トピックス
「PCA FinTechサービス」は新たにクラウド版に対応します
- 更新日:2022年10月4日
- ピー・シー・エー株式会社
お客様各位
「PCA FinTechサービス」は、SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供するアカウントアグリゲーションサービス「MoneyLook®」を利用して、金融機関の口座明細を取得し、PCAソフトとのデータ連携が可能になるサービスです。
全国1,300以上の金融機関に対応し、取得した口座明細からPCAソフトのデータを自動で作成できるようになります。
なお、「PCA FinTechサービス」は、サポート&サービス会員様および『PCAクラウド・サブスク』ご契約のお客様のみご利用いただけます。
口座明細を取得する方式には、金融機関の認証(ID/パスワード)情報を利用者の方のパソコンに暗号化して保存し、口座情報を取得する方式(インストール版)と、銀行の認証認可ページより取得したトークン情報を利用してデータを取得する銀行API方式(従来のクラウド版)に対応していましたが、新たに、金融機関の認証(ID/パスワード)情報をMoneyLookサーバーに暗号化して保存し、口座明細を取得する方式(新たなクラウド版)にも対応いたしました。
インストール版では一部のクレジットカードの明細取得が難しい為、クラウド版にも対応することでご利用継続可能です。
「PCA FinTech サービス」をご利用中のお客様で、クラウド版のみ対応クレジットカードを登録されている場合は、切り替える操作が必要となりますが、それ以外の金融機関では、切り替える操作などの特別な操作は必要ありません。インストール版でご登録された銀行口座やクレジットカードはそのままご利用いただけます。
クラウド版 | インストール版 | ||
---|---|---|---|
銀行API非対応の銀行口座 クレジットカード ※新たに対応する取得形式 |
銀行API対応の銀行口座 ※従来の取得形式 |
銀行API非対応の銀行口座 クレジットカード ※従来の取得形式 |
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取得方式の違い | Moneylookのサーバーアプリケーションが金融機関サイトにログインを行い口座情報を取得します。 ご利用の方は、金融機関サイトのログインID、パスワード等ログイン情報をMoneyLookサーバーに登録する必要があります。 インストール版と異なりブラウザのみでご利用になることができます。 | 。
金融機関サイトのオープンAPIを利用して口座情報を取得します。 スクレイピングと異なり金融機関サイトのログイン情報そのものをMoneyLookに登録する必要は無く、金融機関サイトで「トークン」と呼ばれる認証に必要な情報を発行しMoneyLookに保存する必要があります。 |
ご利用者さまがご自身のパソコンに「PCA FinTechツール」をインストールする方式です。 インストールした「PCA FinTechツール」が金融機関サイトにログインを行い口座情報を取得します。 そのためご利用の方は、「PCA FinTechツール」に金融機関サイトのログインID、パスワード等ログイン情報を登録する必要があります。 金融機関サイトのログイン情報は暗号化してご利用の方のパソコンに保存されます。 |
利用明細の取得 | 利用明細情報は、毎日8時台と15時台の2回自動的に取得されます。また、MoneyLookの画面からも手動で利用明細取得処理を実行することができます。 | Moneylook側であらかじめ決められた時間に実行します。現在、営業日の深夜2時から9時までの間に実行します。 また、MoneyLookの画面から手動による利用明細取得は行えません。 |
利用明細情報は、ご利用者様の方が指定された時間に自動的に取得されます。 指定がない場合はMoneyLookの画面から手動で利用明細取得処理を実行します。 |
公開日とメンテナンスについて
メンテナンス
2022年9月20日(火)19時~23時
システムメンテナンスに伴い、上記日程にてサービス停止を予定しております。
公開日
2022年9月21日(水)10時
対象サービス:MoneyLook for PCA
「PCA FinTechサービス」対応ソフト
- PCA hyper 会計シリーズ
- PCA hyper 会計シリーズ 債権管理オプション
- PCA 会計シリーズ
- PCA 医療法人会計シリーズ
- PCA 公益法人会計シリーズ
- PCA 社会福祉法人会計シリーズ
- PCA 建設業会計シリーズ
- PCA 個別原価会計シリーズ
- PCA 商魂シリーズ
対応情報
クラウド版のみ対応のクレジットカード
クラウド版に対応することで下記のクレジットカードが利用できるようになりました。
すでにMoney Look for PCAで登録されている場合、インストール版からクラウド版へ切り替えることで明細を取得することができます。詳しくは、[インストール版からクラウド版へ切り替える操作手順について]を参考にしてください。
なお、新規に登録される場合は、クラウド版として登録されますので、切り替える操作は必要ありません。
クラウド版のみ対応のクレジットカード |
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アメリカン・エキスプレス・カード |
VISAカード |
JCBカード |
ライフカード |
エムアイカードプラス |
ご利用できないクレジットカード
インストール版(※従来の取得方式)だけでなく、クラウド版においても対応できないため、対応金融機関一覧より除外しました。
ご利用できないクレジットカード |
---|
ゴールドポイントカード・プラス |
インストール版のみ対応の金融機関
クラウド版でご利用いただけない銀行API非対応の銀行とクレジットカードについては、継続してインストール版でご利用可能です。
なお、新規に登録される場合も、インストール版で登録されますので、切り替える操作は必要ありません。
インストール版のみ対応の金融機関 |
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[法人]名古屋銀行(証明書) |
[法人]みなと銀行(証明書) |
[法人]島根銀行(証明書) |
エポスカード※ |
セゾン※ |
UCカード※ |
ミレニアム・クラブ・オンカード セゾン※ |
出光カード※ |
■エポスカードの口座情報を取得する場合
https://pca.moneylook.jp/user/faq/detail?fid=85
■セゾンカード、UCカード、ミレニアム/クラブ・オンカード セゾン、出光カードの口座情報を取得する場合
https://pca.moneylook.jp/user/faq/detail?fid=86
その他の金融機関
その他の金融機関をご利用中の方は、継続してインストール版でご利用可能です。
ただし、クラウド版の公開後、新規で登録される場合は、クラウド版で登録されますが、クラウド版で登録された金融機関が混在しても、正しく取引明細を取得することができます。
なお、インストール版とクラウド版において利用明細を取得するタイミングが変わりますので、表の「利用明細の取得」をご参考にしてください。
また、インストール版で登録された金融機関をクラウド版に変更することも可能です。詳しくは、[インストール版からクラウド版へ切り替える操作手順について]を参考にしてください。
インストール版からクラウド版へ切り替える操作手順について
インストール版からクラウド版への切り替え手順については、こちらをご覧ください。
「PCA FinTechサービス」のインストール版からクラウド版への切り替えについて
金融機関におけるサービス名の変更について
対応金融機関一覧のサービス名とMoney Look for PCAにおけるサービス名の変更を行います。
クラウド版(銀行API含む)に対応することで、「(ID/PW)」「(証明書)」表記する必要がなくなり、サービス名を統合いたします。
下記の一例を参考にしてください。
サービス名 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
みずほ銀行 | [法人]みずほ銀行-みずほe-ビジネスサイト(証明書) | [法人]みずほ銀行-みずほe-ビジネスサイト |
[法人]みずほ銀行-みずほビジネスWEB(証明書) | [法人]みずほ銀行-みずほビジネスWEB | |
[法人]みずほ銀行-みずほビジネスWEB(ID/PW) | ||
[個人]みずほ銀行 | [個人]みずほ銀行 | |
りそな銀行 | [法人]りそな銀行(ID/PW) | [法人]りそな銀行 |
[法人]りそな銀行(証明書) | ||
[個人]りそな銀行 | [個人]りそな銀行 | |
住信SBIネット銀行 | [個人]住信SBIネット銀行 | [個人]住信SBIネット銀行 |
[法人]住信SBIネット銀行 ※新たに追加されます。 |
利用規約変更のご案内
クラウド版への対応により、「PCA FinTechサービス」を提供しているSBIビジネス・ソリューションズ株式会社の利用規約の改定が行われます。
クラウド版公開後、新しい利用規約は、こちらでご確認ください。