることを、組織から飛び出して外側から会社を客観視できることを解説
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- 第6回 敬意のある会社は顧客と良い関係性を築ける
- 顧客との敬意のある関係性はリスク要因を回避し、顧客が会社や商品のファンとなり口コミを拡散するなどの売上伸長につながることを解説
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- 第7回 敬意のある会社は顧客と良い関係性を築ける
- 顧客との敬意のある関係性はリスク要因を回避し、顧客が会社や商品のファンとなり口コミを拡散するなどの売上伸長につながることを解説
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- 第8回 敬意のある会社は社員同士がお互いのスキルを共有する
- 経理部門が「敬意の発信元」となって互いの知恵やアイデア、スキルを教え合う職場の雰囲気作りが必要です
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- 第9回 敬意のある会社は余計な経費がかからない
- 社員一人ひとりの行動習慣(非財務情報)がどのように数字(財務情報)に連動していくのかを経理の視点でお伝えします
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- 第10回 敬意のある会社はすぐ謝ることで損失リスクを抑える
- すぐ謝って対処できる人こそリスク回避ができる人、会社の損失を最小限に食い止めることができる人であることを経理の視点からお伝えします
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- 第11回 敬意のある会社は社員教育を重視している
- 社員一人ひとりの行動習慣(非財務情報)がどのように数字(財務情報)に連動していくのかを経理の視点でお伝えします
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- 第12回 一人の経理社員がもたらした敬意
- 敬意をテーマとした連載も今回が最終回となりました。なぜ今回、敬意というテーマを選んだのか、その理由の一つにAさんという経理社員との出会いがあります。