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Windows Updateに伴う PCAソフトへの影響

拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

さて、このたび、下記に記載の条件下において、『PCAソフト』を起動できなくなる現象が確認されました。現状、すぐに今回の現象が発生することはありませんが、現象を回避するプログラムを提供させていただきます。

弊社PCAソフトをご利用いただいておりますお客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご容赦賜りますようよろしくお願い申しあげます。

敬具

確認された現象 1

2017年5月29日

現在お客様にご利用いただいている『PCAソフト』の「日付入力・表示共通プログラム」において、将来、マイクロソフト社がリリースする「元号に関するWindows Update」(時期未定)が適用されると、『PCAソフト』を起動できなくなる現象が確認されました(和暦・西暦どちらの運用の場合も)。

マイクロソフト社の「元号に関するWindows Update」を適用する前に、今回提供のプログラムでアップデートしていただくことにより、この問題を回避することができます。

【対応方法】

下記「「日付入力・表示共通プログラム」対応版アップデート確認ツール」をダウンロードいただき、プログラムリビジョンのチェックをを行ってください。

※PCAソフトがインストールされているパソコンで実行してください。

判定方法
ご利用製品(ツール)が「最新プログラムリビジョン」の場合はアップデートの必要はありません。

作業の必要はありません。

ご利用製品(ツール)が「最新プログラムリビジョン」以下の場合は、最新ソフトをダウンロードし アップデートを行ってください。

重要 最新プログラムリビジョンへのアップデートが必要です。

自動アップデートおよびホームページダウンロード、プログラム提供にて最新プログラム版の入手が可能です。

プログラムディスクの提供について

対象の製品およびツールをご利用中で、かつ、弊社にご登録いただいている全てのお客様(サポート&サービス会員への加入/未加入に関わらず)に対して、
最新リビジョンのプログラムディスクを提供させていただきます。

ご提供方法
2017年5月29日(月曜日)より、最新プログラムリビジョンのプログラムディスクを順次提供させていただきます。

最新プログラムのご利用までの流れ

自動アップデートおよびホームページダウンロード等ですでに上記の修正プログラムリビジョンになっているお客様は、作業の必要はありません。

  1. バックアップの実行
    アップデートの前に、お客様が現在ご利用のデータのバックアップを必ず実行してください。
  2. アップデートの実行
    アップデート実行前に対象のPCAソフトを終了していることをご確認ください。ネットワーク版をご利用の場合、アップデートは、サーバー、全クライアントで実行する必要があります。
  3. システム領域の更新
    アップデート後に「システム領域の作成・更新」を実行します。
  4. PCAソフト起動
    PCAソフトを起動して、メニューの「ヘルプ」-「バージョン情報」を選択して、プログラムが最新プログラムリビジョンになっていることをご確認ください。

【注意事項】

※下記オプション製品をご利用中の場合には、必ずすべての最新プログラムが揃った段階でアップデートを実行してください。揃っていない場合、アップデートによりオプション製品が起動できなくなる場合があります。

<対象オプション>

  • PCA会計X 手形管理オプション / PCA会計DX 手形管理オプション
  • PCA会計X 電債管理オプション / PCA会計DX 電債管理オプション
  • PCA会計X データ連携オプション / PCA会計DX データ連携オプション
  • PCA会計X 連結決算連動オプション / PCA会計DX 連結決算連動オプション
  • PCA商魂商管X 受注発注同時入力オプション
  • PCA商魂商管X 売上仕入同時入力オプション
  • PCA商魂商管X データ連携オプション / PCA商魂商管DX データ連携オプション

※現在政府で「新元号」に関する検討がされていますが、『PCAソフト』の新元号正式対応版は、準備ができ次第、サポート&サービス会員ご加入のお客様に提供予定です。

※ソリューション製品など他システムとの連動、カスタマイズ製品、汎用データをご利用の場合は、『PCAソフト』のアップデート後、そのままご利用になれない場合がありますので、アップデート前にソフトメーカーまたは弊社のいずれかに運用の可否をご確認ください。

アップデート説明書について

バックアップ等事前作業からプログラムのアップデート方法をご確認いただけます。

確認された現象 2

2018年5月1日

現在お客様にご利用いただいている『PCAソフトDXシリーズ』で、マイクロソフト社よりリリースされた『Windows 10 April 2018 Update(Version 1803)』(2018年4月30日公開)を適用することにより、機能更新の一部に新元号に関わる更新が追加されたため、PCAソフトで『平成31年5月1日』以降の日付を入力、表示すると異常終了する現象が確認されました。

条件

  • PCADXシリーズのみ
  • Windows 10の環境で、「April 2018 Update」(2018年4月30日公開)を適用した場合

回避方法

  • 昨年提供済み(2017年一斉送付)のPCAプログラムでアップデートしていただくことにより、この問題を回避することができます。
  • 最新リビジョン(確認された現象①)以降を適用されている場合は発生しません。