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AIやITで、経理は本当になくなるのか?~共存する人とAIとIT~
2015年のAIの共同研究、10年後になくなる仕事の一つとして経理作業者も挙げられていました。現状、2025年までに経理がなくなるのは難しいようです。この連載では、AIをはじめとした IT技術でできる経理業務とできない業務の具体的な境界線、また、100%IT、100%人間、ではなく、「共存」が実務上重要であるという内容を解説していきます。
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- 第1回 経理まわりのAI・IT情報は「自分達経理から」経営者へ転送する
- 経理出身者でない人でも簡単にわかる経理をとりまくAI・IT関連の情報を定期的に経営陣にレポートしておく必要があります。
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- 第2回「AIに利用される側でなく、活用する側に立つ」
- AIを使う側にまわるためには、デジタル化を避けるのではなく、自分から掴み取りに行くイメージで、新しいソフトウェアにも積極的に向き合う必要があります。
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- 第3回「どの職種にも、単純作業とクリエイティブな作業がある」
- どの職種にも「単純な作業」と「クリエイティブな作業」があり、そして、それを実践する人としない人がいます。職種ではなく、その人の仕事のやり方、取り組み方のほうが重要です。
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- 第4回 AIで選別されるのは、「職業」や「職種」ではなく、「人間性」
- AIが得意そうなジャンルで対抗するのではなく、 AIにはできない業務を洗い出して、その部分のスキルをしっかり伸ばすことで自分の場所を確保することが重要です。
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- 第5回 不正検知とAI
- 経理の仕事において、不正に対するけん制やチェックがあります。この「不正防止」に関して、AIは機能するのでしょうか。また何故不正が発生するのでしょうか。
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- 第6回 経理へのIT・AIの活用目的は、経費削減ではなく、経費抑制が正
- 経費抑制の視点でIT化、AI化を行うことで生産性も上がり、膨大な事務処理から開放された優秀な社員がよりAIを活用し、コロナ禍のようなリスク対応にも即座に対応できる
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- 第7回 ITと網羅性
- ツールを使いこなす側が「網羅性」を持ちツールに触れて、ツール選定しているかが影響していくという内容を解説
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- 第8回 なぜIT化AI化すればするほど「優秀な経理」がいたほうがいいのか
- 最高にITやAIの能力を引き出せるセッティングや活用ができる優秀な経理が必要になる内容を解説
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- 第9回 業務のコミュニケーション手段にAI・ITを活かす
- 「イライラしていないデジタル」から情報を受け取ったほうが受け入れしやすい内容を解説
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- 第10回 人的資本経営にAIを活用する
- AIなどのデジタルツールを活用して、人事施策の数字との相関性分析で人的資本経営に参画していく内容を解説
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- 第11回 人デジタル化が進むほど正確な数値を把握できる会社が生き残る理由
- 正しい数字が正しい分析結果をもたらすため、正直に経営をしてきた会社ほど過去の数字をさかのぼって正しい経営分析できるという内容を解説
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- 第12回 無人化でもアナログでもなく、「AI/ITと人間の共存」が最も合理的
- 「IT/AIの得意分野」と「人間の得意分野」のそれぞれを持ち寄った経理組織を目指していくことが重要であるという内容を解説