クラウド、ERP、会計ソフトはPCA。

株式会社 東横イン様 導入事例

PCA 導入事例

株式会社 東横イン様 イメージ図

日本を代表する大手ビジネスホテルチェーン『東横イン』。海外にも積極的に出店し、現在は韓国、カンボジアで開業しており2017年にはドイツ、フィリピン、フランスにも出店を予定している。とりわけ韓国ではすでに7店舗を営業しており、日本国内の店舗と変わらないレベルで売上や経費などの詳細を把握したいと考えていた。そこで導入したのが『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』。今後も続々と海外出店を控える中、PCAの同システムへの期待は大きいと語る。

  • PCA会計XシステムB
  • PCA会計X 海外会計データ受入オプション
導入の狙いと導入の効果
  • 韓国内の各店舗の会計データを経費や売上の詳細まで把握したい。
  • 現地での導入は業務を妨げることなくスムーズに行いたい。
  • 内部統制という面だけでなく、今後の海外店舗の分析にも役立てたい。
  • 『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』によって、店舗ごとの経費や売上の詳細をつかむことができる。
  • アライアンスを提携している韓国DOUZONE (ドゾン)社は、韓国内でトップシェアを誇るソフトウェアメーカーのため、新たにソフトの買い替えが必要なく、スムーズにシステム導入ができた。
  • 簡易日本語翻訳機能等により出力された会計データに言葉の壁がなくなることで双方の信頼関係も深まる。現地の会計事務所などに依頼せず自分たちでダイレクトに数字をつかむことで、今後の海外店舗の経営戦略にも活用できる。

プロファイル

株式会社 東横イン

  • 所在地:〒144-0054 東京都大田区新蒲田1丁目7番4
  • 設立年月日:昭和61年(1986年)1月23日
  • 資本金:5,000万円
  • 主業種:サービス業
  • 業務内容:エコノミーホテルの運営
  • 従業員数:10,288名 (2016.3末現在)※パートタイム従業員含む
  • 店舗数:262店舗 (2017.2.13現在)
  • 客室数:51,918室 (2017.2.13現在)
  • 店舗展開:46都道府県(高知県を除く)と海外で展開 (2017.2.28現在)
  • URL:http://www.toyoko-inn.com

導入前の運用と課題

株式会社 東横イン 本社ビル外観(東京・蒲田)

株式会社 東横イン

本社ビル外観(東京・蒲田)

Toyoko Inn Korea Co.,Ltd.理事 洪 京珠 氏

Toyoko Inn Korea Co.,Ltd.

理事

洪 京珠 氏

積極的に海外出店。韓国内では人気知名度2位のビジネスホテルチェーンに

駅前の便利な立地にリーズナブルな価格で宿泊できるビジネスホテルとして、広く知られている東横イン。同社は積極的に海外での出店も行っている。2016年末時点で韓国に7店、カンボジアに1店開業しており、2017年にはドイツ・フランクフルト、フィリピン・セブや、フランス・マルセイユの一等地、さらに2018年にはソウルの人気エリア・カンナムなど今後も海外出店が目白押しだ。

とりわけ韓国内ではビジネスホテルチェーンの人気・知名度で東横インが2位を獲得し、今後5年以内には30店舗のオープンを目指している。

「2008年に釜山、2009年にソウルにオープンした当初は日本人のお客様がほとんどでした。しかし韓国内でも当社の名が知られるようになり、現在は韓国内の東横インご利用のお客様のうち60%が韓国人、20%が日本人、残り20%がその他の外国人となっており、韓国内でも東横インの名はすっかり定着しております」(Toyoko Inn Korea Co.,Ltd. 理事 洪京珠氏)

株式会社 東横イン 経理財務部 部長補佐 古田 富美子 氏

株式会社 東横イン

経理財務部 部長補佐

古田 富美子 氏

日本国内と同様にホテル1店舗ごとの売上や経費を確認したい

順調に韓国の店舗が増える中で課題となっていたのが韓国の月次の経理処理の詳細をなかなか把握できないことだった。

「これまで日本本社では韓国の数字を日本語訳された合計残高試算表ベースで確認していたのですが、そこに出ているのは韓国店舗の合算された数字でした。やはり知りたいのは店舗ごとの数字です。店舗ごとの売上や経費の詳細を知るためには、以前はその都度、韓国側に電話やメールで問い合わせたり、業績会議で役員側から質問がある場合はその場で洪さんに対応してもらったりと、詳細をつかむのになかなか時間がかかっていました。そこで海外店舗の経理の在り方を一から見直そうと思い、ご紹介いただいたのが『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』でした」(経理財務部 部長補佐 古田富美子氏)

選定のポイント

連携テスト期間にじっくりと検討。韓国DOUZONE社の支援で導入もスムーズに

『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』を検討するにあたって、同社は連携テスト期間を利用した。まず2016年3月から日本と韓国の連携を開始し、8月からPCAとアライアンス(ALAE:アーレイ)を提携している韓国DOUZONE社のシステムを日本に導入 。取材時はまだ実務面で頻繁に使用してはいないものの、韓国内の各店舗の会計データの詳細を日本で取得し把握・確認できる体制は確立できている。

「選定の決め手として、まず1つは連携テストの対応をしてくださったことは大きいです。このテスト期間で『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』が当社にメリットをもたらす可能性があることがわかりました。そしてもう一つ決め手となったのがアライアンス(ALAE:アーレイ)だからこそできた韓国DOUZONEさんとPCAさんの導入時の手厚い支援です」(古田氏 洪氏)

【メリット1】PCAは各国の会計ソフトのトップメーカーとアライアンス(ALAE:アーレイ)を提携しており、『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』導入時には各国の提携先企業が、現地で導入サポートを行うことが可能。

Toyoko Inn Koreaでは以前から『ALAE』加盟のDOUZONE社の会計ソフトを使用していた。そのため韓国のスタッフは以前とまったく変わらない環境で引き続き入力を行なえる。『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』導入時もDOUZONE社とPCAが導入支援を行った。PCAでは各国でトップシェアのソフトウェアメーカーと『ALAE』を提携しており、海外での法改正や会計基準の変更などにもアライアンスの協力体制を活かすことで柔軟に対応できる仕組みにしている。

導入の効果

海外の会計データを日本語でストレスなく理解できる=お互いの信頼関係も深まる

実際に日本本社から韓国の会計データをタイムリーに確認できるようになったことで、いくつかの効果を実感できているという。その一つは「日本語でデータを確認できるためストレスなく処理を進められる。それが双方の意思疎通をさらに深める」という点だ。

【メリット2】『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』で海外支店のデータを日本側で確認する際には、@外国語勘定科目の日本語勘定科目への置き換え。A連結用の勘定科目への組み換え。B日本円に換算した金額。C元の外貨の金額。これらの置き換えや確認が可能。

【メリット3】小数点以下が発生しない韓国通貨₩(ウォン)のため、同社では『PCA会計X』の帳票や分析ツールをそのまま利用できる。

株式会社 東横イン 経理財務部 小田切 孝子 氏

株式会社 東横イン

経理財務部

小田切 孝子 氏

Toyoko Inn Korea Co.,Ltd. 経理総務部 代理 朴 成禮 氏

Toyoko Inn Korea Co.,Ltd.

経理総務部 代理

朴 成禮 氏

株式会社 東横イン 本社ビル エントランス

株式会社 東横イン

本社ビル エントランス

株式会社 東横イン 本社ビル ロビー

株式会社 東横イン

本社ビル ロビー

「以前なら細かく伝票まで確認しようとすると当然韓国語になります。そこが『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』では摘要文や勘定科目が日本語に置き換えられており、すんなりと理解しやすくなります。このオプションによって言葉の壁を乗り越えることができ、それは日本・韓国の意思疎通を深める力にも繋がると思います。実際に自分のデスクのパソコンから『PCA会計X』で韓国の生データを取り込み確認できているわけですから、大きな進歩だと思います」(経理財務部 小田切孝子氏)(Toyoko Inn Korea Co.,Ltd. 経理総務部 代理 朴成禮氏)

『PCA会計X』は円貨のみの対応であるが、同社の場合は、韓国ウォンにて小数点以下が発生しないため現地通貨の帳票をそのまま利用できるというメリットもある。なお小数点以下が発生する場合でも当オプションで受け入れた期首残高・仕訳に関しては各種帳票(外貨明細・外貨仕訳帳・外貨元帳・外貨集計表・外貨合計残高試算表など)で確認できる。

現地での監査対策。そして海外店舗の経営分析に、当オプションを活用

同社ではまだ本格的な稼働ができていない状況だが、『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』導入によるメリットは韓国→日本の勘定科目や数字の置き換え以外にも、様々な波及効果をもたらそうとしている。国内・国外を問わずホテルをオープンさせている同社にとって、毎月1回の業績会議の時間は忙しい社員が一堂に会する貴重な時間になる。以前はこの場で役員から不明点について質問され、それに対応していた。

「しかし会議の時間には限界がありますから、詳細を詰めることができないのが現状でした。例えば先月釜山の店舗では何と何を経費で購入したかなどは、以前はすぐに確認できませんでした。しかしこれからはPCAのこのシステムによって日本国内の店舗と同様に詳細を確認できます。韓国では日本以上に監査が厳しく、その対策としても本社で細かなチェックをしたかったわけです。以前はExcel(R)での合計残高試算表ベースでしたから、現在の各店舗の詳細までわかる状況は大きな飛躍です」(古田氏)

「『PCA会計X 海外会計データ受入オプション』の導入は内部統制という目的も当然ありますが、今後世界各地に出店していくうえで、国によってどの部分に経費がかかるのかなど今後の経営戦略に役立つ具体的なデータを得ることにもなるはずです。東横インは海外でも日本と同じ仕様の客室や設備をご用意しており、損益をより詳しく把握するためにも当オプションへの期待は大きいです」(小田切氏)

海外出店した企業の場合、会計処理を現地の会計事務所へ委託するケースが多い。しかし当オプションによって自社がダイレクトに海外拠点の数字をつかむことで、経営判断のスピード化につながる可能性もあるだろう。

構築システム概要

今後の展望と課題

株式会社 東横イン HP

株式会社 東横イン HP
http://www.toyoko-inn.com

現時点では韓国・カンボジアと文化も言葉も日本と大きく異なる国でホテルを営業している同社。「できれば他の国でもこのPCAのシステムを使いたい」と古田氏は希望している。

1986年の第1号店のオープン以来、総客室数5万室を超える日本最大級のホテルチェーンとなった東横イン。海外のホテルも日本同様「清潔・安全・値ごろ感」のある客室を提供する宿泊特化型ホテルですが、まだ認知度が低く、海外旅行に訪れて初めて「こんなところに東横インが!」と驚く人も少なくないという。

「日本語サービスもご用意しておりますのでぜひ多くの方にご利用いただきたいです。Toyoko Inn Koreaも日本同様、女性が支配人を務め、女性の感性を生かした心地よいホテル運営を行っております。国内はもちろん海外にも続々とオープン予定ですので、PCAのグローバル支援サービスの更なる拡充に期待しつつ、今後も多くのお客様に愛用していただけるホテルを目指していきます」(古田氏 洪氏 小田切氏 朴氏)

ピー・シー・エーから一言

営業担当者 コメント

『PCA会計X』『PCA海外会計データ受入オプション』のご利用頂きまして、誠にありがとうございます。

『PCA海外会計データ受入オプション』では、韓国の代表的な財務会計システム『DOUZONE社 iCUBE』と連携を実現しておりますので、韓国で展開されている各店舗の財務状況の把握と海外子会社とのコミュニケーションツールとしてご活用頂ければと思います。

また、今後は蓄積した会計データを基に韓国現地の店舗運営に役立てて頂ければ幸いです。

引き続きPCA製品のご愛顧の程宜しくお願い致します。

開発 会計チーム コメント

『PCA会計X』と『PCA海外会計データ受入オプション』をご利用いただきありがとうございます。

「他の国でもこのシステムを使いたい」とのお言葉は、開発者にとって非常に嬉しく思います。

現地メーカの導入支援が受けられるのがALAEの大きな特徴です。

今後も、他国へとご活躍の場を広める際にお役立ていただけますと幸いです。

また、『PCA海外会計データ受入オプション』の外貨試算表ですが、集計条件に管理仕訳区分を追加する仕様変更を行っております。

今後も、使いやすく便利な製品を開発してまいりたいと思いますので、末永くご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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※記載内容は取材当時の情報を元に作成しております。現在とは内容が異なる場合がございますのでご了承ください。

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